備えること

備えあれば憂いなし?

何かに不安を感じる時、「備えよう」とすることがありますよね。

同じ備えでも、不要な備えと必要な備えがあります。

「不要な備え」とは、何が本当に不安かもわからないまま、必要かもわからないまま・・・漠然と手当たり次第準備することを指します。

災害が起こったらどうしよう・・・そんな不安から、非常時に持って行けないほどの大荷物、どう考えても必要がないほどの備蓄するケースを見かけることがあります。

旅行などもそうですが・・・これが必要になったらどうしよう、あれも必要かもしれない・・・と気づけば大荷物で、結局用意したものどれも使わなくて、重い荷物で移動するのに疲れただけだった、これもよく見かけますね。

また、将来の経済の不安から日々節約節約の毎日・・・必死に貯めた貯蓄は「何かあったときのため」と使わないまま人生を終えることになったり、何でも節約したがために心身共に健康を損ない、結局莫大な医療費に消えてしまった・・・こんなケースもあるあるです。

不安の正体がわからずふわっとしていると、こんなケースになりがちに🤔

対して「必要な備え」は、やることや必要なことがわかっている上で行う準備です。

例えば、「起業したい」という目的があるなら・・・さきほどの例のように「何があるかわからないから」みたいな準備の仕方では起業に辿り着けません。

スキルを得たり、開業の手続きをしたり、宣伝したり、提供するものを用意したり・・・と準備が必要です。

また、婚活なども同様で、「結婚したい」と漠然と思っていても、空からパートナーは降ってこないし、ただ思っているだけでは結婚できないですよね。

相手がいそうなところへアクセスし、自分は結婚したいと表明し、相手と出会って探していくという準備が必要です。

起業も婚活も「うまくいかないかもしれない」という不安はあるかもしれませんが、目的が見えているので同じ準備でも明確なステップが踏めるのが前者の例との違いです。

同じ備えるなら、必要な備えをしたいものです。

では、前者の例の漠然とした不安に対しての必要な備えってあるの?となりますが・・・

まずは不安の元は何なのか?を見ていくのが準備の第一歩かもしれません。

災害時や旅先で、これが必要になったらどうしよう・・・あれが必要になったらどうしよう・・・

必要になったら、どんなことが起こるのか?

その時、どうすればいいのか?

その手段を調べて「いざというときはこんな方法がある」と知っておくこと。

やみくもに荷物を増やしたり、備蓄したりすることも減るかもしれません。

また、不安が大きい人によく見られますが・・・「何が不安なのか?」を具体的に考えてもらうと・・・「何が不安なのかわからない」と言う例もあります。

「よくわからない不安」を不安がっているのです😅

この場合は、自分の内面を整えるのがおすすめです。

「将来のもしもの備え」ばかりに焦点を当てすぎて、「今」を見失わないようにしていきたいですね🙂

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