学びの場で感じる不満を繰り返さないために

その不満、どこから出てきたもの?

当ルームにお越しになるお客様の中には、どこかの教室で何かを習っていたり、何かの講座を受講したというお話をよく耳にすることがありますが・・・そこでの指導者の方とのコミュニケーションの話題が出ることがあります。

それを聞いて、私がどうこうジャッジすることはもちろんありませんが・・・受けている方自身に問題が見られるケースと、そうでないケースと2パターンあります。

受けている方自身に問題が見られる場合は非常にわかりやすく、同じようなことが一度ではなく起こります。

私も遭遇したことがありますが・・・今までいろんなものを習ったり受けたりしたけど、そこでの講師や担当者に対しての不満を口にする人がいます。

話を伺っていると・・・それが1度、2度、3度・・・と同じようなことが数回あるのです。

その都度、習ったり受けている内容や講師・担当者が異なるにも関わらず・・・です。

内容を聞いていると・・・どこへ行っても何を受けても不満は終わらないだろうな・・・と感じるような考え方をしている方が多いです。

逆に、提供側に問題があるにも関わらず、それらを利用した側が「自分がいけなかったのか・・・」と自己価値を下げたり罪悪感を持つ場合もあります。

どちらの場合も、「何が悪く」て「何が良い」という見方をしてしまうとこじれてしまいますが・・・

一つの体験として受け止め、それについて得たことを次回に活かしていくことで、たとえどんな体験をしたとしてもステップアップすることができます。

しかし、上記の例のように相手に対して不満を持ちまた別の何かを利用して同じようなことを繰り返したり、自分がいけなかったのかも・・・と自分を責めたり罪悪感を抱くだけでは、ただの「嫌な出来事」と自分の中にインプットしてしまうだけで終わります。

そのモヤモヤを持ち越したまま進むことで、またどこかで前に進む足かせとなることが出現するのです。

10年以上前の話ですが・・・私がまだ人生迷子だった頃、そこから抜け出すヒントを得たくて参加したとある講座の講師の考えについていけないことがありました。

まだ様々な面で未熟だった私は不満を感じましたが・・・同じように不満を感じた受講者も多く、次々と去っていきました。

自分の価値観や思考パターンに気づこう

そんな時、自分で選択したことは自分の責任であることと、相手に焦点を当てるのではなく不満を感じた自分に焦点を当てて考えることが重要ということを知り、目からうろこが落ちました。

確かに、その講座を受講しようと選択したのは自分であり、その講師が自分が期待したような考えの持ち主じゃなかったからといって相手に不満を感じるとは・・・なんと自分勝手なことでしょう😅

そこで、相手ではなく自分に焦点を当て、どんなことに不満を感じたのかを細かく見ていくことにしました。

そこには、今の自分の固定概念に気づくヒントがたくさん隠されていました。

相手を通じて自分の価値観があらわになり、それに対して自分がどうしていきたいのかという本心に気づくことができました。

それに気づくために参加したのかも・・・と思ってからは、相手に何も思わなくなり最後の回まで受講して終了しました。

これに気づかなければ・・・相手に不満を抱いたまま、また別の何かを受講しまたそこでも同じような思いを繰り返していたかもしれません。

当ルームではレイキ伝授の講座を開講していますが・・・

よくあるのが、当ルームでレイキを体験して・・・「過去に他のところでレイキ講座を受けたけど、そこではこんな風にしてくれず、不満だった」とか「こう習ったんですけど、本当ですかね?」というような内容です。

他の場所で習った内容は、その場面を見てないので私にはわかりませんし・・・

その講師の方が教えている内容、提供スタイル、信念など・・・私にはわからないので、私にそれを言ったところで私はなにも言えないわけで🤔

おそらく、「肯定」や「共感」してほしかったり、「それはこうであーで・・・」とかアドバイスを期待しているんだろうな~と思いますけど、そんなことは言わない🤣

〇〇を習ったところの先生とケンカしちゃって~

とか

△△を習ったところの先生と考え方の違いから気まずくなっちゃって~

だから、今度はこれ(当ルームの講座)を習おうかな?

みたいな考えの方がいるんですけど・・・

それ、先生が悪いわけでも、その講座が意味ないわけでもないですから・・・。

そういう問題じゃないことに気づこうね・・・って話です。

講座や習い事で不満を感じる時、その原因を相手に求めるだけでは同じことを繰り返してしまいます。

大切なのは、「なぜ自分がそう感じたのか?」

自分の価値観や思考パターンに気づくことが重要です。

どんな出来事も、自己成長へのヒントとして活かしていきましょう🙌

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