「この人、全然学ばないな…」と感じる瞬間はどんなとき?
「この人は、本当に学ばない人だな・・・」
日常生活の中で、誰かにそう感じたことがある方もいるかもしれません。
当ルームではお客様から日々様々なお話を耳にしますが・・・
「学ぶ」ことに関して、勘違いしているな・・・と感じることがあります。
「学ぶ」ってどんなこと?
冒頭で紹介した例のように、
「この人は、本当に学ばない人だな・・・」と感じるときって、どんなときでしょうか?
たとえば、
・毎回同じような相手と付き合って、毎回「もうこんなことはこりごり」と言っている
・どこで働いても、毎回人間関係のトラブルが起こる
・嫌な出来事があるたびに、「運が悪い」で済ませている
etc.
今までの出来事や人間関係から、自分のパターンを見直さない・・・
こんな人が、「学ばない」と表現されやすいですね。
逆に「学ぶ」というと・・・
「学問」や「なにかの知識を得ること」と考える人も多い。
しかし、自分のパターンを見直さないのが「学ばない」なら・・・
この場合の「学ぶ」は、今までの出来事や人間関係から、自分の思考・行動パターン、クセを見直せる人・・・ということになります。
なので、人生うまくいかないからといって・・・「良い知識」をつめこむことより本当に大切なのは・・・
今までの経験を振り返って、「自分の体験から学ぶ」こと。
「他人のせい」にしているうちは、学びは始まらない
同じことを繰り返す人に共通しているのは、「自分の外側に原因を求める」傾向です。
「上司が悪い」
「彼が冷たい」
「運が悪かった」
など・・・もちろん、周囲に問題がある場合もあります。
しかし、同じような状況が繰り返し起こるなら・・・自分の中にも何かしらの要因がある。
そこに目を向けない限り、人生の中で何度も同じ課題を示してきます。
人生をロールプレイングゲームに例えていえば・・・
「次のステージに進むための試練」のように、本人が今いるステージをクリアするまで、ずっと同じステージが続くのです。
過去に見た例を紹介すると・・・
今まで何度も転職を繰り返し、その都度職場で「あの人が嫌だ」「この人が嫌だ」という理由で会社を辞める人がいました。
転職したばかりのときは、「今度の職場はいい人そうだ」とか「優しくしてくれる」と言ってたとしても・・・
すぐに「こんなところが不満」「あんなところが許せない」などど、嫌な面が出てくると・・・「会社辞めたい」を繰り返していました。
そんな様子ですから、どの会社へ行ってもうまくいきません。
しかし、本人は「上司が悪い」「同僚が意地悪だ」と言います。
人間関係がうまくいかない本当の理由は、本人以外の周りの人からみたら一目瞭然で・・・
「本人がワガママなこと」でした。
本人はそれに気づかず、他人のせいにして・・・今もずっと同じ学びを繰り返しています。
「学ぶ」とは、情報を得ることではなく「自分の内面へのアプローチ」すること
さきほどお伝えしたように・・・「学ぶ」と聞くと、多くの人は「知識を得る」と思いがち。
しかし、本当の学びとは・・・自分の反応や行動・思考のクセに気づくことです。
例えば、毎回人間関係でトラブルになる人が、「相手が悪い」ですませていても、何も変わりません。
しかし、
「そもそもどんなことがトラブルの原因なのか?」
「相手に期待しすぎてしまうのか?」
「なぜ期待してしまうんだろう?」
と、自分の内側をにアプローチを始めた瞬間、学びがスタートします。
ここで、過去の私の例を紹介すると・・・
私は昔から、自分が「いい」と思っていない人から好意を持たれることに抵抗がありました。
「相手に押されたら、つい負けちゃう」という人もいますが・・・私は逆で、押されたら引いてしまうタイプでした。
パートナー探しで苦戦していたとき、パートナー探しがうまくいく「知識」のひとつとして「自分に好意を持ってくれる人を受けいれる」という内容がありました。
今思うと、恋愛ノウハウ的な知識でしたが・・・
自分が好きだと思える人を追いかけるのではなくて、好意を持ってくれる人に目を向けた方がパートナーが見つかりやすい、というものでした。
