「恥ずかしい」気持ちが行動を止める?

習ったことを実践できない人に共通すること

習ったことをベースに、自分でいざなにかやってみよう!となったときに、

理由をつけて、結局やらない・・・。

日頃から、こんな様子を見かけることがあります。

「まだ自信がないから・・・」

「まだ完璧じゃないから・・・」

「なかなか時間がとれないから・・・」

など、理由は人によって異なりますが、

その原因として、多くの例に共通していることがあります。

それは・・・「恥ずかしい」という思い。

「恥ずかしい」という気持ちがブレーキになる理由

もし、

失敗したら・・・

笑われたら・・・

バカにされたら・・・

「恥をかきたくない」という気持ちが強い人が多い・・・と、見てて思います。

今でこそ、そう分析する私ですが・・・

実は過去の私も、「恥をかきたくない」思いが自分の根底にあることに気づかず・・・なんやかんや理由をつけて結局やらないという状態でした。

私の周りにもそんな仲間が多くいて、「まだ準備が整ってないし・・・」みたいなことを言っている人ばかりでした。

そんな状態から前進して、現在は自分で提供していますが・・・

そうなって始めてわかったことは・・・「恥をかきたくない」と思う多くの場合、普段から安心・安全な環境にいるケースだということです。

安心・安全な環境が成長を止める?

たとえば、仕事の例で見てみると・・・

安心安全を求めるのは、雇用で働いている人が圧倒的に多いです。

一方、会社経営者、個人事業主、フリーランスなど雇用されない働き方の場合、スキルアップなど得たことはすぐ自分なりに実践にうつすことが多い。

知り合いの事業主などを見ててもそうですが、

さらなるブラッシュアップのために学んだあと・・・

飲食店の店主は、すぐにそれを使って自店のメニューに反映させていましたし・・・

ボディケアを提供している経営者は、メニューに直接取り入れはしないけど自身のレベルアップのためにすぐ使っていましたし・・・

フリーランスの人は、請け負う仕事の幅を広げるために「こんなことも対応できます」とすぐ取り入れていました。

雇用されない働き方をする人々は、なぜ速やかに実践するのでしょうか?

理由のひとつとしてあげられるのは、「恥ずかしい」とか言ってるひまがないから・・・だと私は思います。

自力で仕事を得て、お金を生み出すためには・・・「恥ずかしい」なんていうことを気にしていては何もできない

たとえ、失敗したとしても・・・

そこから学んで、軌道修正していく思考なので・・・「まず、やってみる」が基本設定なのです。

それに比べ、過去の私のように雇用の働き方に長年慣れていると・・・以下のような状態になりやすい。

  • 「安全思考」が優位になり、チャレンジ精神が薄れる

  • 失敗したら、怒られる・評価が下がる

  • 失敗したら、周りの人にバカにされる・仕事ができないと思われる

  • 仕事に疲れ、その他モチベーションが低下する

私も長らく会社勤めを経験したので、これらの気持ちは非常によくわかりますし・・・過去の私自身もそうだったと思います。

「怒られないように」「評価が下がらないように」「周りの人から〇〇と思われないように」

こんな思考で過ごしているうちに・・・

何か「見返り」や「確約」がないとトライできなくなってしまったり、

「成功」「失敗」の二択しかなく、「結果」を優先してしまったり、

周りの目を気にするようになっていきます。

その結果、変なプライドだけが高くなり・・・恥をかくのがこわくなる。

これは、たとえ100%ではなくとも・・・ある一定の「守られた環境」にいるからこそ、

そうなるのだと・・・私は実感しています。

その守られた環境から離れた時、

全部自分でやらなければならなくなるので、変なプライドとか恥ずかしいとかいう思いって・・・

前進の邪魔になるだけなんですよね😅

完璧主義とプライドが生み出す「やらないループ」

当ルームでは、規模の大きさはさておき「起業したい」というご相談も多くいただきます。

ここでも、同じように・・・

起業したいはずなのに、変なプライドが邪魔して完璧主義になる人も多く見かけます。

「完璧」を求め出すと・・・起業は難しいと思います。

なぜなら、「完全に準備が整わないとできない」という思考になるのですから・・・。

ここにハマって、なかなか一歩が踏み出せない人が多い印象です。

今回私がお伝えしたいのは・・・

習ったことをベースに、自分でなにかはじめたいなら・・・

変なプライドや恥ずかしいという思いは、思い切って捨てた方がいいということ。

学んだことを形にしていくには、知識はもちろん・・・「行動にうつす勇気」が大切です。

恥ずかしさや完璧主義は、一見「自分を守れる」ように見えますが・・・

それと同時に、新たな世界への扉を閉じてしまうこともあります。

不完全でもいい。

恥をかいてもいい。

こう思えた時、安全圏から脱出し無限の可能性が広がります。

  • URLをコピーしました!