「独学」と「習う」ことで悩む
なにかを始めようとしたとき、
「独学で学ぶか?」
「それとも誰かから習うか?」
多くの人が一度は悩むテーマではないでしょうか。
実は、過去の私自身も悩んだことがあります。
「独学」の成功例、失敗例
「誰かから習う」の成功例、失敗例、
どれも経験しています。
お客様の中にも・・・このテーマで悩んでいたり、それに対してのご相談を受けることもあります。
昔と違って今は、本・動画・SNSなど情報があふれ、
独学でも学びやすくなった反面・・・
「結局、ちゃんと習った方が早い」という声もよく聞きます。
本日は、
「独学で学ぶこと」について、メリット・デメリットを整理しながら、自分に合った選び方を考えるヒントをご紹介します。
独学で学ぶと伸びないって本当?
なにかを始める時、
まずは独学で挑戦してみたものの・・・
思うように進まず不安になったり、やっていることが正解なのかもわからず進まなくなってしまう。
逆に、講座やセミナーに参加して誰かに習っても、その場限りで終わってしまったり。
「学び方そのもの」に迷っている方もお見かけします。
たとえば・・・
【例】お悩み1
- 独学で始めたけれど、何が正解かわからず手が止まってしまう
【例】お悩み2
- 独学で時間ばかりかかって、成長している実感がない
【例】お悩み3
- 講座やセミナーを受けたのに、それで終わってしまった
「学び方」によっては、たとえ努力しているのに前に進めない感覚になってしまうこともよくあります。
「独学で学ぶ」ことの特徴とは?
まず、「独学で学ぶ」とはどういう状態なのでしょうか?
本、教材、動画、ネットの情報などを使い・・・
自分で情報を集め、自分で考え、自分で試していく学び方です。
独学のメリット
- 自分のペースで進められる
- 費用を抑えやすい
- 興味のある部分を自由に深掘りできる
「とりあえずやってみたい」
「全体像を知りたい」
・・・という段階では、独学はとても始めやすい方法といえます。
独学のデメリット
一方で、独学には落とし穴もあります。
- 情報が多すぎて混乱する
- 自分の理解が合っているか確認できない
- 試行錯誤に時間がかかり、前に進めなくなる
- 以上のことから、モチベーションが下がり結局学ぶことをやめてしまう
特に真面目な人ほど、
「もっと調べてから」「完璧に理解してから」と考えすぎて、行動が止まってしまうことも少なくありません。
「独学」で時間がかかる人の注意点と改善点
独学でうまくいかない人の多くは、以下の傾向があります。
情報収集で満足してしまう
本を読んだ、動画を見た、たくさん調べた。
それだけで「やった気」になってしまい、実際には何も変わっていないケース。
改善ポイント
- 学んだら必ず「小さく試す」
- 完璧を目指さず、7割理解で動いてみる
行動しながら修正する、という視点が大切です。
一人で抱え込みすぎる
独学は自由でマイペースに進められる反面、
「これで合っているのか?」を確認できないことがあります。
改善ポイント
- 何らかの方法で、自分のやっていることが合っているのか確認する必要がある
私の体験➀
私も過去に、独学をいくつか経験しています。
本やインターネットの情報を基にしたものから・・・
教材は通信講座の専門書を使ったものまで。
本やインターネットの情報を基にしたものは、正解がわからなくなりすぐに詰まってやめてしまい、
「ちょっと知った」「趣味程度の知識を得る」・・・という結果に。
通信講座に関しては、
現代はビデオ通話での個別サポートや、内容も動画を使ってわかりやすい説明が受けられる時代ですが・・・
私が学んでいた当時の通信講座といえば・・・教材を購入して、それを読んで自分で進めるのが主流でした。
内容がそれに沿った専門書である以外、本を読んで学ぶのとあまり変わりなかったように感じます。
その中で、どうしても資格を取得したくて頑張ったものもありましたが・・・
最終的に資格は取得できたものの、
働きながらの勉強だったので学習時間も長くかかり、つまずいたらどうしていいかわからなくなり・・・
途中で何度も挫折しそうになりました。
「専門的な知識は得られる」けど、「実践の機会」がないため・・・
「実践で使ったときはこんなふうにするのかなぁ?」というイメージで進むしかありませんでした。
その資格取得に関しては、その講座が認定されている講座だったのでまずはそれを終了することがひとつと・・・
それとは別に、その仕事をするために必要な基礎資格を取らなければならなかったので、当時は本当にハードでした。
最初は、その資格を取って転職したかったのに・・・働きながらの独学で心身共に疲弊していた私は、いつしか
「資格取得することが目的」にすり替わってしまいました。
目標の資格を取得できたという意味では独学は成功したといえるかもしれませんが・・・
私自身の未熟さのせいもあり、自分が望むような状況に変えることはできませんでした。
「誰かに習った」からといって、成長できるとは限らない?
