負の連鎖は続く
自分が他人にされて嫌だったこと・・・誰でもそんな経験があると思いますが、あなたはそんな経験をふまえ他人にどう接しますか?
・自分が他人にされて嫌だったんだから、自分も他人に同じようにしてもOK
・自分が他人にされて嫌だったことは、自分は他人には同じことはしない
大体どちらかに分かれます。
前者の場合、意識して「同じようにしよう」と思ってなかったとしても、無意識にそれが刷り込まれていることも多いです。
会社や家庭でもよく見かけますね。
自分は先輩にこういう風に育てられたから、後輩も同じように育てる。
親にこういう風に育てられたから、自分の子供も同じように育てる。
たとえそれが自分にとって好ましくないことだったとしても、それが「基準」としてインプットされているので、無意識に同じような行動をとる・・・こんなケースも多いです。
まれに、自分が味わった辛い思いを自分だけじゃなく他人にも味わってほしいと意図的にやっている人もいますが😔
私も会社員時代に経験したことがありますが・・・先輩が「自分が新人の時は先輩に仕事を教えてもらえなくて苦労した」と言っていました。
だから、新人の私がわからないことを質問しても・・・「考えたらわかるでしょ」といって教えてくれませんでした。
その会社に入社するのは初めてで、まだ仕組みもわからない状態で一体何をどう考えれば「わかる」のだろうか?と思いましたが・・・自分がそういう風にされたから、後輩にもそうして当たり前だと思っていたようです。
嫁姑関係でも見かけますが・・・お姑さんが自分の時代の嫁姑関係はこんなにつらかった・・・ということを切々と語り、あなたの時代はまだ恵まれている、自分はこんなに苦労したんだから・・・と、「恵まれてる」という言葉でお嫁さんを縛り、何も言えなくする。
お嫁さんはそんな状態がつらく苦痛に感じるけど・・・お姑さんは自分がかつてされたことを自分も今お嫁さんにやっていることには気づかない。
自分がされて嫌だったことを、意識しているかどうかはさておき、他人にそのまま同じことをする。
これらは負の連鎖です。
逆に、他人にされて嫌だったことは、自分も同じようになりたくないからと意識してやらない人もいます。
自分が同じような体験をしている先輩なのですから・・・今同じような思いをしている人の気持ちも状況もわかりますよね🤔なので、そこでサポートしたり、こんなときはこうするといいかもしれないよとアドバイスすることもできます。
自分が親から否定されて育った人は、自分の子供は良い部分を見つけて伸ばしてあげられるような環境で育てる人もいます。
前者の例と違って、自分がされたからといって同じことを他人にもするという概念を持たないケースですね🤔
とはいえ、前者のように自分がされて辛かったことを無意識に自分も他人へしていることに気づかないという例も多いので、この負の連鎖を断ち切らないことには、人生良くしていくことは難しくなります。
人生良くしたくないなら、それでもいいかもしれませんが・・・
良くしたい!って言っているのに、これをやっている人もよく見かけます。
その場合、自分の中にはどんな情報がインプットされていて、どんな情報を基準に自分は思考したり行動したりしているのか、それを知っていく必要があります。
しかし、人生良くしたい!と言っていても・・・自分を知るということをしない人が見てて非常に多い印象。
今まで様々なケースを見てきましたが・・・自分を知ることなしに、人生が勝手に好転して良くなるということは難しいと感じます。
本日の例のように、自分でも知らず知らずと負の連鎖を続けていたり、場合によっては自ら意図的に負の連鎖を続けていることもあるかもしれません。
その負の連鎖は、自分自身はもちろん関わる人たちにとって誰も幸せになりません。
それに気づいて解放していけると、変わっていきますが・・・
解放するかしないかを決めるのは、本人次第。
たとえ人生良くしたいと漠然と思ってても・・・具体的に自分はどうなりたいか?
それをイメージできないなら、まずはイメージすることから始めるといいかもしれません🙂
負の連鎖は、気づいて断ち切りましょう🙌
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