行動が変わらない本当の理由は「意識の向け方」

何も変わらないのは・・・意志が弱いから?

何かのセッションや講座などを受けたけど、受けただけで特に何もなく終了する・・・

だから、資格は持ってるけど使ってない・・・とか、何かの認定をもらったけど内容が理解できてない・・・という状況になるというケースを見かけることがあります。

得たものを全て活用しなければならない・・・ということではありませんが、何かを受けることで感じたことや知ったことを踏まえて自分の考えを持つことはできます。

あとは、何かを受けるときの意識の持ち方、取り組む姿勢関係していると思います。

それは、どこに意識を向けるか?という点です。

個人的な感想ですが・・・セッションや講座受講の際に、私が伝えたことを必死にメモを取るケースがあります。

その場合、話の内容より・・・メモを取ることに強く意識を向けてしまうことが多いです。

例えば、

目の前に壮大な自然の景色があるけど・・・自分の目で見るよりフィルターを通してカメラに景色をおさめることに必死なるとか、

授業や講義で・・・先生が重要なことを話していたとしても、きちんとノートをとることに必死になるとか、

今目の前にあるものに対して意識を向けずメモを取る・写真を撮る・ノートを取ることを目的にするケース。

当ルームでのセッションの例でいくと・・・

たくさんメモを取る方は、とにかくメモることに必死であまり話の内容が入ってこない様子を見かけることがあります。

ポイントだけサッとメモるとか、たとえたくさんメモを取ったとしても・・・話の内容も入ってきて受け応えもできるなら問題ないと思いますが🤔

あ、メモを取ることがいけないって意味ではないですよ?😅当ルームでも、取りたい方はいつもご自由にとってもらってます

どこに意識を向けているか?という話です。

ちなみに私は学生時代・・・ノートをきれいに書くことで満足し、でもあとで見返さないし・・・先生の話もあんまり聞いていない・・・というタイプでした😂 ノートもとらないし話も聞いてないときもありましたけども・・・

だから、先生が中間・期末テストに「ここ出すよ~」とか言ってるのも聞いてなかったので(あとで友達にきいたら授業ちゃんと聞いてたら先生がテストにどこ出すか言ってたよ~と言われた)、テスト前はカン勝負で前日にあわてて教科書読む・・・みたいな学生でした😅

授業をきちんと聞いていた友達は、テストで点を取れるから成績も良くて大学の推薦受けれてたけど・・・私はあんまり真面目に聞いてなかったので、一般入試で受験しました・・・🤣

このように、学生時代の私は・・・

せっかく授業受けてるのに、内容に意識を向けてなかったんですね。堂々というほどのことではありませんが・・・

メモをとることに一所懸命になるのも、これと同じようなことです。

メモをとらない、またはポイントだけメモする派のお客様は、セッションなどを受けても「全部は覚えてないけど、○○の部分が印象に残って・・・それについて考えて行動してみました」とおっしゃることがあります。

私は個人的にそれでいいと思います。

人が言ったこと全部覚えられる人の方が少ないと思いますし、たとえ全部覚えてて何もやらないより、ひとつでも印象に残ってそれをやってみたなら・・・そちらの方が収穫ありますよね🙂

当ルームの講座やセッションをご利用された方も、後に成果のご報告いただく方は・・・その時のことをなにか一つでも実際にやってみた人です。

その先に期待すること、目的はなんですか?

例えば、私はヒーリングクラスの場合、周りに練習できる相手がいたらやってみて・・・とみなさんにお伝えします。

この場合、必ずといっていいほど「誰もいない」という人と「誰かにきいてみます」という人、二手に分かれます。

ちなみに、これはオラクルカードクラスのときも同じです。

「誰もいない」という人は、まだ誰にも聞いてない状態で「誰もいない」と言います。

「友達がいない」という人もたまにいますが・・・その場合でも、家族や同僚、知人など・・・周りに誰かいるわけで。

ただ、何らかの理由で「言いたくない」だけ。

個人の自由なのでそれでも構いませんが・・・そのようなケースの場合、成長スピードが遅いので本人も効果を感じにくく・・・伸び悩むようです。

逆に、誰かに声をかけて練習する方は・・・うまくできたとかの結果はどうでもよくて、「練習したという体験」から様々なことに気づき、学び、アウトプットしていくので成長スピードも比較的早い人が多いですし、本人自身も体感があることが多いようです。

同じなにかに取り組んでも、取り組む姿勢・意識の差がはっきりでてくる部分でもあります。

この場合・・・そもそも、ヒーリングクラスを受けた目的は?というところです🤔

個人差はあれど、「今の自分より良い状態になりたい」というのが皆に共通すること。

その過程で学んだことを、やるかやらないか・・・それは本人の自由ではあるけれど、もともとの目的は何だったんだっけ?というところを思い出してみると、自ずと答えは出てくると思います。

