自作自演の世界

現実を創りだしているのは自分の意識

何かにお悩みの場合、自分で自分を縛っている様子をお見かけすることがあります。

「自分は〇〇です」と自身にラベルを貼って、「だから仕方ない」「~できない」「不憫だ」とそれを理由に自己憐憫する。

〇〇なことは事実かもしれませんが・・・だからといって、それを理由に自分を憐れんでもその事実は変わりません。

昔周りにいた女性で、「〇〇(病名)だから、パートナーができない」と言っている人がいました。

しかし、実際は違いました。

病名を他人に公表しているわけでもないし、パートナーを探す行動もしていませんでした。

公表してない上に、目にみえて何か症状が表れるわけではなかったので、その人が病気なことは誰にもわかりません。

ただ、本人が病気を理由に自己否定・自己憐憫していたため、パートナーを探す行動すらしていませんでした。

本人の申告通り「パートナーができない」なら、本当の理由はパートナーを探す行動をしていないからです。

自ら「可哀想な人」に仕立てあげて、自ら望みが叶わないようにしていたのです。

その後、彼女はそのことに気づき、病気のことも理解してくれるパートナーと結婚しました。

今の例のように病気じゃなくても、自分自身に何か名前を付けることでラベリングは完成します。

別の例では、「いつも男運が悪い」と自分にラベルを貼っていた女性がいました。

依存心が強く常に誰かがいないと不安になるので、いつも男性との出会いを探していました。

そのため、交際相手はわりとすぐ見つかります。

しかし、交際するまでの間に、自分の身の上話をするときに「自分は男運が悪い」と・・・今までどれほど辛い目にあったか、いかに自分が可哀想かを相手に説明するので・・・

「この人はそんな風に扱っていい人なんだな」と無意識に相手に思われ、結局付き合った後は毎回同じようなルートをたどり・・・「男運が悪い」といわざるを得ない状況をつくりあげる・・・ということを繰り返していました。

自分で自分にラベルを貼ってしまうと、その通りの展開になります。

他にも、

・自分は容姿が悪いから、パートナーが見つからない

・自分は年がいってるから、結婚できない

・自分には才能がないから、成功できない

・自分にはスキルがないから、転職できない

・自分は外で仕事したことがないから、専業主婦しかできない

etc.

自分の状況に名前を付けて、自分自身を縛る。

これがあると、それらのお悩みは解決しません。

なぜなら、自分がその状態でいることを許可しているからです。

今、もし自分が望まない状況にいる場合・・・

自分自身が、「今の状況であること」を許してしまっているかもしれません。

それは、潜在的な部分も大きいので・・・自分では「そんなバカな・・・😔」と思うかもしれません。

私の過去の経験を振り返っても・・・仕事・恋愛など望まない状況にあった時は、自分でそれを心の中で「仕方ない」と受け入れ許可していたことに気づきました。

望むようになるために、考えたり動いたりすることを諦めていたともいえるかもしれません。

しかし、そのことに自覚はなかったので・・・「なんでこんな状況になるんだろう」と苦しがるだけでした。

今思えば、自作自演だとわかりますが・・・🤣

現実に起こる出来事の大半は、自作自演です。

自分が意図したとおりに、

そのようになるように、

自分で動いています。

一言で表すと、「引き寄せの法則」ですね。

それに気づき、「意図」を変えてそれに沿って行動することで、現実も変わってきます。

望む未来に近づくためには、自己憐憫・自己否定・依存等はやめて、今とは意図を変える必要があります。

自分が「今の状況を変える」ことを許可しない限り、それは形を変えてでもずっと繰り返します。

ずっと繰り返したい人はそのままでもいいですが・・・

もし、今の状況から抜け出したいなら、

今すぐそれを自分に許可しましょう🙌

  • URLをコピーしました!