人生もっと良くするための「気づき」

スピリチュアルに依存せず、自分で気づく力を育てよう

より良い人生にするための、「気づき」

あなたは「気づき」ときいて・・・どんなイメージを持ちますか?

私は日頃から様々な方とお話する機会がありますが・・・「気づき」に対して、スピリチュアルっぽいイメージを持ってる方が多いと感じます。

突然何かひらめいたり、メッセージが降りてきた的な・・・🤔

それも確かに「気づき」のひとつかもしれませんが・・・その場合、能動的というよりは受動的な傾向があります。

実際のところ・・・「気づき」って、受動的では受け取りにくいと私は思います。

なぜなら、たとえ気づきポイントがあったとしても・・・

本人がそこに意識を向けていなければ、スルーしてしまうから。

気づきを得やすい人は、アンテナをはって「キャッチできる状態」を能動的に作り出しています。

気づきポイントがないか、意識するということ。

他力本願・受け身思考の人は、「気づき」があることにも「気づかない」というケースを何度も目の当たりにしたことがあります。

やはりその場合も、気づきとは「自分で気づくこと」ではなく、まるで天からのお告げで気づきがもたらされるというような考えを持っていました。

「自分の人生の意味は〇〇だったんだ!」「私の使命は◇◇だったのね!」みたいな・・・。

だから、チャネリングを学んだりしますが・・・その学びの成果はでにくいわけで。

このようなスピリチュアル難民は見てて多いですが・・・ズレていることに本人が気づかなければ軌道修正もできないので、ずっと「気づき」を得られない・・・という状態が続きます。

私は自分自身の体験やお客様の様々なケースを見て感じることは、「気づき」を得られる人は基本的に「自分の内面と向き合う」ということをしています。

内面と向き合うからこそ、気づきやすくなるわけで。

何かに取り組んだり人と接する時にも、何も考えずにただ行う人と広い視野を持って行う人とでは、たとえ同じことをしていても視点が異なります。

「受け身」で気づこうとする人の落とし穴

たとえば、同じTV番組を観ていたとしても・・・

気づきを意識してTVを観ているAさんは・・・そこで目にした情報をもとに、別の角度から考えてみたり、あらゆる可能性に目を向けます。

なんとなくTVを眺めているBさんは・・・そこで目にした情報をそのまま信じ受け取ります。

Aさんは「自分で考える」ということを意識的にしているので、その情報を見て自分で調べたりすることで、なにかしらの「気づき」をキャッチします。

Bさんは「見たまま取り入れる」という受け身の姿勢なので、与えられたものを与えられた範囲でしか受け取らないことで、それ以上はないため「気づき」は生まれません。

現代社会は、後者のBさんの状態のケースが非常に多く感じますが・・・

こんなふうに、自分で意識する・しないで、変わってくるのです。

以前、婚活のご相談でも同じようなケースを見かけました。

Cさん、Dさんは同年代で同じような環境で、同じような相手を求めていました。

最初は両者とも婚活がうまくいかず、苦戦していましたが・・・

途中で、Cさんは「婚活がうまくいかない」原因を知って改善しようと・・・自分と向き合い始めました。

その過程で、「自分は相手に対してどんなふうに感じているのか?」を意識しながら婚活を進めました。

その結果、「自分の中にこんな考えがあったことにはじめて気づいた」とか「自分はこういうことに対して大きな先入観を持っていた」など、たくさんの「気づき」を得ました。

そして、それを変えていくことで・・・無事パートナーを見つけ結婚しました。

対してDさんは、「婚活がうまくいかない」と感じつつも、ひたすら出会いを繰り返すことを続けていました。

結果的に何十人と会いましたが、どれも2回目のデートにすらつながらず・・・

その状況を改善しようともしないので、ずっと同じ状況が続き・・・

現在婚活●年目ですが、まだパートナーは見つかっていません。

Cさんは、「どこを改善すればいいんだろう?」意識することで、多くの気づきを得ました。

Dさんは、どこも直さずただ婚活を続けることで・・・以前も現在もなにも変わっておらず、ただただ年齢を重ねて婚活ではどんどん不利な状況になっていきました。

どちらが良いも悪いもありませんが、気づきを得られるかどうか?は、本人の意識によって変わります。

受け身の姿勢でいる限り、気づきもなければ変化も期待できません。

それを知らず、常に受け身で気づきを得ようとしても、現実的には難しい・・・という話です。

「気づき」は日常の小さな発見から生まれる

「気づき」って、特別な内容でなく・・・

「今までこんなふうに思ってたけど、必ずしもそうではなかったのかもしれない」

「今まで避けてた理由は、自分でも意外だったこんな理由だったんだ」

「今まで良いと思ってたことは、案外そうでもなかったのかもしれない」

こんな風に、日常生活を通じて「~かもしれない」「〇〇だとわかった」というような内容であることも多いです。

「気づきがもたらされる」・・・みたいに、大きな何かを期待するのではなく・・・

日々小さなことでも、しっかりと目の前の現実と向き合っていけば、実際はたくさん気づきがあり、それを重ねることで変わっていけるのです。

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