自己責任に気づこう
先日お客様との会話の中で、嫌なことや腹立つことがあっても・・・
「そもそも自分は何をしたかったんだっけ?」と初心に帰ることで、今感じている不満や感情に対して客観的に見ることができるようになり、
この道を選んだのは自分がそうしたくて決めて選んだことだ、と気づく。
というお話をされていました。
いやぁ素晴らしいですね🙌
この方のおっしゃる通りで・・・今目の前の現実は、これまでの自分の選択の積み重ねで表れているものです。
それに対して、人間ですから様々な感情を持つこともあるでしょう。
でも、そもそも自分は何をしたくて今の状況につながってるんだっけ?って考えると・・・
今目の前のことに一喜一憂したり他人に感情を振り回されること自体に意味はないことに気づくのです。
例えば、私が耳にすることが多い・・・配偶者に対しての不平不満。
旦那がこんな様子で、あーでこうで、ひどいと思わない?・・・みたいな話を聞くと、いつも「その旦那さんを選んだのはあなたでは?」と思います。
これは、他人は客観的に見れるからこう思うのであって・・・本人的には、「自分が選んだ」という事実はなかったことにしているのです🤣
昔みたいな上流階級の政略結婚じゃない限り、当人たちの意志で結婚する人が多いと思います。
結婚した理由は・・・「相手が好きだから」「誰でもいいから早く結婚したかった」「経済的に苦労しなさそうだったから」「外見が好みだったから」「海外転勤が多く海外に住めるから」etc.
人によって理由は様々でしょうが、たとえ相手が誰でも良かったとしても・・・最終的に「その相手を選んで結婚した」のは自分です。
会社もそうですね。
会社に勤めている人の多くは、上司・同僚・取引先・お客様・環境・給料・業務内容・勤務地etc. 会社にまつわる愚痴を言う人が多いですが・・・会社はただ黙ってても入社はできないので、自ら入社したんですよね?ってなります。
以前遭遇した例で・・・標準体重よりかなりオーバーしている女性の話を伺ったとき、「たくさん食べてないし、運動もしてるし、痩身エステにも通ってるのに・・・なぜ痩せないのかわからない」とおっしゃっていたことがありました。
自分がふくよかな体型の理由は、自分はきちんと対策しているし、自分のせいじゃない何か原因不明の理由で今の体型を維持しているとのことでした。
しかし、よくよく話を聞き進めていくと・・・自己申告の「運動」は「通勤で少し歩くこと」であったり、量はたくさん食べていなくても油や糖質が多い食事やおやつ、不規則な食事時間、朝方まで夜更かしして睡眠時間が短い、エステの担当者からは「脂肪燃焼しにくい体だから、まずはそれを変えていくことが大切」と指導を受けているけど何もしてないことが判明したりと・・・
実際は、本人が申告するように「原因不明の理由で、なぜ痩せないのかわからない」状態ではありませんでした😅
何かのサービスを利用したけど期待通りじゃなかったとき、たくさんの選択肢の中からそれを選んで決めて利用するのも自分で選んで決めたことです。
現代は、雰囲気やサービス内容などが自分が期待とは違ったからと・・・サービス、モノ、人、お店、公共の場所などに☆をつけて批評する人もいる世の中ですが・・・
文句を書いている場合・・・たいていは本人が期待したのと違ったってだけで、そのサービス、モノ、人、お店、場所自体にはこれといって非が見当たらないというケースも多いです。
自分の選んで決めたものに対して不満を感じるということは、それを選んだ自分をも否定しているのと同じです。
他人を攻撃しているようにみえて、実は自分自身も攻撃しているのです。
これを知らずに、自分が選んだり決めたりしたことを否定する人の多いこと・・・
一見、自分は悪くない。という印象を与えがちですが・・・それは本当でしょうか?
とはいえ・・・私も昔は自己責任の意識が薄く、被害者面をして生きていた時期があります😅
だからこそわかるのですが・・・その意識では、上辺だけの幻の幸せはあったとしても、真の意味での幸せにはなれません。
幻の幸せで現実逃避して生きたいならそれでもいいですが・・・人生良くしたいと本気で思う場合は、これをやってるといつまでたっても人生良くならないので要注意です。
何かに依存して生きてきた結果今の自分があったり、何かを良いと思って生きてきた結果今の自分があったり・・・
人によって今の自分は満足がいくものであったり、そうでなかったりするかもしれませんが・・・
どんな今の自分も、過去の自分が決めて選択してきた結果であり、自己責任であることが理解できると・・・冒頭でご紹介したお客様の例のように、
たとえ嫌なことや腹立つことがあっても・・・
「そもそも自分は何をしたかったんだっけ?」と初心に帰ることもできますし、
現状に対しての自分の選択が今を作っていることも腑に落ちることでしょう。
どんな風に生きるかは本人が決めれますが・・・現状を嘆いて生きるか、事実と向き合い改善していくか、それは自分次第です🙂
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