介護を通じて気づかされること
当ルームでも近年増えているご相談、高齢の親のケア。
例えば介護の内容がどうという専門的なことではなく・・・それに対する自分自身の在り方や自分自身のケアについてのご相談が多いです。
介護と一言でいっても、
・体の一部が日常生活に支障をきたすけど、頭はしゃっきりしている身体的な介護
・体は丈夫だけど、コミュニケーションに支障が出たり理不尽な内容を受け止めなければならない精神的な介護
・上記の両方
などなど・・・場合によって異なりますが、
世の中には、介護を受ける側のサポートは数多ありますが・・・子供世代の親を介護する側の人の心の在り方などのサポートはそれに比べて少ないですよね🤔
介護に対する専門知識を持っているプロの方は、手続きをしてくれたり介護のアドバイスなどをくれますが・・・
介護を通じての自分の在り方や向き合い方まではサポートに及ばないことも多い。
そのため、当ルームをご利用いただくお客様は・・・親との向き合い方、それを通じて感じる葛藤・罪悪感・怒りなど自分との向き合い方、自分の心を良い状態に保つ方法などを求めて来られます。
当ルームで開講しているヒーリング講座の内容は、このような状態にも対応しているため、自分の身を守るために学び始める方もいらっしゃいます。
介護している方々を見てて感じることは・・・
表面的な介護をしている方と、親とも自分とも向き合いながら介護している方では・・・そこから得る学びや自己成長の度合いに大きく差がつきます。
「表面的な介護」とは・・・例えば、現場のことはよくしらないし自分は何もしないけど・・・
それはダメ・かわいそうと口出しだけしてくる人、お金だけ払ってあとは他人にお任せな人、本人の望みをきかず自分が良いと思う施設やサービスを利用しようとする人 etc.
一見介護に携わっているようにみせかけて、介護現場を目の当たりにしない人です。
遠くに住んでいたり、兄弟姉妹のうちの誰かが近くにいる場合、口だけで心配している風に見せかけるけど実際はそれに対して何も行動していないというケースです。
この場合、圧倒的に高齢の親に対する知識不足の人が多いと感じます。
私もそうでしたが・・・認知症という言葉を聞いても、あんた誰?的な「相手が誰だかわからなくなる」ような「忘れる」状態を指すことだと思っていました😅
でも実際は、認知症の症状にはいくつかタイプがありますし、個人よって進行度合いも特徴も異なります。
まずどんな症状があるのか?を理解しないと・・・親の変化にも気づけないケースも見てて多い。
実際、お客様から親との関係性についてご相談いただいたとき、内容を聞いていると・・・それ、認知症じゃないかな?と感じることが多々あります。
でもお客様はそれに対する知識がないから、年齢を重ねて変化する親の扱いに・・・ただ単に戸惑ったり、怒りを覚えたり、そんな自分に罪悪感を抱えたり・・・という現象が起きます。
よく介護現場でも言われることですが・・・介護する側の人が、介護を通じて身も心もすり減って共倒れになるのは望ましくないということ。
そうならないためには福祉の専門機関に相談しましょう、とも言われていますが・・・
そこでの「相談」は、高齢の親への対処法や手続きなどは相談できますが、
たとえ一時話を聞いてくれたり軽いアドバイスはあっても、介護する側の人の自分の在り方や心のサポートまでには及ばないので・・・自分の保ち方は、日頃から自分自身でメンテナンスすることになります。
6月は久々に当ルームワークショップを開催します。
ワークショップのテーマは、本日のブログにも書いたように、高齢の親の変化に対する自分の在り方、心のケアなど自分自身のメンテナンスに焦点を当てています。
※介護の専門知識をお伝えする内容ではありません

こんな方におすすめ
- 高齢の親の変化に対するお悩みを共有したい
- 親との関係に隠れた魂の学びに気づきたい
- これから訪れる介護へ向けて、自分の心の準備をしたい
- 最近、高齢の親の変化を感じるようになったが対応に悩んでいる
- 高齢の親との関りの中で、自分の在り方・心のケアなどセルフメンテナンスをしたい
- 高齢の親との向き合い、それを通じての自分との向き合い学び、自己成長したい
- イライラや罪悪感をため込まない「感情ケア」の方法をしりたい
- 「こうすべき」と思い込んでいた「無意識のルール」に気づきたい
etc.
まだそんなに深刻な状況じゃないけど知っておきたい方から、対応で心身ともに疲れた方まで・・・
ワークシートでチェックしながら、自分の心を整える時間を持ちませんか?🙂
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