感情が先走る人は、冷静に状況判断できない?同じ問題を繰り返す理由

感情が先走る人は、なぜ同じ問題を繰り返すのか?

人生の中で、問題や予想外のトラブルが起きることって誰にでもありますよね。

当ルームでいただくご相談の中にも・・・

・人間関係がうまくいかない

・恋愛や結婚で同じ失敗を繰り返す

・職場で同じ問題が起きる

・自分は頑張っているのに、うまくいかない

これらの出来事が起きたとき、

「人生が変わっていく人」と、「同じ問題を繰り返す人」がいます。

この違いを生む大きな要因の一つが、感情が先走るかどうかです。

問題が起きたときに冷静に状況を見られる人は、その出来事から学びを得て次に活かすことができます。

しかし感情が先に動いてしまう人は・・・

問題の本質を見ることができず、結果として同じ出来事を繰り返すことになります。

では、感情が先走ると・・・どんなことが起こるのでしょうか?

感情が先走ると、状況を冷静に判断できなくなる

問題や予想外のトラブルが起きたとき、本来必要なのは状況を客観的に把握することです。

例えば、

・何が起きたのか?

・なぜそれが起きたのか?

・自分の行動はどうだったのか?

・相手の立場はどうだったのか?

これらの視点から出来事を整理することで、本来は問題の本質が見えてきます。

しかし、感情が先に動く人は・・・

出来事を整理する前に、

怒り、悲しみ、不満、被害者意識、他責 etc.

「感情」に意識が向いてしまいます。

その結果、出来事より感情を優先してしまう状態になる。

状況分析できない人は、環境や他人のせいにする

感情が先走る人に多いのが、問題の原因を外に求めることです。

多くの場合、「この問題が起こったのは、自分が悪いわけじゃない」という被害者意識が強い。

時には、環境や他人の影響はゼロではないかもしれません。

しかし、すべてを環境や他人のせいにしてしまうと、自分の行動を見直す機会がなくなります。

そうすると・・・たとえ環境を変えても、場所を変えても、また同じ問題が起きます。

なぜなら問題の原因が外ではなく、自分の行動パターンにある場合が多いからです。

ここに気づかず、いつまでも同じことをしている人も見かけます。

感情を重視すると、問題の「本質」を見落とす

感情が先立つ人は、出来事よりも「感情を守ること」を優先します。

例えば人間関係のトラブルで、

「私は傷ついた」

「私は嫌な思いをした」

という感情だけに意識が向いてしまうことがあります。

もちろん、自分の感情は大切です。

しかし、そこで止まってしまうと・・・

・なぜその状況になったのか?

・自分の対応は適切だったのか?

・相手はどう感じていたのか?

