「頑張っているのにうまくいかない」のはなぜ?
日頃からいただくご相談でよく耳にする「頑張ってるのに、うまくいかない」という現象。
「自分なりに努力しているのに、なぜか結果につながらない」
「間違ったことはしていないはずなのに、評価されない」
こんな違和感は、特別な立場の人だけでなくごく普通に生活している人にもよく起こります。
婚活が長引いてしまう人、仕事でなかなか評価されない人、人間関係がこじれやすい人。
サービスが売れない人・・・・
その多くに共通しているのが、「強すぎるこだわり」
ここで言う「こだわり」とは、
- 信念があり、自分の考えを持っていること
・・・ではありません。
「こうあるべき」
「これは譲れない」
という固定観念を指します。
「強いこだわり」があることで・・・相手や状況とズレが起こることでうまくいかないこともよくあります。
本日は、「こだわり」を手放し、「人に求められるものを選ぶ大切さ」についてお伝えしていきたいと思います。
「こだわりが強い」ほど、選択肢が狭くなる
まず最初に・・・こだわりを持つこと自体は、決して悪いことではありません。
しかし、それが強くなりすぎると、無意識のうちに選択肢を減らしてしまいます。
- これは私には合わない
- こんなやり方は好きじゃない
- 理想と違うから意味がない
このような判断を重ねるうちに、「チャンスそのもの」が目に入らなくなってしまう。
結果として、「頑張っているのに、うまくいかない」と感じる。
<婚活の例>理想条件へのこだわりが強すぎる場合
婚活を例にすると・・・
よく見られるのが、条件への強いこだわりです。
- 年収はいくら以上
- 学歴はこれくらい
- 性格はこうであってほしい
- 「ときめき」がないと無理
など・・・もちろん、希望条件を持つこと自体は悪いことではありません。
しかし、
「相手と自分がどんな関係を築けるか?」よりも、
条件を優先しすぎてしまうと・・・出会いのチャンスが一気に減ることも事実。
一方で、婚活がうまくいく人は、
- 一緒にいて自分がどう感じるか?
- 「現実的」な生活を想像できるか?
というように・・・自分が相手といることで、「どんな状況になるか?」という現実面を重視しています。
これを「妥協」と感じる人もいるようですが・・・
婚活していると、「結婚」がまるでゴールのように感じられる人も多い中、
「結婚の先」にある「その後も続く自分の人生」を考えた時、「結婚生活」に対してきちんと現実を見ているということ。
そのため、自分が結婚に対してこう考えるように・・・相手はどう考えているだろう?
また、自分はどんな人から受け入れられやすいだろう?
という相手からの視点も大切にしています。
<仕事の例>評価されない人に多い思考パターン
次に、仕事の例でいくと・・・
「こだわり」が足を引っ張ることがあります。
- 「正しくやっている」のに評価されない
- 効率よりも「自分のやり方を優先」したい
- 上司や顧客の要望に「納得できない」
このような場合、本人はいたって真面目です。
しかし、実際に会社側が求めているのは、
- 早さ
- 分かりやすさ
- チームとしての成果
などであることも多いのです。
「会社で評価される人」は、自分のこだわりを前面に出したり、「自分の正しさ」を証明しようとするよりも、
相手が何を求めているか?を先に考えています🙂
<個人でサービス提供している例>「良いもの」を出しても選ばれない理由
会社に所属せず、自営業やフリーで活用している人にも、この問題は当てはまります。
たとえば、個人で商品を販売したり、講座・セッションなどを提供しているけど・・・
自分では質の高い内容を適正価格で提供しているつもりなのに・・・
周りを見渡すと、浅い内容で安価なものや、内容はさておきパフォーマンスが派手な人が売れているように感じる。
この場合、多くの人が
「内容のレベル」や「自分の想い」に意識を向けがちですが・・・
実際は、選ばれている人が必ずしも内容が浅いわけではないし、パフォーマンスがうまいだけではないことだってあります。
