他人の癒しの前に・・・
将来的に自分で何かサービス提供をしたいという方の抱負を耳にする機会が多い私ですが・・・
その前に取り組むことがあるのでは?と思わざるを得ない場面に遭遇することがあります。
例えば・・・
カウンセラーになりたい人が・・・他人の話を耳を傾けられず人の話をさえぎって自分ばかり話してたり、
他人の体をケアする人が・・・自分自身が不健康で常に体調が悪かったり。
経験不足の場合なら、実践を積みながら成長していけますが・・・もともと基本の状態になれていないものは、たとえ実践を積んでも改善されないことも多々ありますし、お客様にとっても迷惑な話です。
でも、そのような状態の方って・・・それが理解できないんですよね😅
何度かお見かけしたことがありますが・・・自分がめちゃくちゃ重い状態で他人を癒したいとか言うけど・・・どうやって?
「他人を癒してあげたい」と言う人がいますが、私は癒しは本人が起こすものだと考えているので、「誰かが癒してあげる」ってそもそもできないと思ってます🤔たとえ一時は「癒された」ように感じるかもしれないけど。
これは私の持論なので、いろんな考え方があると思いますが・・・他人は癒しのきっかけやお手伝いはできても、真の癒しは本人にしかできないんじゃないかと。
他人を癒してあげたいと思う人の中には、そうすることで自分に価値を感じたいと無意識に思っていることも多い印象です。
その場合、他人の癒しよりも先に、自分で自分を癒すことに目を向けるのがおすすめです。
ここをスルーして、自分が重い状態のまま「他者を癒してあげたい」とサービス提供を始め、後々自分の状態が悪化してやめていく人を何人か見たことがあります。
かといって、「自分はまだまだ」と完全な自分になるまでできない!という人もいますが・・・今この瞬間、もう完全な自分なんだよって思いますけどね・・・😅
個人的におすすめなのは、「まだまだ」と思っても知識習得が済んでるなら、「まだまだ」の部分は実践やトレーニングで底上げしていくこと。
冒頭でご紹介した例のように、カウンセラーになりたい人が・・・他人の話を耳を傾けられず人の話をさえぎって自分ばかり話すクセがあるなら、トレーニングの中で改善していくとか。
ただし、他人から料金を頂戴してサービス提供するのですから・・・最低限自分を整えるというラインはクリアする必要があると私は思います。
そのラインがわからない場合は、もし自分がお客様だったら・・・自分からサービスを受けたいと思うか?を考えてみたり、周りの人のアドバイスに耳を傾けるのもいいかもしれません。
以前実際にあった例ですが・・・不倫で自分が苦しんでいる状態の方が、将来本業にしたいけど今は会社員だからまずは副業ということで・・・他人の幸せのアドバイスをする仕事を始めました。
最初は何人かお客様が来ましたが・・・途中でつらくなって、お客様もこなくなり結局やめてしまいました。
後にこの方が言っていたことは、「もし自分がお客様なら、当時の自分の状態のような人からは受けたくない」と思ったそうです。
この方はその後、自分を整えることに専念しました。
不倫もやめ「自分は幸せになる」と決め、その後知り合った人と結婚しました。
そして、やめてから5年後に再チャレンジし、見事本業にしました。
今は自分の様々な経験を活かして、たくさんのお客様に喜ばれています。
本日は上記の一例をご紹介しましたが・・・同一人物でも、自分がどんな状態かによってパフォーマンスにも差が出たりそれが結果につながっていったりします。
せっかくやるなら、お客様にとっても自分にとっても喜ばしい状態になりたいですよね✨
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