気になる夢を見たとき、スルーしない・こだわりすぎない

「気になる夢」を見た時、どう反応する?

先日、お客様との会話の中で・・・「夢」の話題になりました。

そのお客様が眠っている間に見た夢が、ご本人にとってあまり良い内容ではなかったとのこと。

朝起きて、印象に残る夢を見たとき・・・

多くの人は、

「なんか嫌な夢だったな・・・」

「でも夢だし、今の現実じゃないしな・・・」

と、あまり気にせずに日常へ戻っていきます。

確かに、「夢」は「今目の前にある現実」とは違うかもしれません。

そして、「夢を見た」からといって、何か特別なことが起こるわけでもありません。

その一方で・・・

夢に「意味」を求めすぎて振り回されている人も見かけることがあります。

夢は「信じる対象」でも、「占う対象」でもなく、

今の自分の内側を、教えてくれるもの

そんな視点でみていくと、実は気づくことがたくさんあるのです。

夢は「未来を当てるもの」ではない

「正夢」という言葉があるので、恐がる人もいますが・・・

夢は本来、「未来を予言するもの」ではありません。

「この夢を見たから悪いことが起きる」

「この夢は吉夢だから安心」

など・・・「当たるかどうか」ということを判断材料にしてしまうと、

夢は役に立つどころか・・・自分の行動や思考を縛るものになります。

夢が映しているのは・・・

未来ではなく、今の自分の状態

それも、頭では「わかっている」

「表の自分」ではなく・・・

普段は後回しにしている感情や、気づかないふりをしている違和感です。

「ただの夢」だとスルーしすぎる人に起きやすいこと

「なんか気になる夢」を見ても・・・

「夢だから、気にしない」

「忙しいし、考える余裕がない」

そうやって毎回流してしまう人には、現実でも共通する傾向があります。

具体例①:自分の状態確認を後回しにする

・疲れていても「まだ大丈夫」「頑張らなきゃ」と自分に言い聞かせる

・モヤっとしても、その理由を考えない

・体調や気分の変化に、鈍感になっている

このように、夢に対しても同じ姿勢をとりがちに・・・。

夢を無視しているというより、自分の内側を見ないクセがついている状態。

夢は「大きな警告」ではなく、

「今ちょっと無理してるよ」という小さな通知のようなことも多い。

それをすべて「オフ」にしてしまうと・・・本当に限界が来るまで気づけなくなることも。

「夢か」で片付けすぎると、現実で起きやすいズレ

夢をスルーしすぎる人は、現実でもこんなことが起きやすくなります。

具体例②:違和感に気づくのが遅れる

・人間関係が壊れてから、「無理してた」と気づく

・体調を崩してから、ストレスを自覚する

・限界を超えてから、初めて休む

夢には、このような出来事のかなり手前で出てくることが多いもの。

だからといって、夢を真剣に分析しすぎる必要はありません。

「こんなことが気になっているのかも・・・」

「精神的に疲れているのかも・・・」

「気づかないうちに無理してたのかも・・・」

それに気づけるだけでも、十分です。

反対に、夢にこだわりすぎる人の例

一方で、夢で見たことを大切にしようとするあまり・・・

必要以上に意味づけしてしまうケースもあります。

スピリチュアルにはまっている人に、よく見られるケースです。

具体例③:夢を判断基準にしてしまう

・嫌な夢を見たから、予定を全部やめる

・不安な夢を理由に、行動を止める

・夢の内容で、人や出来事を決めつける

この状態になると・・・

夢は「気づき」ではなく思考や行動を制限するルールになってしまいます。

夢はあくまで補助的なもの。

現実の選択まで委ねる必要はありません。

夢の解釈に疲れてしまうケース

具体例④:「正解」を探し続けてしまう

・この夢の「意味」を調べ続ける

・「この解釈が合っているか?」不安になる

・「答え」が出ないと落ち着かない

こうなると、夢はもはや自分自身のヒントではなく、解くべき課題になります。

解釈に、正解はありません。

「よく分からないけど、今ちょっと余裕がないのかも?」

それくらい曖昧な受け取り方でも、役に立ちます。

ちょうどいい夢との距離感とは?

「気になる夢」を見た後で大切なのは・・・

「意味を読み取ること」ではなく、今の自分の状態に目を向けること。

具体例⑤:夢を現実チェックに使う

夢を見たあと、

・最近、無理をしていないか?

・本音を飲み込んでいないか?

・後回しにしていることはないか?

こんな問いを、現実の自分に向けてみる。

夢の内容を細かく覚えていなくても、「感情」だけ覚えていれば十分です。

【例】私自身の夢との付き合い方

ご参考までに、私が夢を見たときに意識していることを書いてみます。

たとえば、

追いかけられる夢や、崖から落ちる夢、怖い夢を見たとき。

私は「これは何を意味するんだろう?」と答えを探すよりも、

今の自分の精神状態に目を向けるようにしています。

最近、無理をしていなかったか?

緊張が続いていなかったか?

体や心が悲鳴をあげていないか?

本音を飲み込んでしまっていないか?

「夢での出来事そのもの」よりも、

「この夢を見た自分は、今どんな状態なんだろう?」

という視点を大事にしています。

また、事故の夢を見たときも同じです。

事故の夢を見たからといって・・・

「今日は外出しないほうがいい」という選択はしません。

その代わり、いつもより少しだけ注意深く過ごすようにします。

慌てない。

無理をしない。

確認を一つ増やす。

夢を「思考や行動の制限」にするのではなく、現実での姿勢を整えるヒントとして使う

それくらいの距離感が、私にはちょうどいいと感じています。

ちなみに・・・

夢はすべてが心理状態の反映だ・・・と言い切るつもりもありません。

あとから振り返って「あれは予知夢だったのかもしれない」ということが、

全くないわけではありません。

先のヴィジョンを見せてくれることがあることも、実体験から理解しています。

ただ、たとえそんな体験があったとしても・・・

私はそれを「特別視」しすぎないようにしています。

夢を「当たる」「当たらない」を基準にするよりも、

それをヒントにどう現実に活かすか?

のほうが、

自分の人生の助けになると感じているからです。

だから、

スピリチュアルに偏りすぎず、かといって物質的な面しかみない・・・ということもしません。

夢は、現実をより良くするためのヒント

今のところ、私はそういう距離感で付き合っています。

何度も同じような感覚が続くときは

もし、

・夢を見たあと、同じ違和感が続く

・似た感情を何度も夢で味わう

・同じような内容の夢を何度も見る

そんなときは・・・

「たまたま」「しょせん夢だし」とスルーせず、自分の内側と現実の生活を見直してみるのもおすすめです。

ただし、

「必ず向き合わなきゃ」

「答えを出さなきゃ」

そう思う必要はありません。

夢は、信じるものでも、恐れるものでもありません。

・完全にスルーしない

・でも「意味」にこだわりすぎない

・今の自分自身を振り返るための材料にする

完全にスルーする、意味づけしすぎる、このどちらにも寄らない中間のスタンスが・・・

「スピリチュアルだけ」にも「現実だけ」にも偏らない、夢との付き合い方です。

もし最近、気になる夢を見た後に、感じたことがあったなら・・・

「その夢が特別だから」ではなく、

あなた自身が、自分の状態を確認しようね・・・というサインかもしれません。

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