なれ合った関係の中で

なあなあになって困ったら・・・

家族・パートナー、友人・知人、仕事の人間関係など・・・なあなあな状況を見かけることがあります。

なれ合いすぎて本当は伝えたいのに言いにくくなっていることや、違うと思っても同意してしまうなど・・・

あなたはこんな状況に陥ったことはありませんか?🙂

なれ合いは共依存も招きます。なれ合った状況に気づいたなら、きちっと線引きすることも時には必要です。

以前お見かけした例で・・・

知り合いだけを対象に、おうちで小さくサービス提供していたAさんという方がいました。

材料費も労力も使うのに、お友達価格として驚くほどの低価格でしかも長時間のサービスを提供していました。

安さとサービス内容の充実さをききつけた「お友達のお友達」も増え始め・・・断りきれずに受けていましたが、自分も疲弊して材料費も労働力も見合わないことに嫌気がさし、結局サービス提供そのものをやめてしまったそうです。

また、Bさんという方は職場の同僚Cさんと仲が良く、職場ではBさんが上司でCさんが部下。

しかし、仲が良いがゆえに仕事に対する意欲が低いCさんへ何も言えないということでした。

また別の例では・・・Dさんは姉のEさんと仲が良く、小さい頃からなんでも相談していました。

Dさんが結婚してからもそれは続き、姉のEさんはDさんの家庭へ過度な干渉をするようになりました。Dさんはやめてほしいと思い迷惑に感じつつも、姉Eさんに何も言えないということでした。

上記の例のように・・・ある程度の人間関係ができている場合、自分の意向にそぐわないことも見ないふりして受け入れてしまうというのはよくあることです。

家族やパートナーにも多いですし、友人知人など誰が相手でも起こり得ます。

では一体、なぜこんな状況になるのでしょうか?

自分にとって都合悪いことから目をそらしてでも、「相手から嫌われたくない」「好かれたい」とか「一人になるのがこわい」「寂しい」という思いがあることが多いです

いい人になろうとしたりも、同じですね🤔

中には「面倒くさいからスルーしたい」という理由の場合もありますが・・・

いずれにせよ、自分が何かを我慢したり見ないフリしたりすれば今のままの関係は変わらないかもしれませんが・・・それで自分が本当に満足するならいいのでしょうが・・・

やっぱり違和感が拭えなかったり、そんな思いを持ちながら相手に接する自分に罪悪感がでてくることもあります。

これらは、自己肯定感が低めの方によくみられます。

しかし、時と場合によっては相手に伝えなければいけないことや線引きしなければならないこともでてきます。

その場合、そこをなあなあで終わらせてしまうと・・・あとで自分にとってもっと苦しい状況になることも😔

さきほどの例の、職場の同僚の上司Bさん、部下Cさんがわかりやすいですが・・・

上司であるBさんは、仕事としてCさんに言うべきことは言わなければならないし、本来上司として指導もしていかなければなりません。

それを仲が良いから言いづらい、注意しにくい・・・というのは、おかしな話です。

でも、これ・・・私も今まで結構目にしたことがありますね~🤔

そもそも信頼関係があれば・・・たとえなれ合っていても、必要に応じて言いにくいことも言えるでしょうし、相手も真摯に対応してくれることでしょう。

私も経験があるのでわかりますが・・・仕事なら、たとえ普段は仲良くしていても嫌われる覚悟で相手に伝えなければならないし、なれあった長い友人関係でも、どうしても言わなければならないことは、縁が切れる覚悟で伝えなければなりません。

そうしないと、相手にとっても自分にとっても関わる人誰にとっても、ネガティブな状況に陥るからです。

その結果、たとえ嫌われたり縁が切れたりしても、それは寂しいかもしれないけど仕方がないのです。

ただし、よけなお世話的な「言わなくてもいいことを言う」のとは違いますので気をつけたいところです🤔

なあなあになってしまい言いたいけど言えない・・・自分が我慢すれば・・・見ないフリすれば・・・このまま関係を変えずにいられる・・・けど苦しい!

という方の何か参考になれば幸いです🙂

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