働く・働かない問題

働かないと周りからの評価が低い?

昔からの知人との会話の中で、自分が今働いていないことに対して「配偶者の目や世間からの目が気になる」という話がありました。

配偶者からは「社会で活躍できない人認定」され、配偶者からも周りの人からも「下に見られているような気がする」とのこと。

この類の話、私もお客様からよく耳にします🤔

多くの場合、「周りから~だと思われている」というより、もともと自己価値が低いことによって、周りがそれに沿うような反応をしたり、場合によっては本人の思いこみで相手は実はなんとも思ってなかったということもあります。

働いていないことに対して、「働かなきゃ」と勝手にプレッシャーを感じるケースもありますし、働く気は全くないけど周りから低く見られる(ような気がする)ことは不快に感じる・・・というケースもあります。

働かないことをプレッシャーを感じる人は基本的に他人軸で生きていますし、働く気はないけどそれに対して周りからの評価を不快に感じる人はプライドが高い傾向に。

どちらのケースもそうですが・・・「働いていない」という事実に対して、他人じゃなく「それに対して自分がどう感じるか」を自分主体で考えてみると、モヤモヤの理由がわかってくると思います。

このような状況に対して、「やっぱり働いた方がいいんでしょうか?」とか「働いてないことっていけないことなんですかね?」って訊かれることがありますが・・・それを判断するのは私でも配偶者でも他人でもなく、自分です。

自分が働いた方がいいと思えば働けばいいし、働いてないことがいけないと思えばいけないし、いけなくないと思えばいけなくない。

ただ、それだけです。

気をつけたいのが・・・時々見かけるのですが、自分と同じ状態に他人を誘導する人がいます。

例えば、働いている人なら「あなたも働いた方がいいよ」とか、働いていない人なら「働かなくていいよ」とか・・・固定観念やジャッジが強く本人のブロックが満載で見てられない場合もありますが・・・他人の意見には惑わされず「自分」中心で考えるようにしたいものです。

例えば、今まで遭遇したことがある例で・・・

「自分は働きたくない。でも、好きなことに使う自由になるお金はほしい」と言っている方がいました。

その方は、配偶者が働いているのである程度の自由になるお金はあるけれども、使いすぎると配偶者がいい顔をしないというお話でした。

本人にとっては「必要なこと」と思っても、配偶者から見たら「無駄使い」に見えることもあるので、使い過ぎの基準は人それぞれなのでいちがいには言えませんが・・・

配偶者がいい顔をしない・・・自分の思いのままに使いたいなら、足りない分は自分で何とかするしかないし、いい顔はしないけど無視して使う😂しかないですよね。

どこかでアルバイトするとか、自分で何か提供してお客様から料金を頂戴するとか・・・

何もせずに、「働きたくない」「でも自由になるお金はほしい」「配偶者がいい顔しないのが不快」と思っていても、現状は変わりません。

また、別の例では・・・配偶者の年収が高く、自分が働かなくても生活に支障がないので「働かない」という選択をしている方もいました。

何も支障がないのであれば、それでいいと思いますが・・・

「でもね、私主人に無能だと思われてるの」と言います。

働いてないことで、無能だと思われることが不快だと。

そう思われるのが不快で我慢ならないなら、働いて力を発揮すればいいんじゃないの?と思いますが、生活に困ってないからそんな気持ちにならないそう。

なら、その不快を我慢して生きていくことになりますよね🤔

ここまででお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが・・・

これらの例って、そもそも「働く」or「働かない」が重要なわけじゃないんですよ。

本人の心の根っこにある「問題」が、「働く」というお題を通じて表面上に顔を出しているだけです。

このケース、「働くこと」だけじゃなく仕事、恋愛、人間関係などいろんな場面でよくお見かけします。

何かの出来事や行動を通じて、それに関わる人たちの反応や自分の感情などを「今目の前にあること」(今日ご紹介した例では「働くこと」)だと勘違いしがちですが・・・本来目を向ける部分は自分の内側にあります。

また、働く・働かない問題の例でいえば・・・

働くこと、働かないことのメリット・デメリットそれぞれあると思います。

例えば、働くことのメリットの一部として・・・社会で活躍することで得る経験、収入、様々な人との関りetc.

働かないことのメリットの一部として・・・子供と接する時間や家庭に目を向ける時間をより多く持てる、規則に縛られない自由な時間設定etc.

それぞれデメリットもありますが、それらを考慮した上で、自分が良いと思う方を選択すればいいだけです。

そこには人からどう思われるか、どんな反応をとられるかなんて本来関係ないわけで。

先ほど、働いた方がいい?働かないことはいけないことなのか?を訊かれることがあるとお伝えしましたが・・・

これらのことから、私は「どちらでも好きな方を選べばいい」と思います。

ただし、「人生より良くしたい」「人の役に立ちたい」と考えてる方の場合は、社会経験や不特定多数の人との関わりがあった方が、自身の学び成長には役立つとは思います。

人との関りに関していえば・・・自分の好きな人たちと集まるコミュニティがあるのはよいですが、それのみの人間関係だと、自身の学びや成長の妨げになる場合もあります。

気心しれた仲間内は楽しいですが、なあなあな関係になることも多いです。

どこかに勤める場合は特に、上司・同僚・お客様など・・・関わる人を自分で選べませんよね🙂

なので、気が合わない人も当然いるし、好きな人も嫌いな人もでてきます。

特に嫌な相手との間に起こる出来事ややりとりの中には、自分の中の乗り越えるべき試練が含まれていることが多いです。

好きな人とばかり集うのは、楽しさや嬉しさはあるかもしれないけど・・・不特定多数の人と関わる方が学びや成長の機会は多いと私は様々な例をみて感じています。

逆に自分が楽しいこと、好きな人達とだけ関わっているケースは、ホントお花畑思考の人が多いなと思います・・・😅

現状維持で楽しいことだけしていたいと思う方は、それでもいいのかもしれません。

人生の中で、まだまだこれから学びや成長を続けたいなと思う人は、いろんな人と関わってみるのがおすすめです。

それは、働いても・働かなくても、できることです😊

余談ですが・・・私も仕事がら、様々な方々とお話をさせていただくことが多いですが・・・関わる業種が違ったり、今まであまり接する機会がなかったタイプの方、世代が違う方との会話の中からヒントをもらうことも多いです🙌

逆に、学生時代からの友人や気心しれた仲間との時間は楽しいですが・・・新たな発見がないわけじゃいけど少なめですね🤔

特に会社員時代は、同僚とのだらだら愚痴タイムとか・・・な~んの学びも成長もなかったですね🤣(成長どころか自ら波動を下げていました)

そんな状況から抜けたくて、自分を変えようと思い行動を始めてからは・・・会社外でいろんな方との出会いやそこから得る体験がありました。

そこでも不特定多数との関わりでしたから、気づいて、学んで、改善して・・・の繰り返しでした。

その時から考えたら、成長したな・・・と自分で思います🤣

最後の方は余談でしたが、

働く、働かないことで周り方の反応に思うことがあれば、自分の内側にその理由を探してみるのがおすすめです🙂

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