やりたいことを後回しにしない生き方とは?
「やりたいけど、今は難しい」
「行きたいけど、なかなか行けない」
今は無理だけど・・・将来的には実現したい。
日常生活の中で、よく耳にする言葉です。
かつての私も、よく言っていましたね・・・😂
しかし、それを言い続けて、いったいどれくらいの月日が流れたのか?を冷静に考えてみてほしい。
家のこと、仕事のこと、周りの人たちのことを優先しているうちに・・・
気づけば「自分の時間」がどんどん後回しになっていることを。
「今じゃない」は、本当に正しい判断?
よくあるのが、
- 落ち着いたら…
- 余裕ができたら…
- タイミングを見て…
けれど、その「いつか」は、永遠に来ない。
なぜなら、
「やりたい」「行きたい」と自分の直感が湧いたときにそれを様々な理由から即座に打ち消し、毎日を何となくこなすうちに・・・直感が湧いたときの「本当の自分の心の声」が埋もれていってしまうから。
人生はあっという間
人生100年時代という耳障りがいい言葉の影響か・・・60代、70代の方々も「私たちにはまだまだ時間がある」と言う方にもよく遭遇します。
しかし、みんな忘れていることがあります。
たとえ寿命が100年だったと仮定しても・・・健康、体力、気力…すべて年齢とともに減少していくことを。
私は会社員の頃、健康に関する仕事をしていたことがあるので・・・健康寿命について話す機会が多かったですが、
その中で感じたことは、多くの人は「長生き」しようとしますが・・・
たとえば、
70代で認知症になり、その後施設へ入所。何がなんだかわけがわからないまま90歳を迎えるのと・・・
頭も体もしゃっきりして健康のまま90歳を迎えるのでは・・・
同じ「長生き」でも、人生の充実度に差がでますよね?🤔
「時間がない」「お金がない」「精神的余裕がない」
今、それらが「ない」のはいいとして・・・
では、いつになったら「ある」状態になるの?と考えてみることをおすすめします。
ちなみに、私が一番よく耳にするのは「子供が独立したら」
人によって独立がどの時期を指すかは異なりますが・・・「学校を卒業して社会人になる」「結婚する」時期を指すことが多いのではないでしょうか🤔
では、その時・・・あなたは一体何歳なのでしょうか?
その頃には、子供の心配はなくなったとしても・・・他の心配がある可能性を考えない人も多い。
実際に見てて多いのは・・・子供の独立で「やっと自分の人生謳歌できる~♪」と思ったとたん、親の介護。
親の介護が終わる頃は、自分たちが介護される年齢に近づいていた・・・なんてケースもよく目にします。
これはおどしているわけじゃなく😅、それくらい時間は過ぎるのが早く、人生はあっという間ですよ・・・ということです。
私自身も痛感しますが・・・学生時代の友人と会話していても、ついこの前まで中学生や高校生だったかのような気分になりますが・・・実際はウン十年経過しているわけで🤣
自分の人生の中で「最近の友人」だと思ってた人も、思い返せばもうすでに20年以上前からの付き合いなことに気づき、「えっ!?😮」ってなったり・・・
最近の曲だと思って聴いてたら、実際は10年以上前にリリースした曲だったり・・・
気づけば親が会う度に老化していたり・・・
自分が思う以上に、時の流れって早いんだな~・・・と思います。
「行動しない理由」が習慣になっていない?
ずっと誰かのために頑張ってきた人ほど、自分の人生を後回しにしがちです。
特に、女性に多く見られます。
しかし、自分の人生に責任を持てるのは、自分しかいません。
誰もあなたの人生に責任を持ってはくれませんし、どんな人生を送るか?は自分で許可すればいいこと。
やりたいことがあっても、一歩踏み出すのが怖い。
現状を変えることへの不安は、誰にでもありますが・・・
本当の問題は、不安よりも「変わらないままのほうが安心」だと無意識に感じていること。
その状態に慣れすぎてしまうと、ますます「いつか」が遠のいてしまいます。
変化は小さな一歩から・・・
ここでお伝えしたいのは・・・「何か大きなこと」をしなくてもいいということ。
「やりたい」「行きたい」の気持ちの先には、そこで得られる「何か」を期待する気持ちが隠れています。
たとえば、
「〇〇の資格を取りたいけど、そんな暇もお金も余裕がないから・・・今は無理」と思ったとして、
「なぜ、〇〇の資格を取りたいと思ったのか?」
「それを取得することで、なにがしたいのか?」
これに目を向けてみると、たとえ本当に資格を取る暇もお金もなかったとしても・・・
「自分が何をしたいのか?」
「それに対して資格取得以外に、今できることはあるか?」を考えてみましょう。
小さな行動を積み重ねることが、自分を取り戻すきっかけになり・・・
「今は無理」と思っていたことが、実はすぐそこにあることに気づくかもしれません。