雇われない働き方を選ぶ人が増えている
会社を退職して個人でサービスを立ち上げる、間借りから自分の店を持つなど・・・自分がやりたいことを自由に提供する人が増えてきました。
お客様の中にも、今年フリーランスになった方が何人かいます。
たとえば、長年今の組織で働いている同じような状況の50代の方々からお話をうかがうと・・・
「あと数年で定年だから、その後再雇用で少し働いて・・・その間に自分でなにかやれることを準備しよう」と思う方と、
「あと数年で定年だけど・・・その先が見えないし、今のまま定年まで雇用されるかどうかもわからない。今のうちに自分でやれることを始めよう」と思う方
保守派と挑戦派に分かれます。
保守派と挑戦派どちらの生き方にもメリット・デメリットがある
同じ50代でも・・・
「もうこんな年だから・・・」という人が多いのが保守派。
「今一番若いうちにやらないと・・・」という人が多いのが挑戦派。
どちらが良し悪しもないですが・・・見ててイキイキ輝いていくのは、挑戦派の方々です。
かといって保守派が良くないというわけでもなく、どんな生き方をするかは自分で自由に選べるのです。
保守派の例でみたことがあるのは・・・定年まで予定通り勤められずリストラに遭った人、予想外に賃金が下がった人、定年後なにもできない自分にただ茫然とする人。
「もっと早くなんとかすれば良かった」
そう思っても、時間は巻き戻ってくれません。
私は挑戦派ですが・・・だからといって、みんなも挑戦すればいいのに・・・とは思いません。
どちらにも、メリット・デメリットは発生するので・・・自分の本当にやりたいことや自分の性質を見極めたうえでどう生きるか決めていけばいいと思います。
たとえば、日頃からメンタルが弱く、物質的なことを重要視する人が・・・
毎月決まった額の収入が入る保障がない自営業を始めたとしても・・・不安が募って心身ともに不健康になる可能性もあります。
また、誰かに明確な指示をもらうことで動くのが得意な人は・・・自分で考えて決めてなにかを提供するということは苦痛を感じるかもしれません。
それでもあえて挑戦したいと思うならやればいいですし、今のままがベストと思うならそれでいいと思います。
基本的にある程度精神力の強さがないと・・・仕事として自力でやっていくのは厳しいと様々な例を見ていて感じます。
以上は仕事として生計を立てていきたい場合ですが・・・
たとえば趣味としてやりたい、知人友人だけ集めてなにかやりたい、というならまた話は別です。
私が日頃から感じることは・・・
「自分でなにか提供したい」と言っても・・・
人によって目指すものが違うので、周りと比べても仕方ないし他人のジャッジも必要ないということです
自分でサービスを提供する人に必要な視点
たとえば、AさんとBさんが提供するものが同じだったとしても・・・
好きなことを趣味で友人知人とワイワイやりたいAさん。
好きなことを仕事として生計を立つようにしたいBさん
目指すものが異なるので、当然取り組み内容も変わってきます。
それに対して・・・
AさんがBさんを「あんなに頑張らないで、もっと楽しくゆるっとやればいいのに」と思ったり、
BさんがAさんを「お遊びでキャッキャしている人とは違うのよ」と思ったり・・・
こんな様子を見かけることがあります。
この場合、どちらが正解もなく・・・単にそこにかける熱量が違うので、共感しにくいだけのこと。
来るお客様の層も違います。
誰に何を届けたいのか、自分で選べる時代
当ルームの例でいくと・・・
スピリチュアル好きお花畑思考の人には、もっとスピってる不思議体験したいと感じるようですし・・・
スピリチュアルな視点を取り入れつつ本気で変わりたい人や現実を見れる人には、好評だったりします。
自分が何をするか?
どんな人にきてほしいか?
これは、自分でなにかを提供する人は選べますが・・・
会社勤めの場合は、何をするか誰にきてほしいか?は会社が決めるので、その通りに労働力を提供するのが会社と契約を交わす働き方です。
何度も言いますが、どちらに良いも悪いもありません。両立している人もいますし。
自分の人生をどう生きるか・・・
それは「今のまま安定を守る」ことも、「新しく挑戦する」こと、どちらでもいいのです。
大切なのは、自分がどう在りたいか?
自分の気持ちに正直に生きること。
周りと比べず、自分の本音と向き合って、自分だけの生き方を見つけていきましょう!