過去にオラクルカードを仕事にしたい!と受講された方で・・・プロとして通用するレベルの内容まで学び、本人は大変満足していました。

で、実際に練習相手見つけて継続してやってみてね・・・というと、「いません」と言われました。

講座で練習した以外で、他者にやったこともなくていきなりできます?って訊いたら・・・「できません」

よくよく話をきくと・・・「誰もいない」んじゃなくて、「自分がオラクルカード習ったから練習させて」って言いたくないんです。

実際、スピリチュアル好きな仲間のコミュニティに入って仲良くしてると言っていたので、そこで話せばいいのでは?と提案してみても・・・「言えません」

しかし、私に誰かを紹介するよう要求はしてきます😂

講座を受けてスキルを習得し、それに満足もして、「やるぞ!」ってなっているはずで、講座を受けた本来の目的は「オラクルカードを仕事にしたい」

ここまで揃っていても・・・「自分が誰かに提供する」ことに意識を向けているのではなく、この方にとって大事なのは現時点でそこじゃないんだよなぁという感じ。

そもそも、周りに誰もいないなら・・・今の時代、自分で情報発信してモニター募るとか様々な方法がありますよね🤔

で、ここで問題なのが・・・「情報発信の仕方がわからない」「集客の仕方がわからない」と、どんどん本来の目的からそれて、その方法を今度は学びに行っちゃう人。

こんな風に、一体何がしたいの?と思うような方向へ行ってしまう人もいます。

集客したいわけでも、情報発信したいわけでもなく・・・まずは練習相手がほしかっただけですよね?😔

冒頭でお伝えしたメモの話と同じで・・・「メモをとることが目的なのか?」ってことです。

お金もそうですよね?

「お金がほしい」という人は・・・お金そのものが欲しいというより、「お金によって得ることができると信じるなにか」を期待してるわけで。

例えば、

お金で愛を買えると信じてお金をたくさん稼いだ人だって、本当は「愛」が欲しいだけで、「お金そのもの」が欲しかったわけじゃない。

痩せたい人が高級エステに行きたくて「お金がほしい」と言っても、本人は「痩せたい」だけで、「お金そのもの」が欲しいわけじゃないですよね🤔

こんなふうに、目的を見失ってしまうと・・・せっかく何かを得ても、迷子になることがあります。

上記お金の話は極端な例ですが・・・この様子は、日常生活のあらゆる場面で見られます。

過去の私の例でいうと・・・

長らく続いた会社員生活に疲れたとき・・・

働くために生きているのか、生きるために働いているのか・・・わからなくなったことがあります🤣

ちなみに、当時は残念ながら「働くために生きている」と思えるような状況でした😔

もちろんそんな人生嫌ですし、生きるために働くことが必要だとしても・・・「どんな働き方をするのか?」

本当はいろんな選択肢があるはずなのに、なぜ今まで何度か仕事を変えても【会社の正社員一択】で生きてきたんだろう・・・と「自分が本来生きる目的」から外れていることに気づきました。

1人暮らしだった私は・・・生きるためには、家賃が払えて・光熱費が払えて・食料を購入できて・・・という最低限の必要なお金があればいいはずなのに・・・

通勤しやすくて、成績に変動されない安定した収入をもらえるところに入り・・・そこで辛い辛い言いながら、途中心身の調子も崩しながら、家と会社の往復をするだけ・・・という生きがいを感じられない毎日を送っていました。

そして、その生活を辞めたら食べていけないと思い込んでいた。

実際、そんなことなかったわけで。

でも、これは私の例ですから・・・こういう働き方が合ってる人もいますし、それがいいという人もいるので人によって「生きる目的」って違いますから。

私の場合、せっかく生きるなら・・・

・特にやりたくもない仕事を朝から晩までやるのではなく、興味がある仕事をしたい

・会社の雇用契約に則って言われた通りのことしかやれないより、自分で考えて良いと思うことを人に提供してみたい

・「辛い」より「楽しい」仕事をしたい

・同じ「残業」をするなら、「残務」じゃなくて「何かを生み出したり創りだす」ことに時間を使いたい

・休みの日に顧客から連絡が入ることを気にして電話をチェックしたくない

・無理して周りに合わせたりなれ合った表面上の付き合いはせず、付き合う人は自分で選びたい

・周りと違っても、自分が良いと思うことをしたい

etc.

こんなふうに思いました。

だからもう、一日のほとんどを会社で過ごし・・・それが月に200時間近く・・・と考えたら、私は時間がもったいないと思ってしまった。

「生きるために働く」・・・寄りの生活だったけど、「せっかく生きるなら」・・・という目線で見てみると、当時の生活はそこからそれていると気づきました。

今も「働く」ということは同じく続けていますが・・・当時とは目標も状況も違いますので、心の充実度は雲泥の差があります😂

人によってなにを重視するかは違いますが、結果的に私は自分の心が喜ぶほうを選択しました。

他人からみたら夫婦2人とも自営業なんて生活基盤が危ういと思う人もいるようですが・・・それはその人の価値観なので、その人にとってはそれが正しいんだと思います。

ただ、私はそう思ってないので・・・たとえ誰かがどう思っても関係ないですが🤣

人生を変える第一歩

変わらないのは、意志が弱いせいでもなく・・・「意識を向ける先」が原因かもしれません。

たとえ状況は同じでも、自分の目標を見直したり目線を変えるとその先に見えてくるものの行動も変わりますから・・・

どうしても環境そのものを変えることが難しい場合も、目線だけでも変えてみると違うものが見えてくるかもしれませんよ🙂

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