次に、「誰かに習う」側の落とし穴も見てみましょう。
講座やセミナーに参加すると、「これで大丈夫」「成長できた」という安心感を得やすくなります。
しかし、実際・・・習った=できるではありません。
「受け身」になりやすい
- 「聴くこと」「知ること」「教えてもらうこと」で満足する
- 一所懸命メモは取るが、実践しない
結局、「知識だけが増え、現実が変わらない」人も多い。
改善ポイント
- 習った内容を実践する
- 実践から、自分なりに整理する
「学び」は、「使って」初めて意味を持ちます。
「答え」をもらいすぎる
誰かに習う環境では、
「正解」を早く知れる反面、考える力が育ちにくいこともあります。
改善ポイント
- 「正解」を求めすぎない、「正解を知ること」で満足しない
- 自分なりに考えてから質問する
「主体性を持つこと」が大切です。
私の体験②
「習うこと」に関しては・・・これまた私も何度も経験があります。
講座受講すると・・・
疑問点は講師に直接質問もでき、それに対する回答ももらえますし・・・
わからなくて一人で立ち止まることも少なく、実践の場もあるので・・・
「理解できた気」になる、
「できる」と錯覚する、
・・・という、どの講座を受けてもこのような感覚になりました。
そのため、「受講して満足する」「講座を終えて資格を取得して満足する」という現象が起こりました。
過去の私も含め、多くの例を見て今の私が感じることは・・・
学校の授業と同じで、「受ける」というスタイルのもの多く・・・
最初から「正解」が提示されていて、「自分で考える」「自分なりの考察を持つ」という状態になりにくい場合もあるということ。
すべてのケースがそれに当てはまるわけではありませんが・・・
やっぱり、「受け身」という印象が強いです。
「独学」と「習う」こと、どちらにもメリット・デメリットがある
ここまで紹介したように・・・
- 独学:自由だが迷いやすい
- 習う:近道だが受け身になりやすい
どちらが「正解」というわけではありません。
大切なのは、
・「自分が目指すもの」を考えた時、必要なのはどんな選択か?
・自分の性質や環境から、「どちらが進めやすいか」
ここがポイントになります。
自分に合った学び方を選ぶために
最後に、選び方のヒントとして・・・
何を目指しているのか?
- 「趣味」レベルで「知りたいだけ」なのか?
- 学んだことをもとに、実践する必要があるのか?
- 誰かをサポートする、教えるなどの専門的なレベルを目指すのか?
目指す地点によって、学び方も変わります。
自分の性質を知る
- 一人でコツコツできるタイプか?
- 誰かと一緒やサポートがあった方が続くタイプか?
- 迷ったら、「止まる」タイプか?それでも「行動できる」タイプか?
性質に合わない学び方をすると、モチベーションが下がり続きません。
私の体験③
独学での成功・失敗の経験と誰かに習うことの成功・失敗の経験、
どちらに対しても、何度か経験している私ですが・・・
私の例でいくと・・・「誰かに習うこと」が私に合っていました。
「三日坊主」「先延ばしクセ」があった自分の性質や、当時の生活環境を考慮し、
「〇〇の状態になる」という目標を決めた上で、それを選びました。
ただし、「誰かに習うことの失敗経験」を踏まえて、
受け身ではなく・・・
習ったことを自分で実践し、自分なりの感想を持ち、また別の角度から見ていったり、
詰まったときはアドバイスをもらったりする・・・という、
習ったことをその後は実践検証し、困ったらそこで止まらずサポートしてもらいながら進む。
このスタイルが私はしっくりきました。
人それぞれ「しっくり」くる型は違うと思いますので、自分なりのやり方で学びを進めていくといいと思います。
「組み合わせる」という選択もある
独学か?
誰かに習うか?
人はこの二択で考えがち。
しかし、独学+必要な部分だけサポート付で習うという方法もあります。
たとえば・・・
・知識などの基礎の部分は独学
・詰まったり、専門のサポートが必要な場合はスポットで習う
など・・・柔軟に選んでいいのです。
まとめ
「独学」も「誰かに習う」も、どちらが「正しい」はありません。
どこを目指しているのか?
自分の性質や環境に合っているのか?
これによっても、変わってきます。
- 独学は自由でマイペースに進められるが、止まりやすい
- 習うことは早いが、受け身になりやすい
- どちらにもメリット・デメリットがある
だからこそ、
「自分は何を目指しているのか」
「どんな性質や環境なのか」
この2つを軸に、今の自分に合った学び方を選ぶことが大切です。
学びは「手段」であって、それ自体が目的ではありません。
あなたの人生をより良くするために、無理のない形で前に進める方法を選んでいきましょう。










