自力ではどうにもできない出来事が起こったとき、どう生きる?

人生の転換期

人生を歩む中で、私たちは時に「自力ではどうにもできない出来事」に直面することがあります。

30代・40代・50代と年齢を重ねるほど、避けられない現実に向き合う場面も増えていくかもしれません🤔

例えば・・・

  • 法律や政治の変化による様々な影響

  • 居住地やお店の立ち退き問題

  • 会社の倒産や支店の閉鎖による突然の解雇や転勤

  • 地震・台風など天災による生活環境の変化

    etc.

これらは、どんなに頑張っても「個人の力」だけでは防ぐことができないことですよね。

そんなとき、私たちは大きな選択を迫られます。

それは、

「現実を嘆いて立ち止まるか」


それとも


「現実を受け入れ、未来に希望を見出すか」

という選択です🙂

現状を受け入れることで見えてくる未来

先日、とあるお店の経営者の方とお話をする機会がありました。

その方も、ご自身ではどうすることもできない貸主側の事情で、長年営んできた店舗を手放すことになったそうです。

当然、「今後の不安もある」といいます😔

しかし同時に、「新しい道を進むチャンスだ」と未来にワクワクする気持ちも抱いていたのが印象的でした。

実は私自身も、似たような経験があります。

【私の体験】強制終了が未来へのスタートだった

以前、私は長年勤めていた事業所が閉鎖になり、働き方を大きく変える選択を迫られたことがありました。

会社からは、「対象となる地方の事業所の社員は本社に転勤してください」という指示。

正社員として安定を求めるなら、転勤を受け入れるのが普通だったのかもしれません。

実際、会社側は地方社員が本社勤務できることを「いいこと」だととらえており、みんな転勤してくるものだと信じて疑わなかったようです。(実際は、閉鎖する各地方事業所の社員全員退職しました😂)

しかし当時の私は、心身ともに疲れきっており、転勤してまでその会社にしがみつくという気になれませんでした。

何年も前から「自分で何かやりたい」と思いながらも動けなかった私にとって、それはまさに「強制終了」のおしらせでした。

その状況に漠然とした不安は感じましたし、当時は数年前に婚活してみたもののパートナーとも出会えず独り身で、一人暮らしで生計をたて近くに頼れる家族もおらず、他の会社に転職すれば収入が下がるのも目に見えていました。

それでも、なぜか心のどこかで・・・

「これは、次のステージに進むためのチャンスだ」と感じました。

未来は「流れに乗った先」に広がっていた

現実的に・・・生活のためには、働かねばなりません。

自分のやりたいことも進めたかったので、期限付きの派遣や契約社員として働きながら自分のやりたいことを並行していこうと考えていました。

しかし、それを実現するひまもなく・・・

会社を辞めると決めたとたんパートナーとの出会いがあり・・・

会社を退職すると同時に付き合いが始まり・・・

生活面では、会社都合の離職だったため失業手当がすぐ出て、仕事をせずとも生活にも困ることなく・・・と、

あれ?なんか前より良くなってる?という状況でした。

そんな中、唯一問題と思われることが起きたのですが・・・

当時住んでいた部屋の下の住人から、私が1週間ほど家を空けている不在期間中に<私の部屋からの「騒音がうるさい」という心当たりがない苦情>がきました。

不在なので、「え?それいつの話ですか?」と管理会社に尋ねるも・・・「今日の話です」

「あの・・・私、その内容に心当たりないですし、ずっと留守にしているんですけど、それ私ですかね?」

管理会社「・・・・・。」

実際はというと、日頃から早朝や深夜など騒音を出していたのは苦情を言った本人であり、普段から私の方が困っていたんです。

しかし、相手の言い分をきくと・・・精神不安定さが推測できる内容でちょっと恐怖を感じました。それをパートナーに雑談の中で話したところ・・・

じゃあうちにくれば?と、とんとん拍子に引っ越すことになり(家賃も払わなくてよくなった😮)・・・

そこから1年後くらいに結婚しようという話が出てたけど、ひょんなことから時期が早まりあっさり結婚し・・・

当時夫は「定年退職したらコーヒー屋やりたい」という夢を持っていましたが、新婚旅行で行った先で焙煎体験したことで火がついてしまい・・・「やっぱり今やる」と2人で開業することになり・・・

開業準備中に、私もカフェ業務を知っておいた方がいい。ということで・・・探したらすぐいい所がみつかって採用され、実際カフェに勤務。

そこではオーナーが早く業務を覚えてほしいとのことで短期間でひととおりを学んだタイミングで、オーナーが以前から他の事業をやることを考えていたとのことでそのカフェを閉店。

短期間でカフェ業務を習得し、自由に動ける時間ができたことで・・・今の私の仕事になっていることを実践できる場に出て、何百回とお客様とのセッションを行うことで自信と実績を得て・・・

今に至ります。

ひとつ進んだらまた次の扉が開かれ、問題があってもそれが吉となり、流れに沿って進むことで・・・私が長年抱えていた「パートナー探し」や「自分で仕事をする」という、2つの大きな課題をクリアすることができました。

もし、あのとき現実を受け入れられずにいたら・・・。

もし、未来に希望を持たず、転勤してなんとなく会社員生活を続けていたら・・・。

きっと、今の私は存在しなかったことでしょう。

あなたも変化の波に乗るタイミングかもしれない

最近、私の周りでも「大きな変化」を経験している方がたくさんいます。

  • 長年同じ場所にいたけれど、思い切って環境を変えた方

  • 自分の力ではどうにもならない突然の出来事をきっかけに、人生の流れが大きく変わった方

みなさん最初は不安を感じながらも、変化を受け入れ新たな選択をしたことで、次のステージへと進んでいます。

世の中全体を見ても、個人レベルでも、2024年後半から2025年前半にかけては、大きな転換期だと感じる出来事がたくさん起こっています。

私自身も、昨年大きな決断を迫られることがありました。

わかっちゃいるものの・・・正直、最初は現実を受け入れることに抵抗がありました。

しかし、覚悟を決めて一歩を踏み出したことで、今では「必要なプロセスだった」と心から思えるようになりましたし、そこでの学びが意外な場面で役にたったり、その情報を伝えたお客様からも役にたったとご報告をいただいております。

最後に

もしあなたが今、自分の力ではどうにもできない出来事に直面しているなら・・・

それは、次のステージに進むサインかもしれません。

まだ見ぬ未来に、恐さや不安を感じるのは当然です。

しかし、未来にはあなたがまだ知らない可能性がたくさん広がっています。

現実を受け入れ、未来に希望を持って、流れに乗って進んでいきましょう🙌

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