被害者意識
被害者意識が強いと人生良くしたくてもならないよ～･･･って日頃からよくお伝えすることですが、それがいまいちピンとこないという場合、高確率で本人の被害者意識が強いです😅
自覚がない、ということですね。
昔実際に見たことがある例で･･･
会社の上司に、同僚にこんなひどいことをされた・言われたと告げ口してした人がいました。
上司が周りの人に聞き取りしたところ、二人の関係は周りからはそんなふうには見えないけど･･･という回答でした。
周りの目撃情報がないとなると、事実は当事者たちにしかわかりません。
なので、当事者たちを別々に呼び出して聞き取りをしたところ･･･お互い言うことが食い違っていて、証拠がないので真相がわかりません😔
のちに判明したことですが･･･片方がもう片方を陥れようとして嘘をついていたことがわかりました。
陥れられた方も全く非がないわけではありませんでしたが、事の顛末をきいていると気の毒に思えるほどでした。
嘘をついていた方は被害者意識が非常に強く、他人から同情を集めて「かわいそうな自分」をアピールするのが日常でした。
今までの人生で過酷な出来事をたくさん抱えた「かわいそうな自分」に対し、やさしくしてほしいし頑張ってるねって言ってほしい。
とにかく他人から「かわいそうな自分認定されたい」という悲劇のヒロイン願望が前面に出ていて、「自分と誰か」「誰かと誰か」の人間関係を悪化させるトラブルメーカーでした。
だから、日常生活でもますます良くないことばかりが起こり、そのたびにその欲は強くなっていくようでした。
この例の場合は、悲劇のヒロインに酔いしれ構ってちゃん体質だったのでそれでいいかもしれませんが･･･
人生良くしたいと思っているのに被害者意識が強い場合、それをやめないと良くなりません。
被害者意識が強い人の傾向は、ちょっとしたことを大きくしてわざわざ膨らませてしまうことです。
1のことを10にしたり、なんでもない部分にも火種をみつけてわざわざ自分で着火します。
そうしないと、自分が保てないのかもしれません🤔
また、被害者意識が強い場合、メンタルに支障をきたしていることも多いです。
被害者意識をやめないとメンタルも回復しないし、メンタルを回復しないと被害者意識もなおりません。
また、メンタルに支障をきたすと体にも影響がでてきます。
それほど、被害者意識と心身の不調は密接です。
私も過去に被害者意識が強かった時期がありましたが･･･案の所、心身共に不調に陥りました😅
その原因に気づけず、不調に対して服薬するだけの対処法で･･･後に「本質的にそういうことではない」ということに気づきました。
現在心身に不調がある場合、傷・骨折などは専門医にかかることで適切な処置ができるかもしれませんが･･･例えば数値的にも特に異常なし、病名もこれといってつかない、でも自分的にはすごく不調･･･みたいな場合、
私もかつて経験したのでわかりますが、自分の内面の問題が心身の不調として表面化していることも少なくありません。
なので、薬で不快な症状を抑えることはできたとしても、根本的なことを見直さない限り、また不調は繰り返されるのです。
その不調を何度も見過ごすと、病名がつくような病気になったりすることもあります。
ある説によると･･･心身の不調として現れるのは内面を見直そうという自分自身への警告であり、その警告を３度無視すると大きな不調につながっていく･･･というのがあります。
過去の私が被害者意識が強く、それに加え固定観念・ジャッジ・エゴも強めだった頃･･･まず１回目に心身の不調が起きました。
そこで自分と向き合わずスルーしたところ･･･その２、3年後にまた心身の不調に襲われました。
私の場合、体には胃腸の不快感として強く現れました。
胃は臓器の中でも、メンタルの部分が反映しやすい場所です。
最初はストレスかと思いましたが･･･そのストレスの原因に目を向けて改善しませんでした。
そうすることで２回目の心身不調を迎えたとき、「なにかがおかしい」ことに気づきました。
いろいろ調べていくと･･･自分の内面と向き合うことにそれを解消するヒントがあることがわかりました。
そこからは自分と向き合い、様々なことを学び、改善していく流れとなり･･･もうその心身不調を繰り返すことはなくなりました。
２回目のとき、違和感を感じ気づかなければ･･･3回目を迎えていたかもしれません。
何を大げさな･･･と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、過去の私のような事例を他にも多数見かけたことがあります😔
ずっとスルーし続けた人は、病気になって入院し薬が手放せなくなった人、手術をしたけど回復しない人、また別の部分の不調が増えて重い症状になった人、亡くなった人も知っています。
逆に、スルーせずにどこかのタイミングで気づき自分の内面と向き合い軌道修正した人は、「あの頃の自分はどこに？」という感じで、自分の人生を満喫して元気に自由に過ごしています。
単なる不調とあなどるなかれ、自分の心と体は自分自身に対して前もってアラートしてくれる、心強い味方なのです。
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