うまくいかない出来事にがっかりしていませんか?
生きていると、「なんで今、こんなことが起きるんだろう・・・」と思う瞬間がありませんか?
努力しているのに結果が出ない・・・。
信頼していた人との関係が終わる・・・。
思いがけないトラブルが起こる・・・。
そんな出来事に直面すると、私たちはつい「うまくいっていない」と感じてしまいます。
しかし、後になって振り返ると・・・
「あの時の出来事があったからこそ」次の出会いが生まれたり、別の選択肢が見えるようにもなったりします。
そのときに初めて、「あぁ、あれも自分に必要な出来事だったんだ」と気づくことが多いですが・・・渦中にいるときには、そんな余裕もないことも多い。
タイムラグに焦らないように
たとえば、誰かに裏切られたり、望んでいた結果が得られなかったりしたとき。
その瞬間は「なんで自分ばっかり・・・」「損をした」「無駄になった」と思うかもしれません。
でも、人生という長いスパンで見たとき・・・
「その経験があったからこそ、もっと自分を大切にできるようになった」
「あの痛みを通して、人の優しさがわかるようになった」
など・・・結果的に自分の人生の軸を育む出来事になっていることも多い。
帳尻は、いつも「後から合う」ようになっています。
それは、感情的にすぐに理解できるものではなく・・・時を経て、自分が成長したときにようやく見えてくる。
この「タイムラグ」に焦りを感じてしまう人は多いですが・・・
そこを乗り越えると、人生もっと楽しみながらゆったりと構えて生きていくことができます。
過去の私の例をあげると・・・
恋愛がうまくいかなかったとき、特にこれを痛感しました。
その時はどん底で「何で私が・・・」みたいな状況になるのですが、それがなかったら・・・
別れがなければ、新たな出会いや考え方の変化などもないでしょうし・・・
相手に求めることも、自分がしたいことも「その辛い経験があったからこそ」学び、変化していくのです。
人生に無意味なことなどない
これらからわかることは・・・人生に「無駄」は存在しないということ。
「これって意味あるの?」と感じるようなことも、後になって「あのときの経験が今につながっていた」とわかる瞬間がきます。
たとえば、過去に嫌々頑張っていた仕事のスキルが、思わぬ形で現在の活動に生かされたり・・・(私もありました)
昔の人間関係が、数年後に思いがけないチャンスにつながったり・・・(これもあった!)
そのとき私たちは、「無駄だと思っていた時間も、ちゃんと意味があったんだ」と気づきます。
人生の流れは一見バラバラに見えるかもしれませんが、すべては見えない糸でつながっていて、自分の成長のために起きています。
たとえうまくいかないと感じる時期も、自分を次のステージへと導くための「準備期間」であることに気づきましょう。
帳尻が合うために大切な視点とは?
人生の出来事には、すぐには理解できない「意味」がありますが・・・
「きっと帳尻が合う」と信じることで、苦しい時期にも「今はこのプロセスの途中なんだ」と受け止めることができるようになります。
そして、その姿勢が次の流れへとつながっています。
ここで重要なのが・・・焦って結論を出そうとせず、「今はまだ途中」と思えるかどうか。
どんな出来事も、点の状態では意味がわからなくても、点と点がつながって線になったとき・・・
「なるほど、こうつながっていたのか」と納得する瞬間が必ず来ますから・・・。
私も何度もこれを経験してきて現在につながりますが・・・
一度「なるほど」と納得できると、その後また苦しいことがあったとしても・・・「前回と同じように、きっとあとで意味がわかるんだ」という思いを励みに、乗り越えてきました。
実際、後にその通りになっていますので、「今は意味はわからなくてもいい。今を精一杯頑張るだけ」がモットーになっています。
帳尻が合う人生に共通する特徴
人生の流れがスムーズな人には、共通点があります。
それは・・・
目の前のことに一喜一憂して振り回されず、他人や周りを責めないこと。
「この出来事を通して自分は何を学べるだろう?」と自分の内側に意識を向けることでが重要です。
そのためには、「今を真剣に生きる」必要があります。
帳尻が合う人は、「未来を変えよう」と無理をせず、「今この瞬間」を大切にしています。
なぜなら、小さな選択の積み重ねが後に大きな流れを作ることを知っているから。
タイミングもすべて最善の形で訪れる
人との出会いも、チャンスも、別れも・・・すべては、自分にとって最善のタイミングでやってきます。
「もう少し早く出会っていれば」
「あの時こうしていれば」
と思うこともあるかもしれませんが・・・実際にはそのときの自分では対応できなかったかもしれません。
だからこそ、今このタイミングで起きていることは、
「今の自分に必要な出来事」なんです。
焦らず、他人と比べず、人生を「ちゃんと帳尻が合うプロセス」として眺めてみると・・・すべての経験が貴重に感じられることでしょう。
当ルームのお客様の例で見かけるのが・・・
講座を受講するタイミングが予定よりズレたり、参加するはずのイベントに急遽来れなくなったり・・・
お客様が誰かにサービス提供する予定がキャンセルになったりと・・・
「予定通りにならない」という現象が発生することがあります。
その際ご本人はしょんぼりしますが、これも全てあとになって最善のタイミングだったと「わかる」ときが来ます。
特に本人の意思とは関係なく「そうせざるをえない」状況での想定外の状況は、その人にとって「まだタイミングではない」ときもあれば、「予定がくるうことで、別の道がみつかった」ということも多いです。
当ルームでイベント開催するときもそうなのですが・・・
これからどんな活躍を見せる人が参加するか?というように、そのときどきのテーマが降りてくることも多いです。
その時点で大体参加する方々がわかりますが・・・意外な方が参加表明されることもあります。
しかし、やっぱり何らかの予想外のことが起こって結局参加できないことになったりして・・・いつも面白いな~って思います。
その一方で、参加表明していない人がテーマに当てはまっていると感じた場合・・・
ご本人に特に理由は告げませんが、とりあえず開催のご案内だけはすることもあります。
その場合、やはり参加することになるんですよね・・・🤔
こんなふうに・・・すべて、その人にとって最善のタイミングなのです。