変化したいなら、自分と向き合うことは重要
今の状況を変えたい、人生もっと良くしたいなら・・・「自分と向き合うことが大切」
これを「知っている」人は多いと思いますが、「知ってて取り組んでいる」人となると・・・数がぐ~んと減ります。
人生もっと良くしたいという思いから、自分と向き合ってみたものの・・・
「しんどくてやめてしまった」というお声をいただくことがあります。
「どうしたらいいですか?」と訊かれることがありますが・・・
「しんどいなら仕方ないね、無理しない方がいいよ」
とも
「しんどいからって、逃げちゃダメだよ」とも私は言いません。
しんどくてやめたいなら、やめればいいですし・・・
しんどいけど続けたいなら、続ければいい。
自分が「しんどい」と感じていることに対して、
「何を目指して、そのしんどい思いをしているのか?」
「自分がしんどいのに、どうしたらいいか他人に訊くのか?」
「そもそも、なぜしんどいのか?」
このへんをもう一度考えて、自分で決めていくことをおすすめします。
なんちゃってスピってる方々の中には・・・「やめてもいいよ~」って誰かに優しい言葉をもらえるのを期待している人を見かけます。
また、実際は全然向き合えてないけど・・・「向き合えている気」になってる人もよく見かけます。
一方、真面目な人に多く見られるのが・・・「自己否定する自分との向き合い」
自己否定しながらの自分との向き合いは、そりゃあしんどいですよね🤔
過去の私の例で紹介すると・・・
たしかに「自分と向き合うこと」は、辛かった。
なぜなら、「自分が認めたくない部分」や「今まで気づかないふりしてた部分」を見なきゃいけないから。
そして、それによって出てくるドス黒い感情🤣とか、罪悪感、羞恥心、嫉妬心、そして自己否定など・・・
今までスルーしてきた部分を受け止めなきゃならない。
単純に、しんどいよね・・・って思います。
しかし、私には「自分と向き合うための理由」があった。
それは・・・「現状を変えたい」「自分を変えたい」ということ。
望むような現実になっていない現状に対して、「良くなりたい!」という強い思いがあったのです。
それまでは、「良くなるであろう」と思われることをいろいろ試したこともありますが・・・
結局、どれも行きつく先は「自分の内面」だと気づきました。
「内面」ですから、「外側」からいくら働きかけても・・・自分自身をしっかりと見なきゃ変化しない。
「自分の内面に興味がない、知りたくない」「知るのが怖い」
ご相談の中にはこんな言葉が出てくることもあります。
興味がなくても、知りたくなくても、知るのが怖くても・・・どれでも構いませんが、
で、どうするの?
・・・というところが大事なわけで🤔
あなたは一体・・・なにをしたいのですか?
どうなりたいのですか?
それらしい理由をつけて逃げるもよし、
誰かに言われるがまま従うのもよし、
決めるのは全て自分。
そして、その結果は全て自己責任。
いたってシンプルです。
慣れればしんどさはなくなる?
私の場合やお客様の例を見ていても・・・
最初はしんどい・・・から始まるけど、慣れてきたらそこに「笑い」が入ることも多いです。
「えっ?私って本当はこんなこと思ってたの?」
「えっ・・・これって、そんな小さなことを気にしてたんだ・・・」
思わず笑ってしまう・・・。
そうなると、しんどさは減っていきます。
過去の私の例ですが、慣れてくると・・・「自分と向き合う時間」を意識的に取らずとも、
なにか出来事に遭遇したり、心が揺れたときに・・・
「あ、こういうことなんだな」と静かに自分自身を見つめられる瞬間が増えました。
「今、現実に直面している自分」と「それを冷静に分析しているもう一人の自分」がいる感覚。
感覚は人それぞれだと思いますが・・・
自分と向き合うことが進んでくると、「本当の自分を深く知る」ことで、たとえ環境は同じままでも
視点や受け止め方が変わるので、状況が好転していくこともよくあることです。
お客様の例を見ていても・・・
自分と向き合わずに逃避している人は、何年経っても変わりません。
その上、「新しいこと」や「楽しいこと」を体験したり、ラクそうなことを見つけることで・・・「自分は変化した」と錯覚しているケースも多いです。
一方、少しずつでも自分と向き合っている人は、徐々に状況が変わっています。
「徐々に」なので、本人に自覚がないケースも多いですが・・・あとから振り返ってみると、はっきりと変化がわかります。
また、少し向き合ってなにかちょっと変わったことで満足して、自分との向き合いを「おしまい」にしている人も見かけますが・・・
その場合、気づけばまた自分と向き合う前の状態に戻っていることも多々あります。
ちなみに、「自分との向き合い」って・・・生きている間はずっと続くんじゃないかな?と私は考えていますが。
人それぞれ自分と向き合うタイミングもペースも違いますから、どれが正しい・・・はありません。
「なにも困ってないから、自分と向き合う必要はない」と思うならそれもいいでしょうし、
「特に困ってないけど、次のステージへ進みたいから・・・そのヒントを得るために向き合ってみる」と思うのもいいでしょう。
どうしたいか?
自分の人生は、自分で決めて進めていくことが大切です。