「変わりたい」のに行動できないなら、完璧を求めず「やりながら変わる」

「困っているのに動かない」人が多い理由

「〇〇の問題を抱えてて困っているから、現状を変えたい・自分を変えたい」と言っているのに、

いざ変わるための具体的なプランを考えた時・・・

多少問題はあるけど、ものすごく困ってるわけじゃないし・・・と、行動を先送りする様子を見かけることがあります。

上記のような例は、最初に「〇〇の問題を抱えてて困ってる」・・・という出だしだったにも関わらず、

いざ具体的になると・・・「そこまで困ってないから・・・」みたいな🤔

あれ?さっき、「困ってる」って言ってたよね?・・・どっちやねん🤣・・・と矛盾が生じる瞬間ですが、

多くの場合、問題が目に見えて具現化するまで本気で動かない傾向があります。

健康、キャリア、人間関係も同じで・・・

体調を崩してから、運動を始めたり対処法を探す。

会社で困った場面になったときに、スキルアップせざるを得なくなる。

人間関係でつまずいてから、はじめて自分の心の整理をする。

長年付き合ったパートナーに振られてから、焦って自分磨きをはじめる。

etc.

しかし、すでに事が起きた後から慌てて始めると・・・解決までに時間も労力もかかります。

まさに「やっておけばよかった…」と思う瞬間かもしれません。

自己理解や改善は、後から取り戻せない貴重な「時間の投資」です。

だからこそ、「まだ大丈夫」と思う今こそ、小さな一歩を踏み出す価値があります。

未来の後悔を防ぐためには、まずは未来の自分を想像することが重要です。

「今その問題と向き合わなかったら・・・5年後にどうなっているだろうか?

と意識するだけでも、行動のモチベーションは変わります。

「完璧主義」が先送りにつながる

その際は、完璧を求めすぎないことも重要です。

完璧にやろうとする気持ちこそが、実は先送りの理由になりがち。

小さくてもいいから、今日できることを一歩ずつ実行する習慣を作るのがおすすめです。

さらに、思いついたアイデアや学びは、すぐに形にしたりアウトプットしましょう。

紙に書く、誰かに話す、実際に試してみるなど・・・

小さな行動が未来の自分を守り、「やっておけばよかった…」という後悔を防ぎます。

結局のところ・・・たとえものすごく困ってなかったとしても、

「変わりたい気持ち」があるなら、そう思った瞬間が最適なタイミングです。

行動しなければ、変化は訪れません。

しかし、多くの場合・・・「今はタイミングじゃないから・・・」という、

自分にとって都合良い理由をつけて先送りにします。

いつまでたっても、「自分にとってのタイミング」がこなくてずっと変われないままの人もたくさん見てきましたし・・・

特に、「〇〇歳まで」「いつまでの期限付き」など・・・制限が掲げられているようなものは、

やろうと思った思ったときに改善しようとしても、もう間に合わない・・・という例もいくつも見ました。

いくら「あのときやっときゃよかった」と思ったところで、後の祭り。

一方、「今すぐ変えたい」という本気度が高いケースは、すぐに取り組むので結果もそれに伴って現れやすいです。

自己投資とは、お金だけではない

さきほど「時間の投資」と書きましたが・・・

生きていく上で、自己投資を後まわしにするケース、見てて非常に多いです。

自己投資と聞くと、「そんなにお金をかけられない」と言う人がいますが・・・

投資とは、お金だけでなく・・・労力や時間も含みます。

お客様から、「飛鳥さんみたいに、自分でなにかできることをやりたい」と言われることがありますが・・・

私自身、今までたくさん自己投資してきました。

お金も、時間も、労力もたくさん使いました。

現状を変えていける人、やりたいことを実現している人は、必ず自己投資しています。

セッションジプシーや講座ジプシーの人で、セッションや講座を受けることで「自己投資している」と思っている人も多いですが・・・

自分のために時間やお金は使うけど、かんじんの「自分との対話」は進んでいない・・・というケースもあります😅

せっかく時間もお金も使うのに、自分自身に目を向けられないのはもったいない。

行動するタイミングは、そう思った「今」

私の例でいくと・・・

起業したいけど、もう少し自信をつけてから・・・という状態が何年も続きました。

当時会社員でしたが、自分にとって都合良いいろんな理由をつけて辞めない状態でした。

しかし、今後の人生を考えた時・・・

「もう少し」って一体いつまで?

そう思ってから、もう数年経った。

会社も、辞めようと思ってから数年経った。

数年前と今・・・起業したい気持ちはあるけど現状が変わってないことに気づき、

「このままだと、一生起業しないだろう」

と思いました。

そこからは、やりたい分野で仕事をしつつ・・・自信をつける、という経験を積み重ね、その後起業しました。

起業して気づいたことは・・・業種は違えど周りの事業主の方もみな同じで、完璧さを求めず「やりながら」身に着けています。

これって、本当に大切なことだと私は実感しています。

組織で働いていると・・・「やりながら」というよりは、「成果が出せるよう準備して」という思考が優先になりがち。

「成果」は、自分の評価や営業成績などにも関わりますし、「上司に怒られないように」とか・・・

前に進みながら~する、というよりは・・・

進む前に、充分な準備をする方が大事なんですよね。

学校の英語教育でもわかるように・・・

いくら単語や文法をインプットしても、ヒアリングしても・・・英語を話せるようにはなりません。

しかし、たとえ覚えた単語や文法が少なくても・・・

まずはそれを使って会話しようとすることで、だんだん話せるようになります。

「やりながら、覚える」「やりながら、上達する」

これはどんなことにも当てはまります。

ちなみに英語に関しては・・・

いざ知ってる単語や文法を使って話してみると、中学英語で十分会話が通じることに気づきます🤣

「いつ取り組むか?」未来を想像して、後悔のないように生きていきたいですね。

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