うまくいく時はとんとん拍子?物件探しや婚活に共通するタイミング

とんとん拍子で進むときは、うまくいく?

人生には、どれだけ頑張ってもうまくいかなかったり変化がない時期と、驚くほどスムーズに物事が運ぶ時期があります。

人生山あり谷あり・・・と、それをたとえ頭ではわかっていても、流れが停滞したときは落ち込む人も多いです。

最近、知り合いのオーナーさんが新しい店舗をオープンしました。

その過程がまさに 「とんとん拍子」 で、驚くほどのスピードで都合良く進んで行きました。

建物の老朽化に伴い、今のお店を手放して突然移動しなければならなくなったオーナーさん。

様々な不安が、頭をよぎったといいます。

しかし、お店の経営をやめるわけにはいかないので・・・移動先の物件を探すことに。

なかなか見つからず諦めかけていたときに・・・ある瞬間からすべてが流れ出すように進み、気がつけば理想の場所で新しいスタートを切っていました。

「見つからない」からの急展開

そのオーナーさんは、長年お店を続けてきましたが・・・予想外の移転話だったといいます。

探してみたものの・・・

条件が合わなかったり、移転先の場所の問題などがあり、物件探しが難航しているという話を聞いていました。

移転の期限もせまり、「もう今の候補の中で決めなきゃならないのかも…」というオーナーさんでしたが・・・

知人から、希望する地域に多くのテナント物件を持つ不動産業者を紹介されました。

連絡をしてみたものの、なぜかその人に連絡がつかない・返信がこないという状態になったそう。

知人から紹介された相手なので、どうしようと困っていたときに・・・

また別の知人から紹介があり、その物件の内容を聞いた時に、「これだ!」と直感が働いたそうです。

結局・・・希望していた地域で見つかり、

今までのお客様も通いやすく・・・

条件も無理がなく・・・

内装も大家さんが新しく全部作ってくれて・・・

という、理想の状態におさまりました。

これに加えて・・・今まで長年無理をしてきた働き方を見直し、労働時間も短縮したそう。

移転前のお客様も変わることなく通ってくれているとのことで、物件を決める際も同業者や周りの人からのサポートがたくさん入ったと言っていました。

最初に知人から紹介された不動産業者に「無視された?」と思ったオーナーさんでしたが・・・

なぜか返信がなかったことにより、結局他の人から良い情報がもたらされ「待ってました」と言わんばかりに動き出し、流れが一気に変わってとんとん拍子に進んだのでした。

なぜ「うまくいく時」は一気に進むのか?

