頭の中にストックした知識を探すのが得意な私達
お客様との会話の中で日々感じることなのですが・・・何かのガイドがないとどうしていいかわからないというケースをよくお見かけします。
例えば、何かの講座を受けたりスキルを習得した。
よし!じゃあそれを使って自分で練習していくぞ!・・・ってなったときに、事細かく説明した手順や「こうやって進めるんだよ~」という指針がないと、いざやろうとしても何していいかわからない・・・という状態。
当ルームの例だと、講座(クラス)の中で教えている内容があっても、それをふまえて一人で家でやろうとしたら「あれ?どうしたらいいんだっけ?🤔」ってなる方もいます。
当ルームは頭で考えることよりも感覚とか見えない部分を鍛える練習だったりワークだったりするので、教科書通りにやることに慣れている方には、最初は戸惑うこともあるかもしれません。
そう、私たちは子供の頃から学校で教えられた通り、教科書通りにやることに慣れているのです。
教科書通りということは・・・頭で考える部分が大半なので、「頭で考えること」はみんな得意です。
その反面、自分で考えて、決めて、選択して、進めて・・・というのが苦手な人が多い。
「自分で自由に考えて好きなようにやっていいよ」って言われても、見本がないとできないんです😅
当ルームでは、カードリーディングやチャネリング(受講者限定講座)も教えていますが・・・これらを磨きたいなら、今までの「頭で考える思考」から「感覚で受け取る」ことに慣れて変えていかねば難しいのです。
カードリーディングを教える際に、カードの意味を事前に暗記する方がたまにいらっしゃいます。
カードの意味を知っていることは別に問題ないのですが・・・「頭で考える」が優位な状態のままだと、その意味に囚われて感覚で受け取った部分を優先することが難しいです。
なので、「教科書(カードの解説書)通りのリーディング」といった感じになります。
この場合、他者相手に練習せずに一人で練習するタイプが多い(私調べ)ので、そのリーディング内容で相手に通用するかを確認することができません。
実際やってみると・・・「それらしい」ことは言えるけど、依頼者の状況に対しての具体的なリーディングはできていない場合も多いです。
なぜなら、頭の中にある「知識の引き出し」から情報を探して答えることしかできないからです。
こんな風に、感覚を優先することが難しい状況なのです。
私もカードリーディングを始めたばかりの頃は、こんな状態でした😅
試行錯誤して変えていきましたけども・・・。
何でもそうですが・・・習ったことって、やっていかないと身に着かないです。
何かを習っても、ずっと誰かがその都度「こうしなさい」「ああしなさい」って言ってくれるわけではありませんし、テキストやガイドブックがあったとしても、それは基本となる部分であり、そこに書いていないことも実際には起こりますよね。
それに対応できる力をつけるには、とにかくやらなければ始まりません。
お客様のお話をきいていると、「過去にどこかで●●を習ったけど、今は使ってません」という方が多いですが・・・理由をきいてみると、「習った後自分で継続しないからそのうち使わなくなる」というケースが圧倒的でした。
習ったら、アウトプットは基本です。
普段の仕事もそうですよね。新しい業務を教えてもらったら、やっていかないと覚えないし、やることではじめて机上で学んだ知識の意味を理解できるという場合も多いと思います。
頭の中にある知識の引き出しを使うことに慣れすぎた私達。
より良い人生にしたいなら、頭にある知識を引っ張り出してきて考えるよりも、感覚を磨くのがオススメです🙂
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