なにかを得たいとき、人は「受け取ること」に意識を向けがち
「もっと幸せになりたい」
「素敵なパートナーと出会いたい」
「人にやさしくされたい」
「周りから評価されたい」
etc.
人生をより良くしたいと願うとき、私たちはどうしても「受け取ること」を考えがち。
しかし、人生をもっと豊かにしたいなら・・・大切なのは「まず自分から与える」こと。
エネルギーは「出す」ことで動き出す
上記のような願いを持ち、人生もっと良くしたいのに・・・
それを受け取ることにフォーカスするばかり・・・そんな様子を見かけることがあります。
どんなことにも共通しますが・・・エネルギーは循環するもの。
あなたが笑顔を向ければ、誰かの心もほぐれ・・・たとえ別の形であっても、巡り巡ってあなたの元に戻ってきます。
逆に、閉じた心や批判的な態度は、停滞を生みチャンスを遠ざけてたり、人間関係の亀裂を生みます。
たとえば、婚活で「条件」ばかりを意識すると・・・
相手の魅力を見落としたり会話がぎこちなくなる他、相手からも「条件」見られることも増えます。
一方、自分から「相手のことを知りたい」「一緒に楽しい時間を作りたい」という思いを差し出すと・・・
相手の心も自然とそれに反応し、心を開きます。
だからといって、「この人に親切にしておけば、あとからいいことあるだろう」とか・・・
自分にとって都合の良いエネルギーの循環を期待して「損得勘定」するのはおすすめできません。
なぜなら、確かにエネルギーは循環するけれど・・・自分が発した損得勘定のエネルギーが循環するからです。
「損をしたくない」と感じたときの視点転換
「自分から出す」「与える」という言葉を聞くと、「自分ばかり損をしてしまうのでは?」と不安になる人もいるかもしれません。
与えることを、「減る」と考えてしまうと損をするような気持ちになりがちですが・・・「循環を生む」と視点を変えてみましょう。
私が日々見ていて感じることは・・・
「人の役に立ちたい」と言いながら、自分の知識や体験を出し惜しみする人が多い・・・ということ。
本人的には出し惜しみしている気持ちはなく・・・「誰も私の体験なんて知りたくないでしょ」と思う人もいますし、「こんなことくらい誰でも知ってることでしょ」と思う人もいます。
しかし、エネルギーは出すことで動きますから・・・
自分が何かをインプットしたなら、アウトプットすることは大切なことなのです。
私が今、ブログでいろんなことを書いていますが・・・これも「出す」行為です。
私自身も今まで誰かに与えられたものを受け取って、良くなってきました。
だから、ブログを書くことを誰かに頼まれたわけでもないし、誰が読んでるかも知りませんが・・・
自分自身の体験、遭遇した出来事、知っていること等を綴ることで・・・
読んだ方から、
「私も今同じ状況です。一人じゃない、良かった!」
「記事を読んで自分が〇〇だと気づきました!」
「自分はできてないって思ってたけど・・・私はできるんだ!と思えました」
などなど・・・ご感想をいただくと、
たとえ1mmでも誰かの参考になったのなら良かった、と思います。
そして、その方たちが自分の人生をより良くしていくことで・・・関わる人たちにも波及していき、
それがまた広がって・・・という循環を生む。
たとえば、作曲するアーティストは、世の中に自分が創った曲を出しますよね。
それを聴いた側は、曲を聴いて元気づけられたり勇気が湧いてきたりします🙂
一方アーティスト側は、お客さんの反応をもらって、また頑張ろうって思ったりするわけで。
ライヴだとわかりやすいですが、アーティストが楽しそうたったり笑顔だとお客さんも笑顔で大歓声が起こるし・・・
笑顔で大歓声を受けたアーティスト側はどんどん勢いづいて輝きを増し、それを目の当たりにした観客もそのテンションで反応しますよね🙂
結果、会場内のエネルギーが高まり、アーティストと観客の一体感も増していきます。
お互いありがと~!という気持ちが止まりませんよね🤣
こんなふうに、ポジティブな波動を出せばその波動が循環しますが・・・
では、ネガティブな波動を出すとどうなるのか?
同じく、ネガティブな波動が循環します。
お互いいがみ合っている人たちは、誰かがそれをやめないとずっと続きますし・・・
「ない」という不足の波動を出せば、「ない」という現実が巡ってきます。
現実を動かしたいなら、まず自分が出そう
「なにかを得たいなら、まず自分から出す」というシンプルな法則は、婚活や人間関係、仕事、人生すべてに通じます。
大きなことをしなくても、ひとつひとつの小さな行動や感謝の言葉が、未来を変える一歩につながります。
あなたの出すエネルギーが、巡り巡って思わぬ形で戻ってくることを、ぜひ体感してみましょう。