私は普段から現実的な話が多いせいか、目に見えない部分の話をしたら怒られるんじゃないかしら?・・・と思うお客様がたま~にいるようで・・・
私の仕事は目に見えない部分を扱うので・・・もちろん、怒るわけないんですが・・・😂
「誰かにこれを言ったら怒られるかも」という思考って、要注意。
なぜなら、自分の中に湧いた感情や思考を他人基準で考えてしまうから。
自分がそう思ったなら・・・こう感じたなら・・・本当はそれで良いですよね?🤔
この思考の人は、他人を軸として生きている場合が多いです。
これを言うと相手に良く思われなさそうだから、言わないでおこう・・・
これをやると相手に目をつけられそうだから、やらないでおこう・・・
これは良いことだってみんな言ってるから、やった方がいいかも・・・
これは悪いことだってみんな言ってるから、やらない方がいいかも・・・
自分を基準にするより、他人からどう思われるか・どう見られるかが重要なのです。
他人軸で生きていると、本当の自分の気持ちに気づけなかったり、気づいたとしてもスルーすることが多く・・・
これが増えれば増えるほど、現実生活の中でモヤモヤ、不安、依存、被害者意識、孤独感などが増え・・・現実が辛いけどどうしていいかわからない迷子状態になることもよくあります。
対して、他人軸じゃなく「自分軸で生きる」と・・・
自分の本当の気持ちに気づけてそれが増えれば増えるほど、現実生活の中で自分が望むように生きていくことができ、やりたいことを実現させたり周りからもサポートが入り、自由に自分が思うように生きていくことができます。
この違いは、他人軸は主となるのが「他人」で、自分軸は主となるのが「自分」ということです。
「他人目線で見る自分」と「自分目線で見る自分」と言うとわかりやすいかもしれません。
過去の私は完全に「他人目線の自分」で生きていました。だから、小さい頃からいろんな場面で辛さを感じることが多かった。
30代半ばまでそれに気づかず生きてきて、人生一番の暗闇にドーンと落ちた時・・・その時に初めて自分が他人軸で生きてきたことに気づきました。
その辛い時期がなかったら、一生気づかなかったかもしれないくらい・・・他人軸で生きるのが当たり前になっていました。
そこからは少しずつですが、自分を基準とする思考や行動に移していき・・・現在に至ります。
自分がそうだったからこそわかるのですが・・・他人軸で生きることは、人生の中で喜びや幸せを感じにくく・・・たとえ感じたとしても一時の幻のようなもので、根本的には満たされていない状態が続きます。
過去の自分もそうでしたし同じ状態の方を見ても感じることですが・・・他人軸で生きている人は、基本的に自己否定が強い人が多い印象です。
自分軸で生きたいと思っても、この自己否定グセがあると難しいこともあります。
その場合、まずは「自分は他人軸で生きている」ことを認識することから始まります。
自分は他人軸で生きているのかわからない・・・と思う方は、以下参考にしてみてください🙂
・物事や人に対して、良い・悪い、白か黒かジャッジしがち
・「普通」「~するべき」「~しなければならない」という言葉を使う
・自分のことはさておき・・・他者へ何かしてあげたい、役に立ちたいと思う
・「自分がどう思うか」より「他者がどう思うか」「他者からどう見られるか」が優先
・何事に対しても、体の反応や感覚よりも、知っている知識をフル回転させて頭で考える方が多い
・疑問に思うことや知りたいことがあると、自分の中で答えを見つけようとせず外へ答えを探しに行く
・社会的常識、モラル、ルールなどを重要視する
・他者の期待に応えようと頑張る
・自分の思いとは違う場合も、周りと合わせることを優先する
・自己開示や意見交換が苦手
・自分で自由に考えて行動するより、他者から指示されたり決まったルールに則って進める方がラク
・自己犠牲、被害者意識、依存心が強い
昔会社員だった頃の話ですが・・・何事も自分で決められず、周りの人にいちいち指示や判断を仰がないと決められないというお客様に遭遇したことがあります。
ザ・他人軸というような例でしたが・・・
そこでは商品選びの場面でその様子が表れていましたが・・・発言を聞いていると、「友達が良いと言ったから」「夫がこう言ったから」と、日常でも他人が良いと言ったことや許可したことに沿って行動している様子でした。
そして、一緒に来ていたお子さんも同じような発言をするので・・・親を見て子は育ちますから、お子さんもそうなるよね・・・と改めて感じました。
二人とも、会話の中で何度も「わからないからあなた(私)に決めてほしい」と言います。
たかが物をひとつ買うだけで、接客した人にまでそう言うくらいですから・・・日常では一日の間にどれだけ自分以外の人や何かに沿って行動しているんだろう・・・と思った記憶があります。
他人軸のわかりやすい例だったのでご紹介しましたが・・・これは極端な例で、日常の中の些細なことだと自分は他人軸で生きていると気づかないことも多いことでしょう。
そして、他人軸は依存も招きやすい。
長くなるので依存の話はまたの機会にしますが・・・依存も自分では気づかないことも多いです。
人生より良くしたい、現状を変えたいなら・・・今すぐ自分軸に戻しましょう😊
自分軸に戻すためには、日常の小さなことひとつひとつの場面で、「自分がどう思うか?」「自分は何をしたいか?」を意識することが必要です。
最初は慣れないかもしれませんが・・・まずは、常に自問自答を心がけてみましょう✨