「それってどうなの?」は、自分で確かめよう

誰かが「良い」と言ったら、それを取り入れる?

お客様との会話の中で、「〇〇ってどうなんですかね?」という話題がでることがあります。

その〇〇が、私が知っている内容だったり聞いたことない内容だったりと様々ですが・・・

そんな時いつもお伝えしているのが、他人から得た情報や他人の感想より・・・

自分で体験したほうがいいですよってことです。

自分で体験してみて、どう思うか?どうだったか?

それが重要。

それと同時に・・・

特に親しい仲間などから勧められたことなどは、信頼関係もあってうのみにしてしまうケースもありますが・・・

その場合も、たとえ情報をきいたとしても・・・

自分で調べて、体験して、自分の感想を信じよう、ということ。

たとえば、実例で紹介すると・・・

私がまだ当ルームを開設するずっと前の話になりますが・・・

知人がとあるヒーリングメソッドの講師の資格を取得したというのをきいて、周りの仲間も受けるというので私もさっと情報を見るだけで受けることにしました。

そのメソッドを習得することで他者へ提供できるようになるので、知人に何度か行ったりしましたが・・・どうも違和感が拭えず、すぐに使わなくなりました。

当時はそのメソッドが少し広まった頃で、行っている人は少なかったのですが・・・

10年くらい経った現在、その手法を取り入れているヒーリングサロン等が意外とあることを最近知りました。

当時の私は、まだ周りに流されて生きていて人生迷子だったので、その時どんな違和感だったか自分でも説明がつかず、それをわからないままにしていました。

しかも、当時は「知人がやってるし、仲間もやってるから大丈夫だろう」という謎の安心感があったので、たいして気にしませんでした。

そして現在、お客様がどこかでそれを受けたという話を聞き・・・

そういえば、当時はまだそのメソッドに関しての情報が少なく、あまり気にせずやっていたけど・・・

そのメソッドはどんなふうにして作られたのか?を調べてみることに。

すると、驚くべき事実がわかり・・・あぁ違和感の正体はコレか・・・と納得しました。

当時知ってたら、絶対やらなかったであろう・・・という内容でしたが、

それは安易に受けた過去の自分の責任なので、今更どうしようもありません。

そして、情報が公開された時期を見ても、おそらく当時はこの情報はどこにも載ってなかったと思います。

たとえば今、このメソッドについて私に「〇〇ってどうなんですかね?」と訊いた人がいたら・・・

私はどのような経緯でそれが創られたか自分で調べ、実際使った経験から、自分の感想を持っていますが・・・

それを他人に押し付ける気もありませんし、広めるつもりもありませんので、本人が「どうなんだろう?」と思った時点で、自分で調べて自分はどう感じたか?を優先してほしいと思います。

自分で調べてみて、そのメソッドが創られた経緯や実際に受けてどうだったかを体験したら・・・自分もそれを使えるようになりたいと思う人もいるかもしれないし、いないかもしれない。

調べたり体験した上でどう思うか?は、人によって違うし、どう感じようと本人の自由なので・・・他人がそれをどうこういうことではありません。

大切なのは、自分で調べて、体験して、どう思うか?を優先すること。

そこに、他人の意見は関係ありません。

過去の私は、知人がやっていることで安心し、仲間もやってるから・・・という理由で始めましたが、

それを使っていくうちに、いくつものポイントに違和感を感じたのに、スルーしていました。

今となっては、やはりその時感じた違和感は正しかったことがわかりますが・・・流されて生きているときは、それに気づけません。

誰かに「〇〇ってどうですか?」と、良いの?悪いの?あなたはどう思った?って訊いても意味がないこと。

だって、それは・・・その人の考えや体験からの感想でしかないから。

自分の考えや体験ではないのです。

特に親しい人の感想は取り入れたくなる気持ちはわかりますが・・・

自分と他人の気持ちや体験をごちゃまぜにしないよう、自分軸をしっかり持って生きていきましょう。

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