女性同士の人間関係

なぜ女性同士は「ややこしい」と感じるのか

日頃お客様から寄せられる人間関係のお悩みの中で多いのが・・・特に女性同士の人間関係について。

学生時代をはじめ・・・職場、ママ友、家族、友人、なにかの集まりの中で出会う人・・・などで起きる「ややこしい状況」

「女同士って、面倒くさい」そういう声も耳にします。

女性に限らずですが・・・「みんなと同じ」がいいことである、「みんなと同じ」が安心である・・・という人間の心理も影響しているかもしれませんが、

特に女性は群れたがり、「仲間」で在り続けるために・・・たとえ合わなくても同調しているケースも少なくありません🤔

自分達とは違う行動や考えをする人を排除しようとしたり、自分にはできないような活躍をする人を嫉妬心から攻撃したり否定したりすることも。

女性のみなさんは、一度はこんな場面に遭遇したことがあるのではないでしょうか?🤔

私も女性ですが・・・女性特有の「群れ」が苦手で、他人のことにばかり目を向けてヒマがあれば噂話してどこどこの誰々さんが〇〇したらしい・・・と真偽のほどもわからないことでネタにしたり・・・、

嫉妬心から相手を攻撃・否定する様子を今までたくさんみてきました😅

恐ろしいと感じたのは、最初は自分はそう思ってなかったにもかかわらず「同調圧力」によって、手のひら返したようにその場に染まってしまう人も多いという事実。

みんなと違うことをする人が、仲間外れになりやすい理由とは?

中でも、「自分と同等のレベル」か「下」だと思ってた人が・・・

・新しいことを始めた

・起業した

・自己発信を始めた

・社会で活躍した、認められた

・・・こんなとき、大半は「わ~、すごいね!」と言われると思います。

しかし、本人のいないところでいろいろ言われたり、「こっちに戻っておいでよ」と言わんばかりに輝かしい舞台から引きずり降ろそうという心理が働く人もいます。

「待った!」をかけてくる場合、意外に感じるかもしれませんが・・・自分がそれまで信頼してた身近な友人なことも多いです。

私も昔遭遇したことがありますが・・・人を「下」に見るクセがある女性が当時周りにいて、「自分より下」だと思ってた同年代の友人が結婚したときに・・・

負けじと自分も彼氏を作り経済力でマウントをとり、その友人が後に結婚生活で悩んでいたら「そんな旦那だめじゃん」と否定していました。

また、別の例では・・・「自分より下」だと思っていた女性に浮いた話がないと思ってたのに、急に「結婚する」と言われてショックを受けていた人もいました。

ちなみに、結婚した女性は浮いた話がないわけでも急に結婚したわけでもなく、ただこの女性にプライベートのことを話していなかっただけ。相手が勝手に、自分より「下」だと思っている人が自分より「上」じゃないことに安心していただけでした。

またまた別の例では・・・

専業主婦で楽しくやってた仲間の中から、自分のスキルを提供して社会で活躍する人が出てきたとき・・・

本人がいないところで、「そんな必死に働かなくてもいいわよね~」と自分は生活に困ってないというニュアンスを醸し出したり(その人はスキルを活かしたいだけで、そもそも生活に困って働いてるんじゃないですが・・・)

本人が壁に当たって悩んでいた時・・・それとなく「もうやめたら?」と活躍を阻止するようなことを言ったり・・・逆に、「あなたはもう忙しくて、私に構ってるヒマなんてないわね・・・」と、すねるケースもありました🤔

ちなみに、当ルームは「自分のスキルを活かしてなにかやりたい」という方をサポートしているので・・・その人が親しい友達にストップかけられるようなことを言われた・・・ということに悩んでいるお客様もいます。

そんな時は、距離をおくようにおすすめしています。

自分の活躍を阻止したり水を差すようなことを言ってくる人は、真の友人ではないことにも気づきましょう。

実際、距離を置ききれないで・・・せっかく活躍した場から離れて、「友人と仲良くすること」を選んだ人もいましたが・・・本人がそれで納得しているならそれでも構いませんがね🤔

相手を攻撃してしまう人の心理

一番多いのは、自己肯定感の低さからくるものです。

自分に自信がないと・・・他人の自由さ、強さ、魅力、スキルなどが・・・「羨ましい」が転じて憎しみに変わることも。

・本当は自分もそうなりたい(けどなれていない)

・自分が「良い」と思うものを相手が持っている

こんなときに起きやすいです。

その他にも・・・「自分が~すべきではない」と思ってることを相手がやっている・・・という場合もありますが、圧倒的に前者のケースの方が多い印象です。

根拠のないマウントを取る理由

これもまた同様、自己肯定感が低いことが原因です。

自己肯定感が高い人、自分軸がしっかりしている人は、相手に対してマウントをとりませんし・・・比較もしません。

「自分の価値」を「自分以外のなにか」と比較してしまうと・・・この現象が起こります。

本当は、「自分の」価値なんですから・・・「自分以外のなにか」という「もともと基準が同じでない」ものと比較できないですよね?・・・って話ですが🤔

ママ友さんの会話で耳にすることも多い・・・「あそこのお母さんは働いているから、子供のことを気にかける十分な余裕がない。」「それにひきかえ私は・・・家事で忙しいながらも、子供の習い事や塾の送り迎えもするし・・・なんなら学校にも迎えに行ってるし~」・・・みたいな。

働いているお母さんは、仕事しているから自由に勝手に動けないから仕方ありませんし・・・仕事して子育てして家事もしてるなら・・・それこそ忙しいんじゃ?って思いますけど、それきっと言っちゃいけないやつ・・・😂

女性って、同じ環境の人たちで群れるのが基本好きですよね。

同じような年代の人同士、近く住んでいる人同士、仕事を持ってる人同士、専業主婦同士・・・

環境が似ていると話が合うのでそうなりやすいのでしょうが・・・その反面、「同じエリア」からはみ出す人には厳しい部分も出てきます。

そんなとき、どうすればいいの?

違いを「刺激」として受け取る

自分と違う状況の相手に対して、攻撃したり・マウントとったり・仲間外れにする状況の場合・・・

相手が活躍したり、自分とは違う状況になることは・・・本来自分には全く関係のない「他人の人生」であることを第一に認識しすることが重要です。

その上で・・・自分とは違う状況であることを、ひとつの刺激として受け取り・・・自分の未来への可能性につなげていくこと。

本来、他人が何をしようと自分には関係ないはず。

しかし、そこに目を向けて何らかの言動をとるということは・・・自分の価値を見直す良い機会かもしれません。

「なぜ、今私は相手に対してこんな気持ちになったんだろう?」

「相手が〇〇な状況であることで、私にどんな不都合があるのだろう?」

と考えてみるのもおすすめです。

そのようなケースは、他人軸で生きているということですから・・・自分軸で生きられるように変えていけばいいのです。

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