「前に習った所ではこう言っていたんですけど…」他所の基準を「正解」にする
先日、とあるサービス提供者の方と「お客様からの質問内容によっては、答えようがないことがあるよね」という話題になりました。
特に多いのが、「他所で同じテーマを学んだ経験のある方」からのご質問です。
当ルームの例でいえば、オラクルカードリーディングクラスでカードの読み解き方をお伝えしているのですが・・・
たとえば、
- 「前にならった所では、こう教えていました」
- 「●●はダメだと言われたんですが、本当にやっちゃダメなんですか?」
- 「前に受けた講座では△△が基準だったんですが、ここでは違うんですか?」
というもの。
本人が過去に得た情報が「絶対の正解」になってしまっていて、それを「前提」に話をされるため・・・
こちらとしては「まず当ルームではその前提はなく・・・」の部分から、説明せざるを得なくなることがあります。
同じテーマでも「教え方」や「基準」は教室ごとに違う
これはレイキでもオラクルカードでも同じで、世の中には多くの講座や団体が存在します。
しかし、たとえ同じ「レイキ」「オラクルカード」というテーマであっても、
- 何を重視するか
- 「どこ」を基準にするか
- どう伝えるか
- どう指導するか
・・・は、教室や先生ごとに異なるのが本来当たり前。
学習塾に例えるとわかりやすいですが・・・
同じ「英語」という科目は同じでも、塾の特徴によって・・・
- 文法中心
- 会話中心
- 受験対策中心
- 有名講師の採用
など・・・それぞれアプローチは違いますよね?🤔
ここで、他所で習った内容が「基準」だと信じきってしまい、それを「前提」とした先入観でいると・・・どうなるか?
その基準が通用しない場所では、そもそも話が成りたたなくなるのです。
「前の先生」が言ってたこと、ここでは違うの?
当ルームで時々あるのが、
「よそでレイキを習ったとき、“●●はダメ”って言われたんですけど、ここではどうなんですか?」
というようなご質問。
いつも感じることですが・・・他所で学んだ内容は、私にはその発言をした先生の真意も背景もわかりませんので、無責任なことは言えるわけなく・・・コメントもしようがありません。
そもそも、「他所で学んだ内容が正解かどうか?」などの様々な疑問があるなら、習った元の先生に質問すればいいのでは?と思います。
本人にとっては、そこで学んだ「●●がダメ」という前提が「常識」になっているため、「もしかして、よそでは違うのかも?」という発想がないまま質問が展開されます。
受講前の問い合わせ段階でこれが起きる場合は、ますます難しく・・・期待に添えないこともあります。
「どこかの基準」に縛られる人に見られる共通点とは?
実際に講座内で、他所の情報を何度も持ち出す方の特徴として、
- 先入観が強い
- 柔軟性がたりない
- 「今知っている基準」を手放せない
- 新しい情報を「別物」として扱えない
という傾向があります。
当然、変化にも時間がかかります。
逆に・・・
前に習ったことは、「それはそれ」「これはこれ」と、たとえ同じテーマのものでも「別物」として切り分けられる人は、吸収も早く成長スピードも速いです。
実は私自身も、「前に学んだこと=正解」と思い込み、他の教え方を受け入れられなかった過去があります😔
「他の基準」に縛られていた私の体験
昔、パートナー探しをしていた頃、Aさんという方が発信する情報がためになりよく見ていたのですが・・・
そのAさんの弟子にあたる方々が担当する講座がスタート・・・というお知らせがあり、早速申し込みました。
講座のテーマは同じですが、数名の講師がいて・・・私は新米講師Bさんの体験や考え方に共感し、Bさんのクラスを選びました。
まだオンラインに不慣れな時代(ス●イプでした)、みんなでぎこちなくも楽しく学び・・・心地よい空間でした。
講座の期間は数か月と予め決まっていましたが・・・希望があれば延長できるシステムでした。
しかし、講師Bさんの都合により、Bさんのクラスは期間満了で終えることに。
私はまだサポートが必要と感じたので、ベテラン講師Cさんの講座に移籍しましたが・・・そこで衝撃を受けました。
なぜなら、同じテーマなのに・・・内容がまったく違ったのです。
