自分よりも相手に意識が向く
婚活中の方からいただくご相談の中に、「相手の人がこうでこうで・・・ひどいと思いません!?😔」という内容のものがあります。
この場合、本人が思い通りにならないこと=ひどいと意味づけしていることが多いです。
例えば・・・
男性がごちそうしてくれるものだと思ってたのに、ワリカンだった。
相手が予定を決めてくれるものだと思ってたのに、優柔不断だった。
相手からの連絡を待っていたのに、こなかった。
良い職業に就いていてるのに、ケチだった。
ごちそうしてあげたのに、見返りがなかった。
etc.
こんな感じで、「自分が求めていたものと違う」と感じると、ひどい・嫌だな・・・と思う。
この思考でいると、相手が見つかりにくくなります。
なぜなら、自分が思うような動きをしないとダメと判断を下す・・・固定観念、ジャッジ、エゴが強いから。
自分の問題であることに気づく
「男性がごちそうしてくれるものだと思ってたのに、ワリカンだった」を例にすると・・・
男性→「ごちそうしてくれる」という固定観念
なのにワリカンだった→「ひどい」というジャッジ
「男性にごちそうしてもらいたい」というエゴ
文字にするとわかりやすいですが・・・
これ全部、本人側の都合だということにお気づきでしょうか?
相手の男性に、何か非がありますでしょうか?
相手の男性は、本当にひどい人でしょうか?
ここでの問題点は相手の男性にあるのではなく・・・自分の気持ちの方の問題であることに気づける人は、まだ相手が見つかるチャンスがあります😊
しかし、ここで「ごちそうしてくれないからこの人はダメ」とバッサリ切ってしまうと・・・もちろんこの男性と2回目に会う機会は訪れませんし、また別の男性と知り合っても同じくワリカンだったら、同じことの繰り返し。
そして、たとえごちそうしてくれたとしても・・・また別の場面で相手が自分が求めるような行動をしなかったとしたら・・・そこで「~だからダメ」となります。
なので、相手が自分が求めるような行動をし続けない限り、「良し」とはならない。
結果、いつまでも相手が見つからない・・・の繰り返し。
相手をコントロールすることはできませんから、自分が良いと思える行動をずっとし続ける人なんていないんです😅
エゴ・ジャッジ・固定観念の影響
「完璧な人がいないなんてことわかってます、そんなこと求めてるんじゃなく・・・普通でいいのに。当たり前のこと思ってるだけなのに・・・なんで見つからないんだろ・・・😔」と言う方もいますが、
これこそが、固定観念の強さを表しています。
自分にとっての「普通」は、誰にとっても当たり前ではない。
これを知っている人は、「普通は」と言いません。
言ったとしてもすぐに気づいて、「自分にとってはこれが普通だけど、他の人にとっては違うかもしれない」と思い直します。
婚活に限らず日常の人間関係でも同じですが・・・自分の「普通」を相手に求めて、それに当てはまらないからダメとジャッジしてしまうと・・・人間関係も構築できませんし、一見うまくやっているつもりでも歪みが生じ、やがて問題が表面化してきます。
結果・・・恋愛・結婚・会社・家族・友人・コミニュティなどの人間関係に関係してきます。
私も昔は「普通は」をよく使っていました。固定観念もジャッジぐせもエゴも強かった・・・😅
かつての自分がそうだったからこそよくわかるのですが・・・これらが強いことで自分で自分を苦しめているケースを頻繁にお見かけします。
私が日常生活で関わる方の中にもよく見られますし、当ルームのお客様も最初にお越しになる時は大体みなさまこれらが強い状態の方が多いです。
自分でそれに気づいて変えていこうとする人は変われますし、頑ななままの人は変われません。
婚活している方の場合、「結婚したいけど相手が見つからない」というお悩みが大半を占めます。
この「相手」の意味は、「自分が求めるような良いと思える相手」のことを指しますので・・・固定観念、ジャッジ、エゴが強い状態で相手と会い続ける限り、相手を自分の思い通りにコントロールすることはできませんから、「良い」と思える相手に会うことは難しいのです。
当ルームで提供しているパートナークラスでは、これらについて詳しくお伝えするとともに具体的な改善法を実践していただいております。
やってみてどうだったか?自分で振り返ってもらうための時間も設けています。
ヒーリングクラスも同じですが・・・知ったことを実践して、それについて自分で考えたり、話したり、整理してみるというのは1回では完結しませんし、それなりの時間も要するものです。
セッション時に私がよく感じることは・・・恋愛や婚活がうまくいくための目先のアドバイスを望む方が多いですが、それ以前に自分と向き合うことが重要な方が多いという印象。
焦る気持ちはわかりますが・・・さきほどもお伝えしたように、うまくいかないのは「自分側の都合」であることを認めないと、常に「相手が〇〇である」とジャッジをし続け、その結果良い人が見つからないという繰り返し。
婚活に限らず、うまくいかない・思うようにならない現実に直面したときは、必ず自分の中に見直す部分があるものです。
自分が悪い、相手が悪いと捉えず、何かに気づいて変えていく必要があるということです。
婚活や人間関係に行き詰っている方は、よかったら参考にしてみてくださいね🙂