売れている人は、相手の立場の視点を持っている、ということ。
たとえば、
自分では「質が高い内容を提供している」という場合、専門的な話や専門用語が多く・・・はじめてそれに触れる人には理解が難しい・・・とか、
自分では適正価格だと思っている金額が、同じカテゴリのサービスを提供している他の人に比べて極端に高かったりなど・・・
「選ぶ側」の視点に立って考えられたものではなく、「自分が満足できる内容」で提供しているケースもよく見ます。
そんなときは、自分がお客様だったら・・・という視点で見つめ直すと、
質はそのままに、もっと需要があるサービスが展開できることもあります。
こだわりを手放す=「妥協する」ことではない
ここで誤解しやすいのが、
「こだわりを捨てる=我慢する・妥協する」という考え方。
実際には、
- 「全て」を手放す必要はない
- 軸となる部分はぶれないでいい
- でも、頭は柔軟にする
このバランスが重要です。
相手や状況に合わせて表現や選択を変えたり、
需要があるものを提供するということは・・・
「自分を曲げる」ことではなく、調整です。
なぜ「需要」を見ると、物事が動き出すのか?
人は多かれ少なかれ、
自分の中で、「これが正しいはずだ」
という価値観を持っています。
「需要」を見るというのは、
自分の考えを全て捨てて相手を優先することではなく、現実を正確に見ることです。
- 今の自分に何が求められているのか?
- この場面で必要な役割は何か?
これを冷静に考えられるようになると・・・人間関係でも無駄な衝突を避けられ、「うまくいかない」と思う「遠回り」が減っていきます。
私の過去の例
ここで、私の過去の例を紹介します。
自分と向き合うことなく生きてきた昔の私は・・・
パートナー探しでも仕事の面でも、まさに本日紹介した例のような状態でした。
パートナー探しをしていた初期の頃は・・・「こだわり」がないつもりでも、やはりいくつか自分なりの「こだわり」を持っていました。
「自分も選ばれる側」であることを忘れたかのように、「こうであってほしい」という思いがありました。
だから、うまくいきませんでした。
自分と向き合うようになってからは・・・「なぜそれを相手に求めていたのか?」に気づき、求めるのをやめました。
そして、「自分が選ばれる側」の現実として、「需要」の部分を考えていきました。
さきほどお伝えした「現実を正確に見る」、ということ。
これができるようになると、自ずと思考や行動も変わりますから・・・
その後の出会いに活かすことができ、あっさりとうまくいきました。
また、仕事面では・・・ある時から、「自分なりの頑張り」よりも・・・
「お客様」や「会社」が自分にどんなことを求めているか?を重視することにしました。
すると・・・それに伴い、仕事面でも目に見えて成果が出るようになり、評価もされるようになりました。
「評価されること」が目的ではないですが、需要を満たすと結果も伴うというわかりやすい例です。
現在は、自分のサービスを提供していますが・・・
これも同様で、たとえ自分が「いいものができた!」と思っても、反応が鈍かったり・・・🤣
自分的には全く視野になかったものでも、複数のお客様から要望があったので作ってみたサービスは喜んでご利用いただけたりと・・・
「こだわり」を優先し続けていたら、お客様の喜ぶ顔も見れなかったわけで🤔
自分の「軸」となる部分を捨ててすべて合わせる必要はないですが、「需要」って大事な部分なんです。
こだわりを手放すと、見える世界が変わる
婚活、仕事、サービス提供など・・・
それぞれ状況は違っても、「うまくいかなくなる構造」はとてもよく似ています。
「こだわり」は、それまで自分を守ってきた大切な考え方でもあります。
しかし、その「こだわり」が今の現実に合っていない場合、人生は停滞しやすくなります。
そんなときは、「自分の中の正しさ」を基準にするのではなく、
自分には何が求められているか?を一度見直してみるのがおすすめです。










