緊急性を感じないことが落とし穴になることも・・・
30代後半~50代の未婚で働く女性たちから多くいただくご相談の中に・・・
特にこれといった悩みはないけれど・・・「この先どうなるんだろう?」「今は楽しいけど、このままでいいのかな?」という漠然とした不安がある。
でも、具体的に今すぐなんとかしなきゃならない問題があるわけではないので・・・なにか対策するということはしていない。
今はいいけど、5年・10年後はどうなんだろう・・・?
という内容。
長らく正社員で働き、生活していくには困らない定期収入もある。
仕事も生活も特に大きな問題を抱えているわけではなく・・・
健康に気をつけながら日々を過ごし、休日は趣味や推し活、友人とのごはん。
たまに旅行にも行く。
積極的に結婚したいわけじゃないけど、絶対したくないわけでもない。
今、一人で自由になんでもできる状況が気に入っている。
「緊急性」はないけど、「漠然とした将来への不安はある」という状態ですね🤔
この場合、「現状に満足しているか?」と聞かれれば・・・ある程度満足できているケースも多いので、「何かを変えたい」という強い思いが湧いてくるわけでもないというのが特徴です。
しかし、ここで注目してほしいのが・・・
おおむね満足している状態なはずなのに・・・このままで大丈夫かな?という不安が出ている点です。
過去の私もそうだったのでこの状態はよく理解ができますが・・・
確かに、条件だけで見ると・・・・
暮らしていくために困らない定期収入があり、趣味や好きなことにお金と時間を使える自由気ままな暮らしをすることは・・・周りからみたら「強がっている」と思われることもあるかもしれませんが、
私もそうでしたし、同じような周りの友人知人もそうだったように・・・本人的にはその部分には満足している人も多いです。
しかし、人によって不安ポイントは違いますが・・・
たとえば
・結婚していない
・子どもがいない
・転職のタイミングを逃した
・キャリアに限界を感じている
・老後資金が足りるか
・周りの人たちの環境と比べてしまう
etc.
これらの理由から・・・今はいいけど、この先困ったことになるかも?という不安が出てくるんですよね🤔
一見現状に満足しているように見えても・・・不安が出てくる時点で、「今のままでいること」に対してなにか違和感を抱えている・・・ということも多いです。
しかし、目に見えて大きな問題がないので、その違和感を言語化できるわけでもなく・・・ただただ漠然と将来への不安という形で表れます。
過去の私もそうでしたが・・・このような状態でいると特に緊急性を感じないので、自らなにか対策をたてたり現状改善をするということが起きにくい。
その結果・・・その時自分で想像していた「将来」が目前に迫ったとき、漠然とした不安がリアルな現実に近づき、慌て出します。
しかし、その頃には・・・対策をたてたり改善する手段の選択肢が以前より減っていて、どうにもできなくて後悔するだけというケースも見てきました。
ここでひとつ例をあげると・・・
Aさん(女性)は、30代後半になり・・・昔からの友人たちが皆家庭や子供を持つことで、自分とは環境が変わってしまい疎遠になっていきました。
しかし、社会人になってからできた友人の中には同じ年代の未婚の人は何人もいたので、その人たちといることで安心していました。
恋愛にあまり興味がなく・・・結婚もしたいといえばしたいけど、しなくていいといえばしなくていいい。
定職について、自由にお金も時間もつかえるし、一人の自由気ままな暮らしが気に入っていました。
そのうち、一緒に遊んでいた友人たちもアラフォーになって次々結婚していきました。
現状に満足しているはずなのに、その状況にモヤモヤしたものの・・・
「自分は特に結婚したいわけじゃないからいいや」・・・と現状維持のまま年月を重ね、気づけば50代になりました。
50代になったAさんは、30代後半の頃の自分が想像していなかった状態になりました。
40代後半で定職を失い、契約社員や派遣社員を転々としました。
収入も激減し、好きなことにお金を使える機会も減りました。
「次の雇用契約を更新してもらえないかも・・・」いつもそれが頭から離れず、なるべくお金を使わないようにして生活しているそうです。
親は高齢で体が不自由になりAさんの兄夫婦の家に引っ越していたため、Aさんにとって帰る場所である「実家」もなくなっていました。
その状態になってはじめて心の底から「パートナーがいたら・・・」と本気で思いましたが、
Aさんが希望する条件の相手は、50代のAさんを選ばない・・・という現実に直面しました。
Aさんの周りにいたアラフォーで結婚していった友人たちは、当時Aさんと同じように「現状に満足していて困っている状況じゃないけど・・・未来への漠然とした不安がある」という状況は同じでしたが、
各自「なにに対して不安を抱えているのか?」「今はよくても、10年後このままいくとどんな未来が待っているか?」を真剣に考え、それに対して改善するための行動をした結果・・・
「信頼できるパートナーがいた方がいい」と考え、アラフォーで婚活したのでした。
アラフォーならまだ婚活もいろいろな選択肢があり、知人の紹介もありましたが・・・アラフォーの気持ちのまま50代になったAさんは、選択肢も少なく婚活は難航しました。
「10年以上前に、自分も真剣に婚活していれば・・・」と悔やむAさんですが、時は戻りません。
Aさんからすると、当時は特に緊急性を感じる状況ではなく困っていないと思ってた・・・とのことでしたが、将来への漠然とした不安に目を向けていれば・・・今のような状況になっていなかったかもしれません。
過去の私もAさんのような状況だったのでよくわかりますが・・・
今の状態がおおむね満足で特に困ってないときって・・・自分の中にある問題意識がどうしても低くなるんですよね🤔
本当は、今はよくても、将来への漠然とした「不安があることが問題」なんですけど・・・
「自分はどんなことに対して不安要素を抱えているのか?」という表に現れていない根本的な部分をちゃんと見てあげて、自分と対話ができていれば・・・Aさんのようなケースにはならなかったかもしれません。
実際私も、今の状況に満足しているはずなのに・・・なぜ将来的な不安があるのか?を真剣に見ていくまでは、自分の本心に気づけませんでした。
その本心は、「現状に一見満足している風の自分」からは想像できないような内容でした。
え、私の本心って・・・コレなの?と驚くような。
それくらい、「自分で思ってること」と「本心」というのが・・・私の場合、かけ離れていたんですね🤔
でもこれは、「現状に一見満足している風の自分」で居続けていれば、気づかなかったことです。
本心がわかることで・・・「今の現実は、私が本当に望んでいることと合ってない」ということに気づきました。
だから、「変えたい」と思いました。
そこからは改善のための行動をしたおかげで・・・現在は、その頃の自分の本心どおりの現実になっています。
自身の経験や様々なケースを見てきて言えることは・・・
「現状に特に問題ない」と思っていても、漠然と将来へ不安がある場合は・・・
実際は自分自身で「特に問題ない」と思い込んでいるだけで、
心の奥では「今のままじゃだめだ」とか「こうなりたい」という思いが存在するというサインです。
そのサインをキャッチして、自分の本心が望むように行動していくことで・・・
将来への不安は消えていくし、望むように実現します。
もし、あなたが「今はいいけど・・・この先もこのままでいいの?」
という不安がある場合は、「漠然とした不安」とスルーせず・・・
自分の中にどんな不安要素がひそんでいるのか?
自分自身と対話してみましょう🙂