人生100年時代って･･･本当？
いろんなところで人生100年と目にしますが･･･個人的には違和感を感じる部分があります。
そもそも人生100年の根拠って何？って調べていくと･･･
ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。
厚生労働省ホームページより引用 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000207430.html
ってことらしい･･･🤔
その他自分なりにいろいろ調べてみましたが･･･やっぱりそうだよね、という納得できる情報を見つけたので、人生100年時代だから、ああしたほうがいいこうしたほうがいい･･･というのはやっぱり共感できないなと思いました。
これは私の個人的な考えなので、みなさまが人生100年について違う受け取り方でも、どう思ってももちろん自由ですので、私の個人的感想はどうぞお気にならずに～🙂
私が会社員だった頃、セミナーで健康について話す機会が何度もありました。会社から提供される資料などの他に、講師として自分でもいろいろ調べました。
それまで平均寿命については女性の方が長生きな傾向がある･･･程度しか知らなかったのですが、そこで健康寿命というのを始めて知りました。
みなさん当然のようにご存じかもしれませんが･･･それまで健康についてさして気にせず生きてきた私には初耳でした😅
健康寿命は、日常生活が制限されるような健康上の問題がない期間とされています。簡単に言うと、元気でいられる期間ってことですね。
ちなみに、厚生労働省の調べでは･･･2019年の健康寿命平均は男性で72.68歳、女性で75.38歳です。
それに対して、平均寿命は男女ともに80代と先ですから･･･イメージ的には、70代からいろんなところに不具合が出てきて日常生活に支障をきたすことが多い傾向にあるといえるでしょう🤔
もちろんこれは平均値の話で、個人差はありますから･･･もっと早い年代で健康寿命に終わりがくる人もいれば、もっと先の人もいることでしょう。
自分はどのへんかなんて･･･その時にならないとわからないわけですから、何よりもまず健康第一に日々の生活に気をつけるしかありませんよね。
このような現実的な統計がある中で･･･今、人生100年時代という言葉だけが一人歩きしているような気がしてならない私なのでした･･･😔
さて、人生100年ときいて･･･「大変！お金貯めなきゃ！」「老後が不安！」と思う人もいれば、「人生100年時代だからまだまだ先がある♪」と思う人もいます。
「恐れ」と「楽観的」な両極端な例ですが･･･恐れを感じる人は、自分の頭で考えず世の中で推奨されているような流れにハマる人も多いし、楽観的な人は変なポジティブ思考にハマっているケースをみかけることがあります。
楽観的な人の変なポジティブ思考の典型的な例は･･･
「人生100年。まだ50歳だから、人生折り返し地点。自分はまだまだこれから！」と言います。
その心意気は素晴らしいと思いますが･･･問題なのがこの後で、「まだ時間があるから、やりたいことを先延ばしにする」というケース。
50や60歳でやりたいことを先延ばしにしたら･･･できる頃は何歳になってる？
今から第二の人生、花咲かせるために自分探しの旅に出たら･･･それが「わかって」、「それにそって生き始める」のは何歳？
「人生100年時代」という言葉を「100年生きられる」と素直に受け取っている人によく見られます。
人がどんな思いを持とうとどんな行動をしようと自由であり、他人がとやかく言うことではないので、普段は他人がどう思っていようともこのような話をきいても何も思いませんが･･･
当ルームでクラス受講をされたりセッションを受けられる方には、時間は有限であることをお伝えしています。
なので、先延ばし思考の方とっては厳しいと思われることもあるかもしれませんが･･･
先延ばし思考をやめたい、やりたいことを実現したいと思う方はお力になれると思いますのでどうぞご利用ください😊
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