ジャッジがクセになっている人は要注意
自分の人生ままならず・・・他人の振る舞いが不快、許せない、こうするべきだ・・・怒りながら言う様子を見かけることがありますが、こんな風にジャッジグセのある人の多くが・・・自分がジャッジしていることに自覚がありません。
だから、一日の生活の中で・・・様々なことに対し、何度も何度もジャッジします。
周りの人によって自分は不快感を感じている・・・と本人は思っていますが、実は自分のジャッジグセが招いていることも。
ジャッジグセがある人は、基本的に頭が固いです。
柔軟な思考、広い視野をもつことなく・・・自分が信じる小さな世界でのルールにはまらないものは全て「良くない」とジャッジを下す。
当ルームにお越しになる方々の中にも、最初はジャッジグセがある方も多くいます。
通ううちに・・・和らぎ視点が広くなる方もいますし、変わらず頑ななジャッジを続ける方もいます。
見ていて人生良くなっていくのは、前者のほう。
後者の方は、マイルールが強すぎて・・・他者の言葉は耳に入りません。
だから、会う度に何度も何度も同じことを話すことになります😅
ジャッジが強い人は、家族・パートナー・職場などで・・・もれなく人間関係において不満を抱えています。
そして、不満の原因は相手に非があると言う場合が多い。
本当はジャッジがキツイことで人間関係に不満が生じているのに気づかず・・・その状況に関してもジャッジを重ねるので・・・そうなると、改善の余地がありません😔
はっきり言って・・・ジャッジって、自分にとっても相手にとっても良い事ないです。
自分はそれで苦しくなるし、相手からしたら頼んでもいないのに勝手にジャッジされるし・・・
セッションや講座中に「自分がジャッジしていることに気づいた」とおっしゃる方も多いですが・・・「ジャッジをやめたいけどどうしたらいいの?」と訊かれます。
それにはまず、自分が日々の生活の中でジャッジしている場面に気づくことが第一歩です。
どうやったら、気づけるか?
普通にしてたら、今まで通りで気づけません。
なので、日頃から自分の思考や行動に注意を払う必要があります。
例えば、誰かに対して・・・
「こういう場面では普通はこんなこと言わないはずなのに・・・嫌な人だわ」
「こういう場合はこうすべきなのに・・・おかしい」
など・・・
「普通はこんなこと言わないはず=言った相手は嫌な人だ」
「こうすべきなのに=しない相手はおかしい」
とジャッジしていることに気づく。
そして「あ、今わたしジャッジしたな」と認める。
「普通」ってなに?
「こんなこと言わないはず」って・・・なぜそう思ったの?
普通言わないはずのことを言った相手は、本当に嫌な人なの?
相手がそう言うことによって、具体的に自分はどんな風に嫌な思いをしたの?
と、自分に問いを投げかけるのです。
これ、過去の私もジャッジグセがあったときにやってみましたが・・・
実際やってみると、一日の中で自分がどれだけたくさんジャッジをしているかわかって愕然とした経験があります🤣
こりゃこの思考を直さないといけないな、と当時私は思いました。
ジャッジとセットになるのが・・・ジャッジの基準となる固定観念。
私はこれも多く持ち合わせていたので・・・ひとつひとつ、何かあるごとに・・・自分が持っている固定観念について見直しをしました。
その固定観念ができた明確な理由やそれに沿ってジャッジしていた時は、それを認識し変えていきやすいのですが・・・
なぜその固定観念ができたのか出所不明でわからないときは、もうそれを持つことをやめにしました。
だって、どこでできたかわからない謎の固定観念に沿ってジャッジを繰り返しているなんて・・・意味不明だったから🤔
お客様の中にも、このころの私と同じような状況の方もよく見かけます。
過去の私同様、自分がそのような状況にあることにまず気づけないと・・・自分が抱えている問題解決や現状改善につながりません。
気づくきっかけは、他者からの指摘によることも多いのではないでしょうか。
日常では・・・家族や友人など近しい間柄の人たちからの一言かもしれないし、上司からの言葉かもしれない。または自発的に受けたセッションや占い、講座、セミナーの中での誰かの一言かもしれない。
いずれにせよ、今まで通りの日常を送るだけでは・・・自分でそれに気づくのは難しいと思います。
自分にはジャッジグセがないと思っている人も自覚している人も・・・
抱えている問題を解消したい、現状を変えたい、もっと人生良くしたいなら・・・日頃の自分の思考や行動に意識して注意を払い、無意識にジャッジを繰り返していないかチェックしてみましょう🙌