いま振り返れば、講師が違えば・・・教え方も話す内容も違うのは当然なのに・・・
当時の私や一緒に移籍した仲間たちは、
「Bさんの講座が“基準”」
「ついていけない」
と思い込み、最初の期間だけ在籍し延長はせずに退会しました。
当時は、「ほんわかムードのB講師の流れ」に、心地良さを感じ好意を持っていた私たち移籍チームは、
「イケイケムードのC講師の流れ」についていけなかった・・・と感じていましたが、
今思えば、
「Bさんの教えは、Bさんのもの」
「Cさんの教えは、Cさんのもの」
と、別物として吸収できていたら・・・もっと早く成長できていたかもしれません。
そして、冷静に状況を見ることができたなら・・・
たとえやり方に共感はできなくとも、Cさんはきちんと実績もある方でした。
BさんクラスとCさんクラスを「別物」ととらえられず、そこで成長できなかった私と移籍してきた仲間達は、
その後もパートナー探しが難航しました・・・😔
この経験は、後の私にとって大きな学びになりました。
「正解探し」に縛られる人の根底にあるもの
どこかの基準に縛られる人に共通するのは、
「何が正解なのか?」と外側に答えを求めるクセがある
そして、
- 自分で考える力
- 自分の体験から判断する力
・・・が不足しているケースが多くみられます。
なんでも学び始めの頃は「これでいいの?」と不安になることもありますが・・・
その後の成長の過程では、「自分で検証すること」が重要です。
「外に正解」がないなら、どうやって学びを深めればいいのか?
現在はレイキやオラクルカードの講座を提供している私もかつては・・・
なにもわからない状態から、自分で教室を選んで、学び始めました。
しかし、自分が学んだ先生のところへ一生通うわけでもなく・・・おんぶに抱っこでいつまでも手取り足取り教えてもらえるはずもありません。
学んだあとは、それらの知識や技術をもとに・・・自分で様々な体験をし、検証していかねばなりません。
講座で提供しているテキストは、それらの私の経験をもとに作成しています。
私も人間ですから、完璧ではなく時にはわからないこともでてきます。
しかし、自分で構成して提供している講座においては、誰かに訊くこともできませんし・・・🤣
自分の体験から得たもの以外に、そもそも「外に答えが存在しない」のです。
だからこそ、
- 得たことを、自分で使ってみる
- 様々な体験をする
- 様々な体験から、自分で検証する
これらの積み重ねがあってこそ、次のステージに進めるということ。
レイキもオラクルカードも、私が提供している内容は・・・
私自身が実際に使い、検証し、それをまとめたものです。
ですから、例えば当ルームで講座受講した人が、他所へ行って「これはどうですか?」と質問したところで・・・
そこの先生も答えようがないことでしょう。
冒頭で紹介した「お客様からの質問内容によっては、答えようがないことがあるよね」というケースは、どこへ行っても同じことが起こると思います。
基準は「ヒント」にはなるが、「正解」とは限らない
学んできた場所がどこであれ、そこで得た経験はもちろん大切であり、真実でありますが・・・
それを「唯一の正解」として「基準設定」してしまうと・・・
・先生が変われば、基準も変わる
・団体が違えば、方針も違う
・タイミングが変われば、必要な学びも変わる
こんな当たり前のことに気づけないかもしれません。
自分が得た情報は「そのときの基準」として「ヒント」にはなるかもしれませんが・・・
「他の場所でも同じように通用するはず」という前提は手放すことがおすすめです。
どこへ行っても、何を学んでも・・・「学び」の本質は、
自分で考え、自分で体験し、「自分の中の答え」を育てていくこと・・・だと私は感じています。
他所の基準より、自分の感覚を信じられる人ほど、成長も変化も早く・・・人生も変わります。
もしこれを読んで、
「あ、私も“前の教え”に縛られていたかも・・・」
と気づけたなら、それだけでも次のステージに踏み出すきっかけになることでしょう。
ぜひ、「これはこれ」「別の所では、違うかもしれない」という柔軟な視点を持ち、
自分で考え・体験・検証し、自分の中の答えを育て・・・
これからの様々な学びを楽しんでいきましょう😊










