親との関係性

当たり前すぎて気づかないこともある

当ルームでいただくご相談内容にも多い、親との関係性。

毒親に育てられたという自覚があるものから、一見幸せそうな家庭で育ち家族仲良しのように思えるけど・・・実は支配されて育ったなど、内容は様々です。

中でも、初めは別のテーマで当ルームを訪れて・・・話の流れで親との関係性の話題になり、そこで改めて話すことで親との関係性が健全なものではないことに気づく場合もあります。

50代以降になると親が70代~80代の場合も多いですが・・・子供が50代になって独立してもなお、子供をコントロールしようとする親・それに気づけず理由がわからないモヤモヤに悩まされる子・・などというケースも珍しくありません。

親が精神的に幼稚な場合、ワガママで自己中心的で感情的なことも多いですが・・・これはたとえ80歳になっても変わりません。

対して子供の方は精神的に成長していく場合も多いですから・・・子供時代とは違って、どこかで関係性が変わります。

しかし、親にとっては子供はいくつになっても「子供」というポジションですから・・・親や子供が高齢になっても親が過干渉のままだったり、支配しようとする現象が見られます。

親が敷いたレールに乗らない子供や、親が望むような行動をとらない子供に対して、こんなに苦労して育ててやったのに・・・産んでやったのに・・・感謝もしないで!とブチ切れる親を見かけることがありますが・・・、育ててやった・産んでやった、だから感謝しろ・・・これを言われた子供はどう感じるか?

考えればわかることですが・・・安易にこれを口に出している人もお見かけしますね🤔

自分が子供を持つと決め、この世に誕生させて、育てる選択をしているのに・・・子供に見返りを求めたり、お金がかかると嘆いたり、産まなきゃよかったとまで言われる人もいますね。

昔私の周りに、将来自分の面倒を見てもらいたいから子供がほしいと本気で言っている人がいましたが・・・・これを聞いたときは驚きましたね😔

私は若い頃から家を出て一人暮らしをしていたせいか、大人になってからは親に自分の人生に口出しされたことはありません。たとえ何か言われたとしても、従うこともなく自分がしたいようにします。

周りの人達の中で、30代以降になっても親と共依存している一見仲良し親子や、何でも親の許可を得ないと行動できない人、親からの評価を気にして親が気に入りそうな喜びそうな人生を歩む人などを見ていると・・・まだ自分と向き合うことも知らずいろんなことに無知で未熟な私は、なんでそんなに親に支配されているんだろう?自分のしたいようにすればいいのに・・・と不思議に思ったものでした。

自分と向き合っていくうちに、そんな簡単なものじゃないことに気づきましたが・・・

自分と親との関係性って、自分では生まれたときからずっとそうだったからそれが普通で何か問題があるのかわからないという方も多いと思います。

本人が特に何も問題を感じていないならそれでいいですが・・・何かお悩みのテーマを持っている場合、改善のために自分と向き合っていくと・・・そのテーマには関係ないようにみえて、実は親との関係性が大きく影響していた・・・という実例も多いです。

それを良い悪いで判断するのではなく、そういうことが関係していたから今こんなことで悩んでいたんだな・・・と気づくことで少しずつ解放していけます。

それができると、親との接し方や見方が変わったり、自分が変わることで親の反応が変わったりと・・・関係性がポジティブに変わっていくこともあります。

親に限った話ではありませんが・・・たとえ家族であろうと仕事上の関係であろうと、自分が変われば相手の反応も変わるのです。

余談ですが・・・この世に生まれるということは誰にとっても親が存在しますが・・・その生まれた子が子供を持つかどうかは、本人の人生の課題に入っている人は持つだろうし、そうでない人は持たないと私は考えています。

子供を産むことを通じて学びがある人、その他のことを通じて学びがある人、どれも必要な人など・・・その人の人生の目的にとって必要なことは起こるし、必要でないことは起こらない。

当ルームのご相談の中にもありますが・・・子供がほしいけと授からないと悩む人は、自分の人生の課題は別のことを通じて学びがあると理解できると、その執着から解放される方もいます。

「親だから」「子だから」と「~すべき」「~せねばならない」と縛ることなく、健全な関係性を築いていきたいですね🙂

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