「インプット疲れ」から抜けだそう

現実を動かすのは「アウトプット」の力

先日いただいたご感想の中に、

自分の変化を客観的に見つめられるようになったという内容がありました。

この方はヒーリングクラス受講後、日々セルフヒーリングしながら自分との向き合いに取り組んでおり・・・

日常の些細な気づきや変化をご自身で振り返りつつ、共有してくれていました。

当ルームで講座受講後は、ご感想や報告したいことがあればご自由に送っていただいていますが・・・

この方の例のように、「自分の内側の変化に気づける」というケースは、

自身の変化が早く・現実が動き出すのも早い・・・という特徴があります。

インプットだけでは、現実は動かない

多くの場合、「知る」ことで満足してしまいます。

本を読んだり、講座で知識を得たり、動画で学んだり・・・。

もちろんそれも素晴らしいことですが、実際はインプットだけではなにも変わりません。

なぜなら、得たことを「自分の体験」にするためには、

「得たことをやってみて(使ってみて)、どうだったか?」ということが欠かせないからです。

たとえば、「自分を大切にしましょう」ということを学んだ人が・・・

「やりたくない」と思う状況に遭遇したとき。

Aさん:「自分を大切にしたいから、嫌なことは無理してやらなくていいんだね」

Bさん:「自分を大切にしたいから、嫌なことをやってみて【どう感じたか?】を検証してみよう」

Cさん:「自分を大切にしたいから、なぜそれが嫌なのか?深堀りしてみよう」

変化が起こるのは、Bさん・Cさんです。

変化するためには、行動に移してみて「どう感じたか」「何が怖かったのか」「なぜ躊躇したのか」
そんな自分の反応を観察したとき。

そこで得る「気づき」こそが、内面の変化を起こす鍵になります。

「自分を大切にしましょう」という共通の知識を持っている3人ですが、その後の行動で変化に差がでます。

アウトプットは、自分を客観的に見る鏡

当ルームの例でいうと・・・

受講された方で、講座で学んだことをもとに日常の気づきをノートにまとめたり、日常の中で気づいたことを言葉にして送ってくださる方の共通点は、「変化が早い」こと。

学びをただ「いい話だったな」「知識を得た」で終わらせず自分の体験と照らし合わせて整理しようとする姿勢があります。

アウトプットは単なる「記録」ではなく・・・自分を客観的に見ることにつながります。

書くことや話すことで、自分の中にある考えのクセ無意識の思い込みに気づくことができます。

たとえば、

「私がいつも遠慮してしまうのは、人に嫌われたくないからなんだ」と気づけたとき、

すでにそのパターンから抜け出す第一歩を踏み出しています。

「気づける人」から、人生は動き出す

変化しやすい人は、「すごいから」「特別だから」変われるのではありません。

「自分を観察することを恐れない人」が変わっていきます。

自分の弱さや未熟さを見つけても、「それも自分の一部であるという事実」を受け止められる。

事実と向き合う覚悟がある。

「気づく」ことは、時には痛みを伴います。

しかし、その痛みこそが「古い自分」を手放すサインでもあり・・・

痛みを避けようとすることは、「古い自分」のままでいることを許可し、変化を許可しないことにつながります。

気づいた瞬間から、人生は少しずつ方向を変えていきます。

だからこそ、内面の変化に気づける人は、確実に人生が変わっていく・・・「すごい」とか「特別」なことではなく・・・

ただそれだけ、です。

学びを「日常に落とし込む」ためにできること

では、実際にどんなアウトプットをすればいいのでしょうか?

アウトプットのイメージが湧かない人も多いようですが・・・私のおすすめは次の3つです。

実践する

実践は小さなことからはじめましょう。

アウトプットには「実践」は欠かせません。

たとえば、

「固定観念を外すことは大切なこと」

誰もがよく知っている情報かもしれませんが・・・

では実際、そのためになにかを実践している人はどれくらいいるでしょうか?

「知っていて」もそのために「なにか行動を起こす」ことをしないと、実践にはなりません。

これを混同して「知っている」=「できている」と錯覚する人が大半だと、いろんなケースを見てて思います。

このときのポイントは・・・実践には、「完璧」さも「成功」も必要ありません。

いろんなケースを見てて私が感じることは・・・たとえ意味はわからなくても、

得たことを「ただ素直に実行に移す」人は変化が早いです。

たとえ最初は意味がわからなくても、実践を伴うことで何かしらの感想やそこで得ることは生まれます。

ノートに気づきを書く



 実践で得た感想、今日感じたこと、印象に残った言葉、モヤモヤした出来事などを簡単にメモ。

 このときのポイントは、書くだけで終わらせず「なぜそう思ったのか?」まで深堀りすること。

 最初はハードルが高いと感じるなら、まずは「書くだけ」からでも始めて見て、あとで振り返ってみましょう。

言葉にして誰かに話す



 学んだことを友人や家族など周りの人に話してみる、習ったことを実践した感想を講師に話すなど・・・

 話す過程で内容が整理され、話している最中に自分の思考のパターンにも気づくことも少なくありません。

 このときのポイントは、「良いことを言おう」とせずに、自分が得たことをやってみた感想や思ったことを
 正直に話すこと。

自分の変化に気づけるようになると、人生が動き出す

内面の変化に気づけるようになると、同じ出来事が起きても感じ方が変わります。

以前なら落ち込んでいたことに対して、「きっと今の私が学ぶべきテーマだったんだな」と

冷静に受け止められるようになる。

感情に振り回されにくくなり、気持ちが軽くなる。

「自分の内面の変化に気づける人」は、特別な人ではありません。

学んだことを日常に取り入れ、少しずつ振り返る習慣をもつ人です。

当ルームでも、皆さんが自分自身の変化を楽しみながら、より自由に、自分らしく生きられるように・・・

そんなサポートを続けていきたいと思います😊

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