という視点が抜けてしまいます。

その結果、問題の原因がわからないままになります。

当ルームでいただくご相談の中には、自分の感情を優先し、物事の本質を見落としている状態で来られることもよくあります。

しかし、セッションや講座を進めていく中で、冷静に状況を見つめることができると・・・

いかに自分の感情だけで先走っていたか、

そして、いつもどんな場面でも同じようなことを繰り返していたのかに気づく場合も多い。

同じ問題を繰り返す人の共通点

人生で同じような問題を繰り返す人には、共通点があります。

それは「出来事から学ばない」こと。

例えば・・・

・恋愛で同じタイプの人を選ぶ、同じような結末になる

・職場で望まないトラブルが起きる

・仕事、家族、恋愛などの人間関係が全部同じパターンになる

こんな場合、たとえ前回は「仕事」、今回は「恋愛」など出来事のテーマが違っても、

自分の行動パターンは変わっていないことが多いため、同じようなことを繰り返します。

しかし、感情が先に動くことで・・・

「また嫌な人に出会った」

「また環境が悪かった」

という結論になり、自分の行動を見直す機会を失います。

感情に振り回されないために必要なこと

感情的になりやすい人が冷静に状況を見るためには、いくつかのポイントがあります。

すぐに判断しない

問題が起きた直後は誰でも感情が動いて当然のこと。

その状態で判断すると、偏った見方になりやすくなります。

まずは、「今は感情が先走っている」と自覚することが大切です。

出来事と感情を分けて考える

多くの人は、出来事を感情に結びつけます。

たとえば、「相手に嫌なことを言われた・された」と言う方も多いですが・・・

実際は、「相手が〇〇と言った」「相手が〇〇という行動をした」という「出来事」に

「自分の思い」を乗っけているのです。

ですが本来は、

出来事

それに対して感じた感情

これらは、「別もの」です。

この2つを分けて考えるだけでも、状況を客観的に見やすくなります。

自分のパターンに気づく

同じ問題を繰り返す人には、特定の思考や行動のパターンがあります。

私が会社勤めをしていた時、

新しく入社してくる人のことを、良く思わない人がいました。

たとえ、上司や同僚たちが「素晴らしい人が来てくれた」と言っても、自分はそうは思わない。

本人に自覚はないようでしたが、「自分が知らない人」→「未知のこと」→「知らないから、こわい」という思考パターンを持っていました。

そのため、人との間にある「壁」が高い。

「こわい」から、最初から相手に対してネガティブな印象しか持たないのです。

だから、誰が入社してきても・・・良く思えず、ネガティブな感想ばかり言う。

そしてそれは、人間関係だけでなく・・・「業務」に対しても同じでした。

この方の場合、「未知のことに対する必要以上の恐怖」という思考パターンが根付いているので、

人も物事も「新しいものが苦手」「現状維持が好き」

だから、いつも消極的だし挑戦もしない。

職場では、「消極的で挑戦しない人」は、評価は低くなる傾向があります。

でも、それを「評価がいいAさんは、上司に気に入られてるからだ」とか「評価がいいBさんは、アピールがうまいからだ」と信じています。

自分の思考や行動のパターンに気づかない典型的な例でしたが・・・

自分のパターンに気づくことができると、たとえ状況は同じでも、違う行動が取れるようになります。

人生が変わる人は、「なぜそうなったのか」を考える

問題や予想外のトラブルが起きたとき、

「誰が悪いのか」ではなく・・・

「なぜこの状況が起きたのか?」

と考える人は、そこから学びを得ることができます。

複数の人が集まると、「今、大変な状況になっている」のに・・・

「こうなったのは〇〇のせいだ」「だから言ったのに」「やるべきじゃなかった」などと、「悪者探し・悪い所探し」が始まることも多いですよね。

でも、「今、大変な状況になっている」と冷静に状況を見ることができる人は・・・

その状況に対して、「今、自分にできること」「今、目の前の問題を解消する方法」に意識を向けます。

そして、その場面が落ち着いてから、なぜこの状況が起こったか?を冷静に考え、

「また起こらないように変えていく」ことができます。

この視点を持てるようになると、出来事の見え方が変わります。

トラブルや問題は、ただ嫌な出来事ではなく、自分の行動や考え方を見直すきっかけになります。

そしてこの習慣がある人は、同じ問題を繰り返さなくなります。

人生の様々な場面で、思うようにいかないことはいくつも遭遇するでしょう。

でも、それを「嘆くだけの人」と「変えていける人」が存在します。

嘆くだけの人は、いつも同じパターンを繰り返し・・・

変えていける人は、次々ステップアップしていきます。

過去の私の経験からも言えることですが・・・

自分の思考パターンや行動パターンって、本人にとって「当たり前すぎて」気づくのが難しいです

実際、当ルームでもセッションや講座内でなるべく自分でそれに気づけるように案内していきますが・・・

固定観念が強い人は、時間や回数をかけてもなかなか気づけず苦労している人もいます。

それもまた、本人にとって必要なプロセスなんでしょうが・・・

ずっと同じところをぐるぐるしていると、あっという間に年単位で時間が過ぎていくということも、お忘れなく・・・。

人生の時間は、有限です。

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