このような現象は、単なる「運」や「偶然」ではありません。

むしろ、「物事には動くタイミングがある」のです。

「準備が整った」瞬間、現実が動く

今回のオーナーさんの例でいくと・・・予想しなかった移転を余儀なくされる状況の中で、「いつまでに」という期限もあり・・・

「今後どうしていくか?」という「覚悟を決める」という状況になりました。

これを機に「やめる」ことや「どこかに雇用される」という選択もありましたが・・・「自分の店は続ける」という決断をし、望むイメージをして強い意志で進みました。

以前のお店は前オーナーから譲り受けたもので、そもそもがとても幸運だったと言います。

しかし、譲り受けた時点ですでにお店は存在していましたから・・・オーナーさんが「一から理想の店を作る」という状況ではなかったそう。

今回の移転で様々な不安はあれど・・・「一から理想のお店を作れる」と思ったら、不安と同時にワクワクしてきたそう。

この話を聞いた時、このあとうまくいくことは予想できました。

なぜなら、「決めて」「イメージして」「それに向かって行動」がセットになったとき、

「自分の内面の準備」が整い流れが変わるからです。

なにか起こった時、「目の前の状況」に目がいく人が多いですが・・・

自分の内側の「覚悟」や「方向性」がしっかりしていれば

たとえその時どんな状況だったとしても・・・「うまくいく」のです。

「必死さ」から解放されたとき、「新たな選択肢」が見えてくる

何かを探し続けて疲れた時、

ふと肩の力が抜けて、「もう無理かも」とか「今ある中から選ぶしかない」と思った瞬間・・・

ガチガチになっていた心と身体が「ゆるみ」、これまで見つからなかった選択肢が現れたり、
良いご縁に繋がったりすることは少なくありません。

今回の例も、まさにそれでした。

頑張りすぎて視野が狭くなると、「本当に必要なこと」に気づけないことがあります。

「少し力を抜く」ことが、流れを呼び込むことにつながります。

積み重ねてきた信頼が 見えない力 になる

今回の例では、常連さんが離れず、むしろいろいろ物件情報をくれたり応援してくれたという話も印象的でした。

物事がとんとん拍子に進む背景には、「見えない積み重ね」があります。

オーナーさんが今までお客様に誠実に接して関係性を築いてきたこと、それを10年以上コツコツと積み重ねた結果、周りの人からのサポートや信頼につながりました。

私も同じような経験がありますが・・・学校を卒業してからほとんど会ってなかった同級生たちが、ありがたいことに時々お店に顔を出してくれます。

ずっと会っていなかったけど、若い頃知り合ったご縁でその後も細々とつながっていなければ、こんな状況にもならなかったことでしょう。

また、開業したときはいろんな人に助けられました。

オープンしてから顔を出してくれた人の中には、「えっ!」と驚くような方々もいました。

みんなに助けられて、今日まで来れたんだなぁ・・・と改めて感謝する今日この頃・・・。

「とんとん拍子」の流れは、誰にでも訪れる

物事が一気に動く時は、「突然」訪れます。

人によっては、努力がやっと実った瞬間だったり、「流れ」と「自分のタイミング」がかみ合った瞬間だったりします。

そして共通するのは、

「準備できた人のところに流れが来る」

ということ。

これは、どの例を見ても共通です。

また、流れが来たときに「パッと動けるか」どうか・・・これは「来た流れに乗る」ために、とても重要なことです。

流れをつかむために大切なこと

望む方向を明確にしておく

自分の希望や理想が曖昧だと、流れも曖昧になるか・・・たとえ流れがきてもそれに気づけません。

逆に、望む未来がはっきりすると、必要な情報が自然と集まります。

必要な行動は続ける

流れが来る前の行動や努力は、流れがくるために必要なこと。

すぐに結果が目に見えて現れなくても、望む方向へ必要な行動だけは淡々と行うことがおすすめです。

行き詰まったら、一度手放す

全力でやって、やれることをやり切ったら・・・一度ゆるめることも大切です。

見えていなかった道が開けることもよくあります。

時々見かけるのが・・・「全力でやって」の部分をやらずに、「ゆるめる」人がいます。

例えば、望みを宇宙に放ち、あとは待つだけ・・・という状態。

実際、宇宙に放つ・・・のあとは、「行動」が必須。

「ゆるめる」のは、「出来る限りの行動」をしてからです。

流れが来たら、迷わず乗る

とんとん拍子に事が進むためには・・・スピードが重要。

躊躇している間に、流れが過ぎ去ってチャンスを逃すこともあります。

私がよく見かける例では・・・