私はその少し前に、自分が「いい」と思える人とうまくいかなかった経験をしたばかりだったので・・・
理屈で考えたら、確かにその方が可能性は高いかも?と思いました。
人には「気持ち」がありますので・・・理屈だけではうまくいかないこともありますが、当時の私は「そうか、それならうまくいきやすいのかも」と、その知識をインプットしてしまいました。
それに沿っていくと・・・あっさりとパートナーは見つかりました。
これは一見、私が「うまくいくための知識」をインプットしたことでうまくいったかのように思えます。
しかし、この後が地獄で・・・
ブログでは書けないような悲惨な状況になってしまいました🤣
当時の私は、相手に対してひっかかる点がいくつかあったものの・・・それを見ないふりして「せっかく好意を持ってくれているのだから」と、「好意を持ってくれる=ありがたいこと」という教えに同調していました。
当時の私は、その前の「うまくいかなかった体験」の直後だったので自己肯定感が非常に低くなっていました。
好意を持ってくれた相手と付き合ったけれど、付き合ったとたんに相手が本性を見せ始め・・・自己肯定感がさらに下がるような出来事ばかりが起きました。
結果的に悲惨な状況になりお別れしましたが・・・
この体験から私が感じたことは、好意を持ってくれるのはありがたいことだし、好意を持ってくれる人に応えれば確かにパートナーはできやすいかもしれない。
しかし、事前にひっかかる点がいくつかあると感じた自分の「気持ち」を無視して、世間で「いい」と言われる知識をもとに選んでしまった。
「気づいているのに、行動しない」も「学ばない」と同じ
「わかってはいるんだけど…」
「頭では理解してるんだけど…」
こういう言葉を口にする人も見てて非常に多いですが・・・
「わかっているのに、やらない」のは、学ばないと同じこと。
「知識」や「気づき」だけでは、現実は変わりません。
そこから行動を変えることが必要です。
学ばない人は変わるのが怖い?
「学ばない」理由は、「変わるのが怖い」ことが理由のひとつにあげられます。
「今のままではうまくいかない」とわかっていても、未知の世界に踏み出す方が怖い。
これとは逆に、「学ぶ人」は、他人ではなく自分の中に原因を探し・・・それを知って、変えていこうとする人。
他人のせいにしない。
運のせいにしない。
自分の反応や選択を見つめ直す。
この姿勢がある人は、たとえ失敗をしても次は同じことをしません。
なぜなら、失敗を「自分を知るチャンス」として活かすから。
その積み重ねが、様々な経験から「学ぶ」ことにつながっていきます。
何度も同じことを繰り返す人は、自分の成長が止まっている状態です。
同じテーマが繰り返し起こるのは、「このパターンを終わらせて次に進もう」というサイン。
それに対して、逃げても、ごまかしても、誰かのせいにしたとしても・・・結局、自分がそのテーマを学ぶまで、同じことが形を変えて何度もやってきます。
逆に言えば、そこに気づいて向き合えば、何年も続いた悩みが一気に終わることもあります。
学ぶとは、自分を変える勇気を持つこと
「学ぶ」というのは、知識を増やすことではなく、これまでの自分を少しずつ手放し、新しい自分を受け入れる勇気を持つことと言えるでしょう。
同じことを繰り返すのは、自分にとって未解決なテーマだから。
それに気づいてクリアして進んで行くのが、人生です。
私が高齢の方々を見ていて感じることは・・・
その方を見ていると、今までどんな人生を送ってきたのかが明確になります。
学ばず逃げ続けている人は、何歳になってもそのままで・・・ずーっと同じテーマを繰り返して年を重ねています。
だから、晩年になってもまだ苦しみ続けています。
逆に学んで成長してきた人は、いくつになっても尊敬できたり素敵だなと感じる部分を持ち合わせています。
どんな人生を送るも自分で選べますが・・・
今の人生は、一度きり。
ロールプレイングゲームのような人生なら、ずっと同じステージに留まることなく・・・課題をクリアして、次々進んで成長してレベルアップしていきたいと、私は思います😊










