被害者意識が強い人

被害者意識が強いと幸せになれない

当ルームでお客様からのご相談内容にもよく見られることですが・・・自分が望んでいない状況に遭遇したとき、自分を守るために被害者意識が発動することがあります。

自分が望んでいない=辛い、悲しい、嫌だ怒りetc.

その状況を受けいれ難いから、受け入れなくてすむ方法を無意識に探ります。

自分が望んでいないこの状況を招いたのは、自分が悪いんじゃなく何か(誰か)のせいだ!

こうやって文字にしてみると・・・子供みたいって思いますが、その通りでワガママな子供と一緒🤣

聞いてて一番多いのは、「誰々に●●を言われた、された」です。

相手が自分にとって望むような行動をとらないと、その相手が悪者になります。

しかし、相手を悪者にしたところで・・・今起こっているその状況が変わるわけでもなく、ましてや相手が本当に悪者である方が少ないのです🤔

対人関係で、相手がなにか意見や要望を口にしたり、正当な指摘をしたとき・・・受け取った側が「ひどいことを言われた」と受け取る様子をよくお見かけしますが・・・それは受け取った側にとって望ましくない内容を言われたからそう感じたのであり、実際に本当に「ひどいことを言われた」かは本来は別物。

会社員だったとき、同僚が上司から「●●の業務をやって」と言われていて・・・

「なんで私が・・・」と上司に敵意を向けている人がいました。

敵意の理由は、自分がやりたくないことをやるように指示されたからです。

上司としては、業務上の指示です。

でも言われた部下は、「なんで自分がそんなことやらなきゃならないんだ」と不満。

「他に同じような立場の同僚もいるのに、何で自分が」と・・・。

そのうち、「あの同僚はこうだから自分に話が回ってきたんじゃないか・・・」とか、また「別の同僚が断ったから自分に回ってきたんじゃないか・・・」とか、「自分はこんな業務を回されるなんて低く見られていて上司から評価されてないんじゃないか・・・」とか、どんどん被害妄想が膨らんでいました。

けれど事実は、上司が様々なことを鑑みて、その業務を行うにはその人が適任と考え指示しただけの単純な話であり、実際は誰かのせいでその業務に任命されたわけでも、上司が低く評価したわけでもないのです。

しかし本人は被害者意識が強いので、任命された任務に真摯に取り組まなかった結果、本人が危惧した通り上司からの評価は下がっていきました。

これは、本人が真摯に取り組まなかった結果であり、任命された時点ではそんなことはなかったにも関わらず・・・です。

こんな風に、自分ではそんなつもりがなくとも被害者意識が強いことで、ますます自分が望まない方向へ進んでいることはよくあることです。

上記例以外にも・・・

・職場が変わっても、他人から嫌がらせをされたりひどいことを言われることがある

・違う相手でも、付き合う相手に嫌なことを言われたりひどい目にあうことがある

・嫌な出来事が起こりやすい

・いつも自分が損しているような気がする

・仲が良かった人と気づけば疎遠になっていることが多い

・自分はツイてない、なんで自分ばかり・・・と感じることがある

・人間関係の悩みが多い

こんな状況の場合は、被害者意識が強いケースも多いです。

自分は何もしてないのに・・・と思う場合も多いようですが、それこそが悲劇のヒロイン体質です😔

昔私の周りにいた人で、「〇〇が私を怒らせるようなこと言うから」とか「××のせいでとばっちりを受けた」とか「今自分がこうなったのは、周りの環境が△△だったから」「私は何もしてないから悪くないのに◇◇さんが・・・」というようなことばかり言う人がいました。

周りの友達からは、それは環境のせいでも他人のせいでもないということをよく指摘されていましたが・・・本人はそれを言われても逆ギレして「はぁ!?」という感じで取り合うことはありませんでした。

そのうち、それに嫌気をさした長年の友達だった人たちも離れていき・・・職場では居場所がなくなり・・・パートナーがほしくてもできず・・・実家の家族とも疎遠になり・・・本人が思い描いている幸せとはほど遠いような方向へ進んで行きました。

それは明らかに誰のせいでも環境のせいでもなくその人自身の意識や振る舞いが招いた結果でした。

被害者意識が強い人は、実は誰のせいでも何かのせいでもなく・・・自分自身で人生良くならない方向へ進めて行っているというのが現実です。

まだ周りに指摘してくれる人や付き合ってくれる人がいるうちはいいですが・・・それもなくなったら、気づく機会も減っていくことでしょう。

被害者意識が強い人は、基本的にワガママです。

そしてほとんどの場合、固定観念やジャッジの強さも合わせ持っていて・・・それらに気づいていかないことには容易に変わることはできません。

本日の例は被害者意識が強いケースをご紹介しましたが・・・多少の強弱の差はあれど、被害者意識は持たないのがおすすめです。

なぜなら、自分を被害者認定することにより、幸せになれない原因を自ら作り出してしまうから。

自分は大丈夫!と思っていても、日常のささいな出来事の中にも被害者意識は発生しやすいので・・・

人生もっと良くしたい人は、意識してそれをやめる習慣をつけていきましょう🙂

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