日頃から「自分でなにかやりたい」と言っていて、そのための知識やスキルを習得済みなのに・・・

それを使う場面がいざ目の前に現れたら、「まだ準備できてないので・・・」って流れに乗らない人。

そういうケースは、その後もチャンスが訪れないままのことも見てて多いです。

逆に、「まだ自信ないけど、話がきたからやってみよう」と流れに乗る人は、その後もまた次の展開につながって活躍しているケースが多いです。

婚活にも同じように「流れ」がある

今回の物件探しの話を聞きながら、私は婚活をしている方のご相談を思い出しました。

日頃から、婚活・就活・物件探しには共通するものがあると実感している私ですが・・・

婚活でも同じように、

・出会いがない

・いい人が現れない

・続かない

・選ばれない

など・・・停滞期が続くことがあります。

しかし、今までの様々な婚活のご相談や私自身の過去の経験からいえることは・・・

「準備が整った」とき、それまで停滞していた婚活が驚くほどスムーズに進むことがあるのです。

いくつか実例でご紹介します。

婚活が難航していたけど・・・

「結婚したい」と焦っている時には誰ともうまくいかなかったのに・・・

「もう無理に探すのはやめよう」「一生一人でもいいや」と肩の力が抜けた途端、意外なところからご縁が舞い込むことがあります。

周りがどんどん結婚し、アラフォーになったAさんは「自分も結婚したい」という思いから、婚活を始めました。

しかし、思っていたより婚活は難航し・・・付き合う人すらできない状態。

1年以上頑張ってみたけど、疲れてしまったAさんは婚活を断念。

「婚活を頑張って疲れた自分」と向き合い、

なぜ頑張っていたのか?

なぜ疲れたのか?

自問自答していくことで・・・そもそも「結婚」という制度に執着していないことに気づきました。

ただただ「一緒にいて落ち着けるパートナーがほしかっただけ」だと気づいたAさん。

そこからは、「結婚しない場合の未来」について望むイメージをしました。

すると、一人で生きていく場合・・・最低限必要なことや、やるべきことが見えてきたといいます。

今まで「婚活」につかっていた時間を、自分の将来のための基盤づくりに使うことにしました。

すると・・・ひょんなところで出会いがあり、Aさんは自分がイメージするパートナーと結果的に結婚することになりました。

Aさんは、「結婚したくて婚活」という視点から・・・

「一人で生きていくためには?」に視点を変えて、「結婚」に対しての考えを「ゆるめて」

「一人で生きていく」にフォーカスする先を変えたことから、婚活のプレッシャーから解放されたようでした。

複数の人と微妙だったのに、1人だけ「すっと入ってくる人」が現れる

これまでの出会いと明らかに違い、初対面なのに緊張せずなぜか安心感がある。

そんな相手とは、話が早く進むことも多い。

婚活していたBさんは、複数の相手と交流していましたが・・・どれもいまいち決め手に欠けていました。

しかし、ある婚活イベントに参加したとき・・・

話してて「ほっとする」人に出会いました。

その人は、Bさんにとってタイプでもなければ、特別惹かれる「条件」等もありませんでした。

Bさんが希望する年齢層からも外れており・・・結婚相談所や婚活アプリなど「まず条件検索」するようなシステムでは、出会わないであろう相手でした。

同じく相手もBさんに特別な「何か」を感じたわけでもありませんでしたが、話してて心地良さがあったといいます。

とんとん拍子に話は進み、二人は結婚しました。

「運命の出会い」的な華やかさはありませんでしたが、後にきいたところ・・・

二人とも、まだ付き合う前に「なんとなく、この人と結婚するかもしれない」と思ったそうです。

そこには恋愛的な「ドキドキ」や「トキメキ」はなかったとお互い言いますが、「なんとなくそう思った」という自分の直感を信じて、とんとん拍子に進んだ「流れ」に乗ったそうです。

「とんとん拍子」は、決して偶然ではなく・・・「来たるタイミング」までに、自分を整えてきた人 に訪れる「流れ」 です。

物件探しも婚活も、なにも動かない時期もあり・・・そんなときはついネガティブ思考になりがちに。

しかし、「自分の準備」が整い、目標に向けて動き続けた時、

突然現実が動き出します。

うまくいく時期は、本当にとんとん拍子で、

しかも、突然やってくる。

今停滞している人は落ち込む必要はなく・・・流れが来るまで、自分の内側を整え淡々と準備をしましょう。

そして、流れが来たら、迷わず乗りましょう。

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